介護の仕事を辞める人と続けられる人の違い
介護スタッフは誰でもできる仕事ですが誰でも続けられる仕事ではありません。
向き不向きがあるため向かない人はすぐに辞めてしまいます。
しかし、介護スタッフを辞める人と続けられる人の特徴を知ることで早期退職を防ぐことができます。
また、仕事を長続きするコツをが分かれば安心して働くことができるでしょう。
そこで今回は未経験者へ介護の仕事を辞める人と続けられる人の特徴を説明します。
ぜひ介護スタッフを続けるコツを知って将来も長く仕事を続けていきましょう。
介護職を辞める人は仕事のグチが多い
介護スタッフを辞める人にはある共通点があります。
それは、「グチが多い」ということです。具体的に例えると毎日休憩中や隙があるとスタッフや利用者の悪口を言います。
私は5年以上介護現場で辞めていく介護スタッフを見てきましたが、共通することは「グチが多い」ということでした。グチが多い介護スタッフは必ず1年以内に辞めていきます。
職場でグチを話すことは自分の居場所をなくすことにつながります。普通に考えても毎日グチをいう方が5年も10年も仕事が続かないでしょう。グチを言うから仕事が嫌になり、自分で自分を退職に追い込んでいるのです。
就職したらグチを言いたくなることもありますが、仕事を続けたいと思えばグチをチャンスに変えて成長していく姿勢が必要です。
グチを言うと退職への道が開かれます。グチとは縁のない介護スタッフを目指しましょう。
自分から仕事を探す介護職は仕事が続けられる
私の職場で長年働いている介護スタッフはみんな自発的に必要な仕事を探していました。ただ決められたマニュアル通りに仕事を行うのでなく、利用者の求めている事や利用者の幸せな生活を常に追求していました。
未経験者は仕事に慣れるまで自発的に動くことは難しいですが、ある程度仕事に慣れたら自分から必要な仕事を探して発信していく姿勢も必要です。
マニュアル通り、時間から時間までという受け身感覚で仕事をしている方は仕事がつまらなくなり2~3年で辞めてしまいます。
介護スタッフは求人が多いのでそれも一つの生き方ですが、一か所で長く仕事を続けていると色んな発見や学びができるため自分の成長にもつながります。
私は現在介護講師をしていますが、介護スタッフを5年以上続けていたからこそ色んな気づきが学べてこの仕事ができているのだと思います。
将来どんな道が切り開けるか分かりません。ぜひ介護スタッフを長く続けるためにも自分から積極的に仕事を探して学んでいきましょう。
目標のある介護職は仕事が続けられる
介護スタッフを長く続けるために一番大切なのは仕事に対する目標を持つことです。
目標を持っていない介護スタッフは機械的に働いている感覚を抱きます。そのため、仕事に嫌気が差して2~3年で早期退職をしてしまいます。
目標を持つためには「何のために介護スタッフをしているのか」をもう一度考えてみることが大切です。この仕事を目指す時、あなたの中で何かしらの夢や希望があったはずです。
どんなに小さな目標でも構いません。「○○ができるようになる」、「○○を覚える」など、自分にできることから目標にするだけで仕事に対する見方が変わります。
介護スタッフの仕事は幅広いためいくらでも目標を作ることはできます。
未経験者は就職後にぜひ目標を作って長く仕事を続けましょう。
介護の仕事を辞める人と続けられる人の違い まとめ
介護スタッフを辞める人と続けられる人の大きな違いは学ぶ姿勢だと思います。
自発的に仕事を探したり、目標を持っている方は仕事が充実するため自然と長続きします。
反対にマニュアル通りで受け身的に働く介護スタッフは必然的にグチが多くなり仕事が長続きしません。
これから介護スタッフを目指す方はぜひ目標を持って、自発的に仕事が探せるスタッフを目指して下さい。