介護パートでも残業あるの?介護講師が解説するよ!
介護スタッフは人間相手の仕事になるため定時に終わることがまずありません。
そのため、介護パートでも当たり前のように残業はあります。
しかし、介護パートは工夫次第で残業なし、もしくは少ない状態で働くことはできます。
私の周りでもほぼ定時で帰るパート勤務者はたくさんいるため安心して下さい。
今回はこれから介護パートに就職しようかお悩みの方へ、介護パートの残業に関するお話をしたいと思います。
この記事を読んで介護パートの残業知識を深め、定時で帰れる工夫をしましょう。
介護パートは仕事にキリが付いたら帰る
介護パートは正社員ほど残業をすることはありませんが仕事にキリがつかないと帰ることができません。
介護スタッフの仕事終わりは基本的に利用者介護の節目になります。中でも多いのが排泄介護終了後に仕事が終わることです。
つまり排泄介護にキリが付かないと仕事が終わらないということなのです。
ですが定時で上がる方法あります。
それはあなたが機転をきかして早く仕事を行えばいいだけです。
最初は仕事を覚えるので大変かもしれません。ですが3カ月もすれば大分要領良く仕事もできます。
「どうすれば効率良くできるか?」、「どうすれば動きに無駄がなくなるか?」ということを常に考えて行動することが大切です。
そうすれば「キリがついたら・・」と考えることなく定時で上がることができるでしょう。
ウソのように思いますがこれは本当に話です。私のいた施設でも効率良く動くことで定時で帰っていた介護パートはたくさんいました。
行動するかしないかはあなた次第です。
介護パートは状況に合わせた残業もある
介護パートはいくら定時で上がれたとしても状況に合わせた残業もあるということを忘れてはなりません。
例えばナースコールが鳴っていて他のスタッフが対応できない時、パート勤務者が対応することがあります。
また、他のスタッフが一人ではできない介護を手伝うことによる多少の残業もあります。
だからといって毎日残業が行われるわけではありませんが、こういったやむを得ない残業があることも心しておくことが大切です。
介護スタッフはギブアンドテイクの世界です。お互い助け合って仕事を行わないと円滑に進めることができません。
介護スタッフをしているとなかなか気付きませんが、実はあなたの大変な時に色んなスタッフが手伝ってくれています。
いつも感謝の気持ちを忘れず、そして周囲が大変な時は相手の気持ちになって手伝うことが大切なのです。
状況に合わせた多少の残業もあるということも忘れずにいましょう。
介護パートは欠勤者がいると残業がある
介護パートはどんなにがんばっても改善できない残業もあります。
それは欠勤者が出たことによる超過勤務です。超勤は滅多にありませんがまったくないわけでもありません。
正社員は早番や遅番などの変則勤務をしているため超過勤務をすることが難しいですが、介護パートは変則勤務がない又は少ないために超過勤務を任されることが多いのです。
そのため、介護パートをお考えの方はこういったやむを得ない事態を考慮しておく必要があるでしょう。
介護パートでも残業あるの?介護講師が解説するよ! まとめ
介護パートは仕事にキリが付かないと定時で上がることが難しいものです。
ですが、自ら効率良く仕事を行い全体の動きを早めていけば定時で帰ることが十分できます。
また、介護業務は複数のスタッフの協力により行っています。相手が大変な時に手伝うという「状況に応じた残業」があることも忘れてはいけません。
さらに介護パートは日勤勤務や短時間勤務が多いため、欠勤者が出た場合に超過勤務を行う可能性もあります。
こういった自分の努力ではどうにもできない残業があることも忘れてはいけません。
それでも介護パートの残業時間はせいぜい10分から15分程度です。定時で帰りたい方は少しでも効率よく動けるように努力していきましょう。