介護職の為の腰痛対策 ストレッチ
ストレッチというのは、伸ばす運動の事です。
ストレッチをする事で介護者の疲労を回復させる事ができます。
この図のストレッチは、私もよくやっています。トイレ介助をする時、待っている時間に施設の手すりを持ってやっています。
図では前が机になっていますが、別に机でなくてもつかまれる物であればなんでもかまいません。いつでもどこでもできる腰痛対策ストレッチ方法ですね。
多くの人が腰痛が原因で介護を辞めていきます
私が働いている介護現場で10年以上働いている施設長代行が言っていました。
「多くの同僚が腰が痛いと言って辞めていきました。だから毎朝、ちゃんと体操していきましょう。」
こんな風に言っていました。
私はそれを聞いて、ああ、やっぱり腰痛が原因で介護職を辞めてく人は多いんだ…って思いました。
腰痛対策はその日のうちに!っていう考え方が大事
今度の休みにマッサージに行くから、別に仕事中はストレッチしなくていいや、という考え方ではなくて、介護の仕事やってて、作業の合間にとか。休憩時間中に、ちょっとストレッチ、っていう感じで合間時間、隙間時間でストレッチしていくのがいいです。
筋肉の張りがあるなぁとか、凝ってるなぁって思ったらやるといいですね。
ストレッチのコツ
伸ばす箇所を意識してやる。たとえば上記のたったまま後ろ手で足を持つ図のストレッチの場合、太ももの前側の部分の筋肉を伸ばすストレッチになります。その部分を伸ばす事をイメージしてやるのがいいですね。
伸ばしてから20秒~30秒ストップする
ストレッチで効果を出そうと思ったらゆっくりやるのがコツです。5秒位でやめてしまうのではなく、伸ばした状態を30秒続けるようにするのがベストです。
私自身、介護の仕事をはじめて2年になります
最初の1年目は正直腰痛になりました。
ストレッチや作業時に腰を落とす事を意識していなかったからです。
ですが、ストレッチを意識してやる事で腰痛になる事が少なくなりました。
腰痛になってしまった時はコルセットを買ってつけるのがいいです。
腰痛にならない為に作業方法も大事ですが、介護を続けていく為にはこういったアイテムもとても大事です。
そのアイテムのおかげで仕事を続けていけるのでしたら、トータルで考えれば安い投資だからです。
介護職を続けていくためには、普段から姿勢を意識して生活してく事も大事
上記の腰ベルトのサイトでも書いてますが、普段から腕を両腕を後ろにして胸を張った姿勢を意識してやっていくのがいいですね。