面接官の心をつかむ!介護の面接でPRすべき3つのポイント
面接は緊張の連続です。
何をアピールすればいい?自分に何ができるかわからない、面接官は、たくさんの入職希望者を見てきています。
そして彼らは会社にとって戦力になる人材の確保をしたいと思っています。
評判の良い介護施設の面接は、採用枠も少ないため狭き門となることもあります。
PRすべきポイントを押さえれば、質疑応答に四苦八苦することを防ぎ、他の面接希望者と差別化も期待できます。
今回は、実際に介護の人事に携わった元面接官が教える面接官の心をつかむPRすべきポイントを3つにまとめてご紹介します。
介護の面接でPRすべき:志望動機
志望動機は、しっかりと話すべき内容を固めてから面接に臨みましょう。
あなたが、どのセクションを希望していても必ず聞かれる質問です。
志望動機は面接の前半で聞かれることが多く、その後の流れを決める質問といっても過言ではありません。
「役に立ちたい」「やりがいのある仕事に就きたかった」だけでは面接官に印象付けられません。
ここで重要なのは、あなたの言葉で伝えることです。
具体的なエピソードやニュースや日々の出来事を交えてもよいでしょう。
面接までにまとめておくべきポイント
- 介護になぜ興味をもったのか
- なぜここの施設を希望したのか
履歴書でも志望動機欄で印象つけるポイントがあります。
ぎっしり書けば、意欲的にみえると思いがちです。
しかし、ぎっしり文字を書くことより、相手にとって読みやすい文体で必要な内容を厳選し具体的に書くことに努めましょう。
また、可能な限り数字や時期を盛り込むようにしましょう。(例えば、✕「--- すぐに評判になりました」 ○「---3か月で売り上げが前年比5%向上しました」など)これはあなたが物事を整理して具体的に伝える力があることを採用担当者にアピールすることにもなります。
また、例を挙げれば、「~で、~、そして~」のように、ひとつの文章が長いと最も言いたい部分が伝わりづらくなってしまします。
一文を短めにし、主語と述語が(たとえ、主語が省かれている場合でも)明確に伝わるかチェックしましょう。
改行して文章全体を読みやすくするのも有効的です。
志望動機のポイント
- あなたの言葉でかきましょう
- 具体的な数字や時期は説得力がある
- 読みやすい長さであることも大切
- 相手に共感・関心される内容か
- オリジナリティーが感じられるか
介護の面接でPRすべき:姿勢
あなたは、自己分析をしたことはありますか?
自己分析では主に
(1) 自分の性格や特質
(2) 仕事に対する熱意
(3) 将来の目指したいこと
などを自分なりの表現で答えれるようにします。
面接で、オリジナリティを感じる回答は印象に残ります。
自己分析をすれば「入職後は、どんな仕事をしたいですか?」という質問や「介護のイメージを教えてください」という質問にも答えやすくなります。
施設の方針とあなたの特質が合致すればよいのです。
入職した自分の姿をイメージするとわかりやすいですね。
自己分析を利用し、自分の特質を活かした回答をするとよいでしょう。
未経験の業界だからこそ、入職後の自分のイメージや今後の介護士しての目標は、初心として大切です。
現実は、うまくはいかないとわかっていても面接官は、前向きな姿勢を高く評価します。
介護の面接でPRすべき:質問内容
実際にみた、面接官の質問をご紹介します。
「介護保険についてどう思いますか?」
「介護は、どんな仕事だと思っていますか?」
「入職して、先輩介護士の介護方法に違和感(このやり方は間違っているのではないか)を感じたらあなたはどうしますか?」
これらは、あなたが介護士として知識があるか、と同時にあなたの回答力もみています。
ここでアピールするならば、質問の答えにあなたの見解を2~3つ程度つけて答えましょう。
現場でも先輩介護士の指示を待つだけの介護士より、自分の意見を持ち周囲のアドバイスを取り入れながら仕事をすすめる人のほうが、戦力になる確率が高いからです。
面接官の本音
面接官は、前職からの逃げで介護業界に来たのではないか
という事もチェックしています。
熱意を持って介護業界にくる方もいますが、「介護なら誰でもできる」「育児の延長」「やりたい仕事がないから」と安易に介護職に就く方が少なからずいます。
面接官は、この点を危惧しています。
安易な気持ちで入職し、予想以上の労働にリタイヤする方は後を絶ちません。
ほとんどが半年以内に退職するか、連絡が取れなくなります。
これでは、施設側が新人教育にかけた時間も無駄になってしまいます。
あいまいなイメージや返答では、本当に介護に興味があって入職を希望しているのか疑われてしまうことにもなりかねません。
面接を受けるにあたっては、介護業界の最近の話題(問題点などを含めて)やその施設の方針などの下調べは十分にしておきましょう。
そして自信をもって熱意をPRしてください。
面接官の心をつかむ!介護の面接でPRすべき3つのポイント まとめ
面接官の心をつかむ、介護の面接でPRすべき3つのポイントはいかがでしたか?
事前に、話したいことを自分なりの言葉で整理できると説得力が変わってきます。
ここで、ご紹介した自己分析や自己PRは、あなたの自信にもつながる手段です。
意欲ある姿勢は、評価されます。
自信を持って介護の面接にチャレンジしましょう。