パートでもケアマネジャーはできる?介護講師が解説するよ!
ケアマネジャーは複数の利用者宅へ訪問したりミーティング等も多いことからパート勤務だと時間の調整が大変です。
そのため、ケアマネジャーが働く居宅介護支援事業所では正社員ばかりを採用しています。
パート勤務だと時間の融通ができないためです。
しかし、ケアマネジャーは取得者が少ないことから希望をすればパート勤務をすることができます。
さらにどこの介護サービスでも必ず必要とされる資格なため、一生就職には困らないのです。
今回はケアマネジャーに興味のある方や将来ケアマネジャーのパート勤務を目指す方へ、パートケアマネジャーの魅力と特徴をお伝えします。
ぜひこの記事を読んでケアマネジャーを目指すきっかけにして下さい。
ケアマネジャーは求人に困らない
冒頭でもお伝えしましたがケアマネジャーは取得数が少ないためパート希望でも就職口はたくさんあります。
特に腰痛を持つ方や体力に自信のない方の再就職先として人気があるのです。
同じパートでも介護スタッフは早番、遅番などの変則勤務がありますが、ケアマネジャーは介護業務を行わないため変則勤務がありません。
そのため、子どもが小さい主婦も家庭と両立しやすい環境で働けます。
また、土日定休がほとんどなので家族とも予定を立てやすいでしょう。
ケアマネジャーの就職先は介護施設、居宅介護支援事業所など様々であるため自分の生活環境に合った場所に就職しましょう。
ケアマネジャーのパートは残業も覚悟しよう
ケアマネジャーの主な仕事は利用者の介護計画を作成することですが、訪問やミーティング、福祉サービスの連絡調整なども仕事としてあります。
仕事内容も多岐であることから多少の残業は覚悟する必要があるでしょう。
もちろん正社員ほど残業することはありませんが毎日必ず定時で上がれるものでありません。
また、ケアマネジャーは担当制で動くため誰かが代わりに受け持つことができません。そのため、仕事をやり残せば時間外か翌日に行うことになります。
パートケアマネジャーが残業を少なくしていくためには効率良く仕事を行っていくことが大切です。
ケアマネジャーのパートは高時給
介護スタッフの平均時給が850円なのに対してケアマネジャーの平均時給は1500円と差があります。
ケアマネジャーが高時給の理由は高度な専門性を必要とするためです。
利用者の介護計画は素人目線では作成できません。要介護等の支援に対する高い専門性が必要となります。
また、利用者に変化があった場合も他職種と連携して援助方針を考えていくことから対応力への柔軟性も必要となります。
こういった高い専門性と対応力を必要とすることからケアマネジャーのパートは高時給なのです。
専門職なので簡単な仕事ではありませんが、今まで培った介護経験の応用ができるためとてもやりがいのある仕事です。ぜひ自分に見合った高時給をパートケアマネジャーで実現させましょう。
介護求人をみていて、一つだけ全然違う待遇なのがケアマネの仕事です。
内勤で、愛想よくしていれば仕事も安定していて、介護系で最強の職業だと思います。
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パートでもケアマネジャーはできる?介護講師が解説するよ!まとめ
ケアマネジャーは介護サービスで必ず必要とされる資格です。
パート希望者でも取得者が少ないことから就職に困ることがないでしょう。
さらにパートケアマネジャーは高い専門性を持つ仕事であるため介護サービスよりも高時給であることが特徴です。
パートケアマネジャーは介護スタッフとは違い、受け持ちの仕事が決められているため状況によっては少しばかりの残業があります。
少しでも定時で上がるためには効率良く仕事を行うことが大切です。
ケアマネジャーは介護スタッフとは違い身体介護を行わないため将来も長く働くことができます。
介護業界で高い専門性をいかしたい方、土日休日で家庭を大切にしたい方はぜひパートケアマネジャーを目指してみてはいかがでしょうか?