介護未経験者は要チェック!面接、職場見学の時のチェックリスト
介護未経験者が応募前に職場見学へ行った時のチェックリスト
介護未経験者が職場見学へ行く際、何もかもが初めてであるためただ見学だけをして終わってしまうということがほとんどです。
そのため、肝心なことが理解できないまま妥協して就職をしてしまいます。
しかし、施設見学で何を見てくれば良いのか把握することで自分の向き不向きが理解できるのです。
自分に合った介護サービスに就職するためにはポイントを抑えて施設見学をすることが大切です。
今回は介護未経験者が施設見学へ行く際に大切なことをお伝えしたいと思います。
ぜひ応募する際の参考にして下さい。
面接では介護職の身だしなみに清潔感があるかが大事
施設に面接で行ったり、見学に行った際はまず介護職の身だしなみをチェックしましょう。
利用者と信頼関係を築いていくためには介護者の「清潔感」が大切です。
施設見学の際は以下を参考にチェックしてみて下さい。
1、くつのかかとをふんでいない
2、肩より長い髪は縛っている
3、厚化粧でない
4、アクセサリーをつけていない
5、制服にしわや汚れがない
4のアクセサリーですが、介護職は利用者の皮膚を傷つけてしまうおそれがあるためアクセサリーの着用を禁止しています。
指輪や時計、ピアスを付けている介護職がいたら規律を守っていないことになるのです。
介護職の身だしなみは「仕事への姿勢」にも影響します。これらの身だしなみがきちんとしていれば就職しても働きやすいでしょう。
面接後に職場を見せてもらう時には介護職の表情にゆとりがあるかどうかを✔
施設見学に行った際、働いている介護職の表情を見ることも大切です。
穏やかで笑顔が多ければその施設の介護も利用者の意思を尊重して穏やかに行われるでしょう。
ですが、緊急性もないのに常に忙しそうに動き回ったり、利用者への口調がキツい介護施設は利用者目線に立った介護を行っていない可能性があります。
利用者目線に立てない介護施設は職員の人間関係も悪いため考え直した方がいいでしょう。
また、利用者に「うるさい」、「早くして」など暴言を言う介護サービスは応募を考え直した方がいいでしょう。
例え給料が良くてもあなたが介護職として成長できません。
介護職と利用者の交流が多い
介護職と職員の交流が多い介護サービスは良質な支援を行っている証拠です。
介護職の仕事として「利用者の生きがい作りの支援」があります。
あいた時間に利用者とコミュニケーションを取ったり、歌を歌ったりする介護施設は利用者の生きがい支援が整っている介護施設です。
介護職の目的も果たしているため信頼を持って応募する価値があるでしょう。
反対に介護職がみんな業務に追われていたり、利用者方に話し相手がいなく放置状態の介護施設は質の低い介護施設だと思います。
施設や介護職員のあり方として、「いかに利用者目線に立った支援を行っているか」が大切です。
施設見学の際は「職員と利用者の交流があるか」という視点で見学するようにしましょう。
施設内がきれいに整っている
施設見学へ行った際は施設内の様子も一緒に見ます。その時、きれいに整っているかという点にも注意して見学することが大切です。
洗面所やトイレなどの水まわりをはじめ、食堂や居室がきれいに使われているかなど注意深く観察するようにしましょう。
施設内がきれいに整っている介護サービスは利用者の細かい介護にも配慮できている証拠です。そういった求人先は仕事だけでなく待遇面もしっかりしているため応募先としてハズレではないでしょう。
施設内が整理整頓されていることは「求人内容そのもの」だと思って下さい。全体的に物が整理されていない介護サービスは求人内容の信頼性がありません。下手をすれば虚偽の情報を掲載していることもあるでしょう。
施設見学に行くと求人先の中の様子をより具体的に理解できます。ぜひ施設内の整理具合もチェックして整った環境の求人先を選びましょう。
利用者に清潔感がある
特に未経験者は見学時に施設の環境ばかりにとらわれがちです。初めての施設見学なので仕方ないことかもしれませんが忘れてはならないポイントがあります。
それは「利用者の清潔感」です。一見関係のないことのように思いますが利用者の清潔感は介護がどのくらい行き届いているかを意味します。
例えば髪がきれいに整っている利用者と乱れている利用者がいたとします。どちらの利用者の方が介護が行き届いていると思いますか?
普通の人であれば髪がきれいに整っている利用者の方が介護が行き届いていると感じるでしょう。そのくらい利用者の清潔感は介護者の姿勢と深く関係します。
私が働いていた所ではいつも介護主任が利用者の見た目を整えるように呼びかけていました。どんなに良い介護をしても利用者の見た目が乱れていれば悪い印象を与えてしまうと話していました。
髪だけでなく服の着方や顔に食べ物の汚れが付いていないかなど細かい部分も確認してみて下さい。どの利用者にも清潔感があればその求人先は介護が行き届いている証拠です。
清潔感のある介護施設は待遇も細かい所まで配慮できているためブラック施設がありません。ブラック施設は人員や待遇が悪いため利用者の清潔まで目が行き届かないのです。
未経験者は見学時に利用者一人一人の身だしなみを確認し、介護が行き届いている求人先に応募しましょう。
職員の利用者への言葉づかい
未経験者が意外と見落としがちなのが介護職員の利用者への言葉づかいです。基本的に介護職は利用者へ敬語を使わなければいけません。
よく考えれば高齢者は私たちにとって目上の方なので敬語を使うのは当たり前なことです。もちろん利用者を呼ぶ時も苗字+さん付けが基本です。
しっかりした介護サービスでは利用者を名前で呼ぶことがありませんが中には利用者を名前で呼んだりタメ口で話す介護サービスもあります。
そういった求人先は専門職としての意識が低いため将来的に成長することがありません。単調な仕事をただこなすだけになるため仕事もつまらなくなるでしょう。
介護就職するなら夢を持って前向きに取り組んでる介護サービの方があなたを成長させます。
見学時はスタッフの言葉使いに耳を傾け、マナーある介護就職を手に入れましょう。
介護未経験者は要チェック!面接で職場へ行った時のチェックリスト まとめ
介護求人に応募する前に施設見学に行くのと行かないのではその後の印象が全然違います。
事前に施設見学に行くことで合わない求人ということも分かるのです。
そうすれば就職後に後悔することもなくなるでしょう。
施設見学に行く際は今回ご紹介した身だしなみや職員の表情、利用者との交流などを視野に入れることで見学先の施設の質も見えてきます。
また、利用者が身近に使うトイレや洗面所、食堂、居室が清潔であるかも大切なポイントです。
さらに将来成長していく施設は利用者の声かけにも徹底しています。苗字+さん付けの呼び方や敬語を使った声かけができているかということも確認することが大切です。
身だしなみが整っていない場合やタメ口や下の名前で話しかける介護サービスは単調な仕事しかできません。あなた自信が働いて嫌になるだけなのでそういった求人先はおすすめしません。
質の高い介護サービスで働くことは一人の介護職として大きく成長することができるため、ぜひ今回ご紹介した点に注意して施設見学を行って下さい。
初めて就職した介護サービスは今後の介護職人生に大きく影響します。
質が高く、そして自分に合った介護サービスに就職することはあなた自身を質の高い介護職へとつなげてくれるのです。
施設見学はあなたの介護転職を成功させるために大切なことです。
ぜひ今回ご紹介した内容を意識して見学へ行きましょう!