将来持ってると必ず役立つ介護資格って何?
これから介護業界に就職を目指す方へ、持ってると役立つ介護資格について解説します。
この記事があなたの資格探しのきっかけになれば幸いです。
介護福祉士があれば必ず正社員になれる
まず最も役立つ介護資格が介護福祉士です。
介護福祉士は現在介護の最上級資格です。
この資格さえあればいつでも正社員として就職ができます。
介護福祉士になるには?
介護福祉士を取得する方法は「実務経験ルート」と「養成校ルート」の2種類があります。
養成校ルートでも卒業後に介護福祉士は取れますが、近年質の問題が重視されるようになり5年以内に国家試験に合格しないと資格の効力が消失してしまいます。
将来講師業や経営業を目指す方は、一度は質の高い教育を受けておいた方が自分も教え易くなるので、養成校で一度はスクールで勉強しておくのがいいですね。
介護福祉士資格は欲しいけど、スクールに行く時間もお金もない!という人は?
実務経験ルートは実務者研修の資格と実務経験3年で取れます。実務者研修は介護業界の経験とは関係なく、いつでも受ける事ができます。
介護福祉士を持つと正社員になりやすいだけでなく訪問介護の経営者や専門学校の講師になることもできるようになります。
介護福祉士さえ持っていれば例え退職してしまってもいつでも好条件の介護求人が探せます。
介護福祉士になると、5千円〜2万円位の資格手当が毎月付きます。
介護福祉士資格を持ち、10年勤続のリーダークラスになると、国からの処遇改善手当で月8万円プラスになるという制度も近日はじまります。
ケアマネジャーがあると就職の幅が広がる
介護福祉士からさらにキャリアアップを目指したい方はぜひケアマネジャーを取得しておきましょう。
ケアマネジャーは初任者研修のようにすぐに取れる資格でなく実務経験が5年以上必要になってきます。
合格率も20%と決して簡単に取れる資格ではありませんが、介護計画やケアマネジメントの専門職になるため取得すれば高給料が得られます。
介護スタッフの平均給料が17万なのに対しケアマネジャーは23万円支給されます。
また、ケアマネジャーは仕事で身体介護を行わないためこの資格を持っていれば将来腰痛などで介護の現場仕事ができなくなっても事務方に転身できるのも大きなメリットです。
私の周りでも腰痛などを機に介護スタッフからケアマネジャーに転身した方はたくさんいます。
将来のため、そしてキャリアアップのためにもぜひケアマネジャーを目指してみてはいかがでしょうか?
認定介護福祉士
認定介護福祉士とは介護福祉士よりさらに上の最上級資格のことで、近い将来施行されます。
認定介護福祉士は現在試験的に研修が行われているためまだ本格的に施行されていません。
ですが、認定介護福祉士は介護現場の指導的役割を持つので、必ず給料が上がります。
具体的にいくら上がるかはまだ決まっていませんが、介護キャリアを高め給料を上げたい方にとって認定介護福祉士を取ることは必ず将来のためになります。
認定介護福祉士は介護福祉士を持っていないと取得できない資格です。
役立つ介護資格って何? まとめ
介護業界で一番におすすめする資格は介護福祉士です。
介護福祉士があれば転職も再就職も好条件の求人が選べるため長く続けたい方はぜひ取得しておきましょう。
また、ケアマネジャーも身体介護がないことから将来のために取得しておくと役に立ちます。