人間関係で辞めたい!現役介護からのアドバイス
辞めたい!
介護士は人間関係で疲れる事が多い仕事です。
介護の職場には結構陰湿な人がいます。
実際にイジメの被害にあっている、またはイジメの現場を見たことのある人って意外と多いですよね?女性の多い職場である以上陰湿な人間関係はなかなか終わることが難しいと思います。
今回はそんな中で実際にどんなことが起こりやすいのか、またそのことに対する対策などを考えていきたいと思います。
介護の仕事にイジメはつきもの?職場でのイジメ実例
冒頭にも書きましたが、介護の仕事は女性の多い職場です。
ゆえに女性特有の人間関係のこじれなどもあるでしょう。
自分がそういったことが好きでなくとも自然と巻き込まれる形になっていくことがほとんどですよね?
介護現場でのいじめで起こりやすいのが、「複数人で一人に対して陰で悪口を言う」「特定の職員に対しわざと威圧的な態度をとる」「新入職員に対し、ろくに仕事を教えないまま文句を言う、またはうその仕事内容を教え注意を受けているのを見ながら喜んでいる」以上の3点が非常に起こりやすい介護現場でのイジメです。
この三件に関しては実際に私も何度も目撃してます。
しかし、なぜか一定期間が過ぎると別の職員にシフトチェンジする場合もあります。
「複数人で一人の職員の悪口を陰で言う」これは職場だけでなく、学生の頃も何度も目撃しているいじめの代表格のようなものでした。
しかも、わざと対象の職員が見える位置で少し聞こえるか聞こえないか程度の声量で話をしています。
「わざと高圧的な態度をとる」では職場に長く勤めている職員から自分より年数の低い職員へよく行われます。
「新入職員に仕事を教えない・うそを教える」ですがこれも長く勤めている職員が新入職員に対して行われます。
いずれも被害者は肉体的よりも精神的にダメージを負い、しかも他人がぱっと見ただけではわかりにくいため被害者は非常に苦しい思いをすることになります。
いじめに耐えきれなくなり退職してしまったりした職員も少なくはありません。
実際に何人もの職員が職場での人間関係で退職してしまう。ということが後を絶ちません。
自分が対象にならないために、また自分が対象になった場合どのような態度で接すればいいのか私なりに考えてみました。
どんな人でも最初は未経験者からのスタートです。
数年先に始めたからと言って偉そうにしていたり、ましてや他人を傷つけていい理由にはなりませんよね。
辞める前に!イジメへの対策と反抗方法
先に書いた3つを例に対策をしていきましょう。
始めに一つ「複数人で一人に対して陰で悪口を言う」ですがこちらは思い切って本人たちに「私が何かしましたか?」と聞いてみるのもいいかもしれません。
またそんな勇気ないし更に悪化してしまったら嫌だしと考える方もいるでしょう。
しかし、何か行動を起こさなくては一向に変わることもありません。
いじめが原因であなたが退職する必要は一つもありません。
堂々としていましょう。
それでも改善しない場合上司に相談するのがいいでしょう。
2つめ「特定の職員に対しわざと威圧的な態度をとる」ですがこちらの場合本人たちに直接接するよりも最初から上司を頼りましょう。
一度そのことを打ち明ければ上司も気を配ってよく見てくれるのでまた高圧的な場面が見られれば注意され、徐々にやりにくくなりやがて収まるかと思います。
被害者はその間その人の話を聞き流しておいた方が良いでしょう。
これは自分に精神的苦痛を与えないためです。
3つめ「新入職員に対し、ろくに仕事を教えないまま文句を言う、またはうその仕事内容を教え注意を受けているのを見ながら喜んでいる」こちらの場合、注意されたその時点で「○○さんがこうするようにいっていました」とすぐに言ってください。
あなたが謝る必要はありません。
しかし、会社によっては意見を聞き入れないところもあると思います。
その場合、退職の準備をしましょう。
その会社はそういう方針です。
人の意見に流されずに見て覚えろというタイプです。
介護の仕事は人間相手の仕事なので機械のように行動が決まっているわけではありません。
見て覚えたところで利用者の状態、体調は日によって変わるので見て覚えろは不可能です。
早めに退職し、しっかりと教育してくれる会社へと転職した方がいいですね。
辞めたい!って思う感情の方が正しいのかも?人間関係が悪いなら転職を
職場での人間関係全てにおいて言えることですが、何も行動しなければ何も変わりません。
しかし、行動しても変わらないどころか悪化する場合もあります。
その場合は転職を考えるのも一つの手段として考えるのもいいでしょう。
これはあなたが逃げるのではなく見切りをつけるのです。
上司に相談しても改善されないどころか悪化してしまう。
それは上司が部下をまとめる力がないからです。
あなたがそこに何年も務めていったとしてもなんの技術も得られません。
忍耐力のみが身に付きます。
一方しっかりとした研修システムがある会社では介護の仕事をしていくうえでの重要な知識、技術を身につける事が出来ます。
その方が利益なのは確かです。