面接前に施設見学はすべき?介護講師が解説
未経験者であれば応募前に施設見学を勧められることがあります。
施設見学は面接ではないため、二度応募先に足を運ぶことなります。
忙しい方も施設見学を勧められたら断りにくいものです。
しかし、介護面接の前に施設見学に行くべきなのかきちんとした知識を持つことで面接前に迷わずに済みます。
自分にとって施設見学が必要であれば行くべきですし、必要でなければいかなくても良いのです。
今回は応募先に施設見学を勧められて返答に迷っているあなたへ、施設見学に行くことの意味をお伝えします。
自分に必要である情報の場合、ぜひ施設見学に足を運びましょう。
施設見学は求人以外の情報が得られる
施設見学では実際の介護求人に掲載されている情報以外の情報を得ることができます。
例えば介護スタッフの人数や実際の仕事内容も施設見学に行くことでより具体的な内容を理解することができます。
特に未経験者は介護施設についての情報が少ないため、ぜひ見学に行ってみることがおすすめです。
見学時間も20分~30分程度なのでそれほど時間もかかりません。
施設見学は面接でもないし収入にもなりませんが、自分の情報を深めるためにとても役立ちます。
ネットなどで調べて情報を得る方法もありますが、見学に行くことでより鮮明な情報を得ることができます。
施設見学はあなたの都合の良い時間で対応できるため、少しでも時間のある方はぜひ施設見学に行ってみましょう。
施設見学は求人先の中の様子が分かる
前項でもお伝えしたように施設見学は求人先の仕事の様子を具体的に理解することができます。
また、それだけではなく利用者の様子も見ることができるため介護施設についてのイメージをより大きく広げることができるでしょう。
施設内の雰囲気や生活感、清潔感なども施設見学をしなければ理解できません。
施設見学はただ見学をするだけでなく求人先に仕事内容や求人内容についての質問もできます。
そのため、就職後に後悔する可能性も少ないでしょう。
未経験者の中には就職後に求人のイメージと合わないことから早期退職する方も多くいます。
求人先の中の様子が分かると就職への不向きも理解できます。
自分のためにもぜひ施設見学に行って求人先の様子を理解しましょう。
施設見学は面接の際に好印象が得られる
冒頭でもお伝えしたように施設見学は面接ではありません。
見学に行ったからといって採用するものではないのです。
ですが、施設見学は採用担当者から就職への意欲が認められるため面接時に好印象が得られます。
さらに施設見学に行ったことで得たものを志望動機や就職後の目標に取り込むことでより印象を上げて採用へと近付けるのです。
もちろん施設見学に行かないと不採用になるわけではありません。
ですが、他の応募者が施設見学に参加しているとあなたが不利な状況になってしまいます。
場合によってはあなたが施設見学に参加しなかったという理由で、参加した応募者を採用することもあるでしょう。
好印象を得るためにはもちろんですが、あなたが不利な立場にならないためにもできるだけ施設見学に参加するようにしましょう。
面接前に施設見学を勧められたら行くべき? まとめ
未経験者は介護求人先から施設見学を勧められたらぜひ参加することがおすすめです。
参加しなくても採用にそれほど影響することはありませんが、求人先の仕事の様子や利用者の様子などが鮮明に理解できるため必ずあなたのためになります。
私も施設見学に参加する時は正直面倒だと思いましたが、参加することで分からなかった情報が理解できたので本当に行って良かったと思います。
あなたもぜひ時間を作って施設見学へ行き、将来の可能性を少しでも広げましょう。