面接で落ちない為のポイント!30代40代で介護職へ転職をする場合
30代、40代で介護へ転職をする場合は面接でこういうアピールをすればいい!
ここで働きたい!と思う介護施設が見つかったら、次は面接ですね。
ここでは、30、40代の方が面接でアピールしたらよいと思うことをお伝えします。
介護職へ転職で面接時にアピールすべきこと
介護職員の退職理由にヒントがあります。
介護施設は30代以上で新規就職される方も多いですが、比較的すぐに辞めていかれる方がいるのも事実です。
1年以内で退職した人の理由ベスト3
私は数年間介護施設で働いていましたが、1年以内に退職した人の退職理由で多く見聞きしたのは以下の3つです。
1.介護業務の実際にギャップを感じた
2.体力的にきつい
3.人間関係
でした。
採用する側からすれば、すぐに辞めてしまうかもしれない人は採用したくないはずです。
そこで、よくある退職理由の逆をアピールし「私はすぐには辞めないぞ」と相手に伝えるのが効果的なのではないでしょうか。
1.介護業務の実際にギャップを感じた…こう言われて採用側は辞められたわけですから、その問題をクリアしたいと採用側は考えているはずです。このイメージギャップの問題についての対策はまるごとの介護に興味あることをアピールするといいです。
「日当たりの良い窓辺で過ごすおばあちゃんとそれを見守るスタッフ」
介護のイメージとしてよく見る写真です。
このイメージのまま働き始め、「介護ってのはおばあちゃんとお話してご飯を運ぶだけかと思っていた」と言った新人さんの話を聞いたことがあります。
働き始めてからおむつ交換にショックを受けて退職を考えたそうです(その後ギャップを乗り越えて立派な職員になったとのこと)。
極端な例ですが、介護の仕事の実際を知らないまま就職してしまうのはすぐに辞めてしまう原因にもなります。
面接時に介護のやりがいとして「利用者さんとの交流」を挙げるのはよいのですが、そればかり強調するのはよくありません。
「この人介護のイメージが表面的すぎて、ギャップですぐ辞めるかも」と思われるかもしれません。
アピールすべきなのは、「排泄・入浴の介助や気の抜けない見守りも含めて、利用者さんの生活を支えていくイメージを持っていること」です。
食事介助では食べこぼしもありますし排泄介助ではうんちやおしっこを片付けることもあり、一般的には汚いと思われる場面もあります。
窓辺のおばあちゃんを見守るスタッフもただほっこりしているだけではなく、フロアのほかの利用者さんの様子にも気を配っているはずです。
面接では、介護士になったら利用者さんの生活のあらゆる面(楽しいことも汚いことも)に関わる心の準備ができていることをアピールすると良いと思います。
家族の介護経験やボランティアでの介護一日体験などがあると説得力が増していいですね。
介護へ転職をする場合の面接では元気さをアピールしよう
体力には自信あり!とまではいかなくても、元気そうに見せた方がいいです。
体力面の問題も退職理由になります。
確かに介護にはある程度の体力が必要で、面接では「この人は体力的に大丈夫そうだな」と思ってもらう必要があります。
といっても私の施設では60代の方でも元気にフルタイムで働いていたので、人並みに健康であることをアピールすれば大丈夫だと思います。
もちろん体力自慢の方は大きなセールスポイントになります。
どれくらいの体力が必要かはデイサービスなのかグループホームなのか特養なのかによっても違いますし、施設側の設備投資で職員の負担を減らしているところもあります。
この辺りは面接先と要相談ですね。
介護へ転職した後もやっていける協調性をアピールする
介護はひとりでやる仕事ではなく、基本的にチームワークです。
施設では特に、その日の出勤者が役割を分担して、連絡を取り合いながら働くことになります。
人間関係にヒビが入ると仕事もこなせませんし、すぐに辞めてしまう理由にもなります。
介護職として働きたいなら協調性も大事です。
新人として入っていくのであれば、謙虚に学ぶ姿勢があることをアピールして「職場に定着してくれそうな人」と思わせましょう。
30、40代だからこそアピールできること
30、40代の方は仕事や家族などの経験が豊富だと思います。
「接客経験」「子育て経験」などは立派なアピールポイントです。
私が働いていた介護施設でも40代で転職してきた人がすぐに利用者さんからの信頼を勝ち取ったのを見て、「あの人もともと小売業だったらしいよ」「やっぱり接客のプロやねぇ」というよい噂が立っていました。
ここではよくある退職理由から面接時のアピールポイントを考えました。30,40代の人はさらに自分だけのアピールポイントを足して、面接頑張ってください!