経験25年の介護福祉士が語る!誰かの人生の1ページに入れる喜び
なぜ介護の仕事を続けることができたのか
介護の仕事について25年経ちました。
私は介護福祉士が出来て、2年目に専門学校を卒業して介護福祉士を取得しました。
その頃は1番介護に向いていない。仕事も1番に辞めるだろう。と言われていました。
その私が25年この仕事を続けてこれたのは、この仕事に多くの魅力を感じているからです。
この魅力が何なのか少しずつ紐解いてお話していきたいと思います。
これがこの仕事に就こうか辞めようかと考えている人々にほんの少しでもヒントになる事を祈って。
私が携わっているのは老人福祉 介護福祉です
老人福祉にも色々とありますが、私は入院、入所されている方々です。
寝たきりの方、認知症方、麻痺のある方、多種多様の方々と接してきました。
介護福祉士の仕事
仕事はチームで食事、排泄、入浴、環境整備、レクリエーション、この5つの仕事がメインとなります。
綺麗な仕事ばかりではありません。しかし美しく出来る仕事です。
初めてこの仕事に携わる方は緊張と恐怖心があるのを感じています。
私もそうでした。
しかし、続けてきてわかりました。
私と同じ人間。怖がることも緊張することもないんです。
難しく考えることはない。私ならどうしてもらいたいか、家族だったらどうしてもらいたいかをほんの少し考えて気をまわすだけでいいんです。
専門知識も要しますが、ほんの少し考えて気をまわしてたくさんのありがとうと笑顔が貰える仕事です。
介護のお仕事の核心
ここからは私の中にある介護の仕事についてです。
「○○してあげる」という言葉を使われたり、心の中にあると必ず上手くはいきません。
コミュニケーションが良好にはかることが難しくなります。
「○○させてもらう」と上手くいきます。
あなたは介助するごとにサラリーを貰います。
でも、介助するためには介助される方々必要なのです。
そう。あなたは介助することで生活させていただけるのです。ありがたいことです。
介助される側はサラリーという形ではなくQOLをあげることができます。
お互いが感謝しないといけない関係ですが、どちらかが感謝出来ていないのであれば、今の介助は間違っているということになります。
間違えるとどうなるかというと、見返りをほしくなる。
やりがいが見いだせない。不穏な行動がみられる。と問題がでてきます。
まずは「○○させて頂きます」という気持ちを持って、誰かの人生の1ページに入れる喜びを感じてみてください。
それによって自己肯定感は刺激されあなた自身の心は豊かになります。
介護って愛が溢れる素敵な仕事です。