介護士の退職理由1位は給料が安い事!では高い給料で働くには?
夜勤専門で働くという選択肢
夜勤のみの勤務形態で求人募集しているところもあります。
たとえば、夜勤専門正社員で9時間勤務で月収40万という施設もあります。
派遣で、夜勤一回21500円~23000円という給料の施設もあります。
給料の良さとその他メリットも考えると、結構悪くない選択肢だと思います。
夜勤専属のメリット1 人間関係リスクが少ない
介護職ってホント人間関係が厳しい場合が多いです。小規模施設ですと、1人で夜勤帯を見る場合があります。そうなると、人間関係ストレスがかなり低減されます。
夜勤専属のメリット2 入浴介助がない
入浴介助がない!これ、デカいですよね。今介護職をやっている方ならわかっていただけると思いますが、
入浴介助ってすごく大変ですよね。
見たくもない老人の陰部を見たり、老人の陰部をタオルで拭いたり…、着脱している時に放尿されたり排便されたり…、またかがむ事も多いので腰の負担もキツいです。
介護職で入浴介助が嫌という人は多いです。
私も実は入浴介助が嫌という人の一人です。
まぁ、嫌だと言っていても、入浴介助の日は来るので、やるしかないのでやってますが。
入浴介助の業務が始まる前は嫌だけど、始まってからは別に嫌じゃなくなります
正直、ゆっくりとご老人の方と1対1で話せるのでその意味ではいいです。
ただ、介護職についてから1年目は、本当に入浴介助が嫌でした。
介護職で入浴介助が嫌という人は多い~介護職で入浴介助が嫌という人はどうすればいいか? | 介護なら未経験でも就職できるよ
入浴介助業務が始まってからは、もうやるしかないって思ってやってるので、別に嫌じゃなくなりますが、やる前は嫌だなぁって思うので、やっぱり深層心理では入浴介助嫌だなぁって、私の場合は思います。
私と同じように入浴介助嫌いな人、結構たくさんいらっしゃると思います。
そういう方にとって、夜勤専属のメリットの入浴介助がないっていうのは結構大きなポイントだと思います。
夜勤専属のデメリット 夜勤専属って体力的にキツいんじゃないの?
日勤正社員でも給料アップ制度の適用を受けれる位に仕事ができるようになれば、薄給ではなくなる
介護職の給料アップの為の認定制度を導入している施設もあります。
近年始まった試みで、施設内で、仕事のスキルに応じて給料をアップさせる、という試みです。
就職先さえ選べば、介護は薄給ではない!
現場の介護職でも、施設内の認定制度で認定されれば年収がアップします。
実際に、認定制度で上の方になると、年収560万円という人もいます。
介護はお金じゃないっていう人は多いですけど、やっぱり仕事である以上、お金っていう要素はとても大きいと思います。それこそ、お金の要素が一番大切!っていう人もたくさんいらっしゃると思いますし。
給料が高い職場では、離職率も低い
給料が高ければ、仕事を続けていこう、っていう人は多いです。
介護求人を探す時、ブラック企業を回避する方法について書いている、やってみてわかった!介護求人の効率的な探し方も良かったら読んでみてください。
未経験から3年間勤める→介護福祉士資格を取って給料アップ!
介護福祉士資格は福祉関連の中でも超人気の資格です。
介護の仕事というのは無資格未経験でも正社員として就職したり、パートで働き始めることもできますが、それでもみんな3年働いた後に介護福祉士資格を取ろうとします。
介護福祉士資格があると、施設は介護報酬面で100%の報酬が得られるからです。
介護未経験者を採用して働いてもらう場合、国から降りるお金は減額された状態です。ですが、介護福祉士を雇うと、介護施設には減額されない状態でお金が入ってきます。
ですので、介護福祉士以上を採用します、となっている企業がたくさんあるのです。(もちろん探せば未経験から就業OKという介護施設もたくさんあります。)
介護の資格は本当に重要です。
介護福祉士の資格があれば、給料も変わってきます。
手当てが月5千円から1万円違ってくるのです。
介護福祉士は、登録することで、国から介護の専門家として認定される事になります。
やはり介護を受ける人や、その家族からの信頼度が違ってきます。
また、再就職が有利になるのが介護福祉士資格です。
この資格があれば人が足りている介護施設(今はそんな施設ぜんぜんなくて、どこも人が足りてない介護施設ばかりですが)以外はどこを受けても受かる事でしょう。
それだけ介護未経験と介護福祉士資格を持った人とは違いがあるのです。
これから介護をはじめようと思っている方は、まずは3年勤めて、介護福祉士資格を目標にしていくのがいいですね。
介護福祉士資格は、福祉の現場で働きたいと考えている人には必須資格の一つと言えます。
介護福祉士を取ってから10年勤めれば処遇改善加算で月8万円も給料が上がる
2019年10月から長期(10年)働いている介護福祉士の給料をアップさせる政策が実行されます。
処遇改善加算という制度です。
※画像は厚生労働省HPより
今現在、私が派遣で行っている特別養護老人ホームも、正社員の休日が増えたり、処遇改善加算によって給料が上がるという話が出ています。
これからの介護士は労働条件が良くなっていく事が予想されます。
まさに、介護士はじめるなら、今という事ですね。