介護経験者が語る!介護職への転職がお勧めな6つの理由
突然ですが質問です。
介護職に対してどんな印象をお持ちですか?
たくさんの方は、どちらかといえばマイナスなイメージを持ってる人が多いかと思います。
世間的に風当たりの強い介護職。
「キタない・キツい・給料安い」と言われている介護職ですから、無理もありません。
私は未経験で資格なしから介護職を始めて今年で5年目になります。私も最初は介護職に対して不安を抱いていましたが、今では楽しく働いています。
もし今、何か仕事を探している人がいるなら、ぜひ介護職をすすめたいと思っています。
皆さんは今の仕事に満足していますか?自分の経験したことのない仕事に就いてみたいと思いませんか?
もしも「介護職」という仕事に少しでも興味があるなら、ぜひ私の話を聞いて欲しいです。
これから「介護職がお勧めな理由」「なぜ介護職がおススメなのか?」という話を書いていきます。
介護職への転職がお勧めな理由1 介護は求人が多く仕事がとても探しやすい
まず最初に言いたいのはこれ。
「介護は求人が多く仕事がとても探しやすい」ということ。
テレビや新聞の言う通り、介護職は現在どこの施設もたいてい人手不足となっています。
これをマイナスとしてとれば「大変だなぁ」と思いますが、逆に言えば「就職しやすい」ということでもあるんです。
これは就職した「後」でも大きなメリットになります。なぜかというと、万が一職場を離れなきゃいけない理由ができても、また介護の仕事を探すことができるからです。
例えば夫が転勤するとなった時。
住む場所が変わったとしても、介護職の経験があればどこにでも就職することができます。どこに行っても介護の仕事に就けるということはとても安心できますね。
また「この職場は自分には合わない」と思った時にも一旦職場を離れ、新たに介護の仕事を探せば良いのです。
目次
実際、私も職場の体制や人間関係が合わずに一度職場を変えました。
このように介護職は一度経験さえすれば、どこに行っても働くことができます。ようは「食いっぱぐれ」がない職業です。
介護職への転職がお勧めな理由2 介護資格があれば、日本国中、どこにいっても生活できるようになる
私はある意味、介護職は「セーフティネット」と考えています。
日本国内どこにでも、そしていくらでも介護の求人はある。
昔の私は「将来どうなるのか」と不安だらけでしたが、今は介護職があればどうにでもなるので安心して生活できます。
何が起こるか分からない人生において、介護職は人生の「セーフティネット」です。
介護職への転職がお勧めな理由3 30代・40代で未経験でもできる!
もしここまで読んで「介護職は気になる・・・でも年齢が高いから私にはできない」と思ってるなら、その心配は不要です。
介護職は30代・40代でも介護の仕事に就くことができます。
しかも未経験でも大丈夫。
なぜそう言えるかというと、私がそうだったからです。
私が介護の仕事に就いたのは40歳手前頃。
それでも今、しっかりと勤めています。
確かに年齢を重ねていくと未経験で新しい仕事につくのは不安ですよね。
私も最初は正直不安でした。
でもやる気さえあればどうにでもなるんです。実際私もやる気だけでここまで来たようなものです。
だから30代・40代でも大丈夫。そして未経験でも大丈夫。やる気さえあれば本当に大丈夫です。
介護職への転職がお勧めな理由4 むしろ30代・40代が職場の中心
なぜここまではっきり言えるかというと、職場の人たちは30代・40代が中心だからです。しかも半数近くの人は未経験から始めた人達です。
介護職はよく「大変な仕事」と言われますよね。確かに大変です。精神的にも、体力的にも。
でも、それでもやっていけます。
精神的なものは勤めているうちに慣れてきますし、そのうちストレスの溜めないコツなんかも分かってきます。体力面も同じ。身体の上手い使い方が分かってくると、ぐっと身体への負担が減ります。
50代の職員が同じ業務をこなしていますが、あれは身体への負担をうまく減らしているからなんです。
介護職は確かに楽な仕事ではありません。
でも工夫や経験次第で「キツくない仕事」にすることができます。
だからもし、介護職に興味があっても「介護職は大変だから私はできない」という理由で諦めるなら、すごくもったいない。
介護職は自分の努力次第でしっかりと勤め上げることができる職業です。
介護求人選びのコツ
インターネットで介護の求人を探せば分かりますが、介護の求人はたくさんあります。先ほども書きましたが、どこの地域でもある程度の求人は存在します。
しかしどの求人でもいいとは限りません。自分に合った求人を探し、そこに就職することが大事です。
介護の求人を探す場合、主な項目はこの3つです。
「どんな介護施設に就きたいか?」
「給料をたくさん稼ぐことができるか?」
「自分のライフスタイルに合っているか?」
まずあげるのが「どんな介護施設に就きたいか?」ということ。
介護施設にも様々な種類の施設があります。
お年寄りが通いながら有意義な時間を過ごしてもらう「デイサービス」や、家庭での生活を目指すための「介護老人保健施設」など、本当に様々です。
そして施設によって業務内容が異なってきます。
なので、最初に自分が勤めてみたいと思う施設を決めておきましょう。
次に「給料をたくさん稼ぐことができるか?」。
もちろん誰だってお金はたくさん稼ぎたいですが、仕事を続けることができなきゃ意味はありません。
もしできる限りたくさんお金を稼ぎたいなら、夜勤手当のある職場を選ぶことになります。逆にそこまでお金には困ってなくて、それよりも育児と仕事を両立したい、ということであれば夜勤をしなくても良い職場に勤めるといいと思います。
最後に「自分のライフスタイルに合っているか?」ということ。「給料をたくさん稼ぐことができるか?」の話とかぶるんですが、家庭の事情で夜勤をすることができない人もいるかと思います。
そういう方は夜勤のない職場を探すか、それか面接時にその旨を伝えなければいけませんよね。
人によってそれぞれ自分に合ったライフスタイルがあるはずです。今の自分のライフスタイルを見つめ直してから求人を探すと良いかもしれません。
求人を探す時には「とにかくお金が欲しい」という考えだけではいけません。しっかりと自分に合った求人を見つけましょう。
そしてできることなら見学に行って下さい。同じ介護職でも職場によって全く雰囲気が異なります。分からないなりに職場の雰囲気を感じながら、自分に合いそうな職場を見つけてください。
介護施設に勤めるなら、近くがいい?遠くがいい?
また先ほどの話と少しかぶるのですが、介護職に興味のある人に「介護施設に勤めるなら、近くがいい?遠くがいい?」と聞かれることがあります。
もちろん近い方が良いとは思います。職場が近い分通勤時間を他のことに費やすことができるので。
ですが、あえて遠くの職場を選ぶ人もいます。なぜかというとプライベートと仕事のメリハリがつくからです。
私は比較的家から近い職場で働いていますが、その気持ちも分からなくはありません。職場が近いとどうしても仕事と生活のメリハリがつきにくくなります。
また、職場の人とプライベートで会いやすいのも嫌だと思う人は向いてないですよね。
私の意見は近い方が良いと思いますが、この意見も参考にしながら求人を選ぶといいかと思います。
介護職への転職がお勧めな理由5 自信がないならパートから始めてもいい
介護の仕事に就きたいけど「どうしても自信がない」という人はパートから始めてみてもいいかもしれません。パートならそこまで正社員ほどの責任はないですし。
勤務時間帯や勤務日もある程度自分で決めることができる場合が多いです。
また職場の見極めとしてパートに着くのもアリです。実際にパートとして働いて「ここの職場は自分に合いそうだ!」と思ったら正社員として働けば良いと思います。「正社員になれるかな・・・」と思うかもしれませんが、真面目に働いていればどこの職場も正社員になれるはずです。基本的に介護の現場は人手不足ですから。
パートは正社員よりも自由がききます。なのでパートをうまく利用して介護の仕事を経験したり職場を見極めると良いです。
介護職への転職がお勧めな理由6 介護福祉士を取得すれば介護職でも高収入が期待出来る
「介護職は給料が低い」という印象を持った人が多いかと思いますが、すべての介護職が低収入なわけではありません。
介護職には国家資格である「介護福祉士」という資格があります。
この介護福祉士を取ることができれば、職場によっては収入が1、2万円ほどアップします。毎月1、2万円アップするのとしないのとでは、全く違いますよね。
介護支援専門員を取得すれば介護職でも高収入が期待出来る
そしてさらに「介護支援専門員」という資格を取るとさらに給料が貰えます。
求人を見てもわかるはずですが、比較的給料が高いです。
同じ介護職でも高収入を得れるのも夢ではありません。
どちらも介護職の経験年数によって受験資格が与えられます。
パートで働いたとしてもです。
このように介護職は資格がものをいう世界です。資格を取れば給料が増えるのはもちろん、優遇の良い職場に移ることもできます。
それを踏まえた上で介護職に就くか検討して下さい。
介護職がお勧めな6つの理由 介護職のメリットまとめ
介護資格がお勧めな6つの理由 いかがだったでしょうか?少しでも介護職に興味がある人の役に立てれば嬉しいです。
介護職さえ経験すればどこに住んでも収入を得ることができますし、将来の自分の親の介護などいつか役に立つ時が来るかもしれません。
ここまで介護職のメリットを書いてきましたが、最後に言いたいのは「介護職はやりがいがある」ということです。
人の役に立つことができ、感謝される。私が5年もこの仕事を続けることができたのは介護職が「やりがいのある仕事」だからです。
もし少しでも興味があるならパートからでも構いません。
ぜひ介護という職業を経験してみてください。
そしてもし自分に合うと思ったなら、その道を一生懸命歩めばいいと思います。