介護未経験の方は迷うなら1度やってみるといい!話はそれからだ
介護業界は慢性的な人手不足です。
ですので、一度介護の経験を作れば、またいつでも介護士に戻る事ができるようになります。
ですが、はじめて介護士をやるのは簡単ではありません。ある程度覚悟がいります
便失禁の処理、失禁交換など、嫌な仕事も多いです。
介護のつらさ
失禁交換とは?
便失禁している人…つまりうんこやおしっこをもらしている人の衣服を脱がせて衣類を交換する事です。
私、昨日夜勤だったんですけど、その夜勤で便失禁している人の衣類を交換しました。
便失禁の方の衣類を交換するのって、1度ならまだいいのですが、数日に一回、同じ方の便失禁ばかり交換していると、本当に気持ちが落ち込んでしまいます。
なぜ落ち込むかというと、この作業、この苦労って意味あるのかな?とか考えてしまうからです。
認知症の方を介護する事のつらさ
…、便がついた衣類を自分で脱ぐ事もできないご利用者様。
まだ協力的に脱いでいただける人ならいいんですが、全然脱げなくて、介助します。で、普通に脱いでいただけるといいのですが、認知症の方の中には、脱がそうとされる事に対して、何か嫌な事をされると受け取ってしまい、介護者を攻撃してくる人もいるのです。
頭を叩かれたり、脱いでいる途中で激しく体を動かしたり…。
そういう時、本当につらいです。
介護のプロになり切れてない、未経験から介護をはじめた私は思います
人が見たら怒るかもしれませんが、数日に一回、毎回同じ人の便失禁を交換を繰り返していると、なんでこの人、どこでも便をするんだって思ってしまいます。意志の疎通も一応できる人なのでわざと便を漏らしいるとか思えないのです。
机上の理論では、定時にトイレ誘導するとか、そういう対策はあると思います。
でも介護の現場では人が足らなくて、暴れる為に、ずっと付きっ切りじゃないと対応できないような、その人の便のサイクルに合わせる事はできません。
で、結局、便をされる度に便失禁で着衣を交換です。
とんでもなくつらいこのような業務。これをこなせるかどうかは介護者の覚悟次第です。
圧倒的に需要がある介護業界なので、介護士としての経験を積めば、就職先に困る事はまずありません
今、日本社会は超高齢社会に変わっていきつつあります。
今後10年で、75歳以上が増える
社会構造的に若者が減り、75歳以上の人口が増えていきます。
高齢者といっても、65歳の人と80歳では全然違います。
病気になりやすいかどうかも違いますし、単純に歩けるかどうか、そもそも介護が必要かどうかも違ってきます。
75歳以下か、75歳以上かで名称が分類されます
75歳未満と75歳以上に分けられています。75歳以下が前期高齢者で、75歳以上を後期高齢者といいます。
2025年頃に後期高齢者が前期高齢者を数で上回る事になります。
高齢者が増え続けるので、介護士の需要は、今後も増えることはあっても滅ることはありません。
今から介護士をやってみようかなーって思ってる方、やってみるといいと私は思います。
やってみないと、自分に合う仕事かどうかはわかりません
自分が耐えれるかどうかもわかりません。
安定して稼げるようになれる!かも
もし自分に合っているなら、社会的な需要に後押しされ、これから先ずっと職に困らなくなるというメリットがあります。
つらい事、わからない事たくさんあるけど、先輩介護士の知識を盗んで強くなっていこう!
最初、私も未経験から介護をはじめて、今日まで続ける事ができたのは、ちゃんと質問して、苦労して聞いていったからです。
介護士やっている人って、事情がある人も多いので簡単には教えてくれないような先輩介護士も多いですが、それでも5聞いたら1は教えてくれたりします。
また、一緒に仕事やってたら、上記したような便失禁の交換に先輩介護士が突撃していく姿を目の前で見る事もできます。そういうのを見ると、あの人ができる位なら、私にだって、という気持ちにもなれます。
また、どんなにつらい業務もそうなんですけど、やれば慣れます。一回やってつらい業務でも、それを半年やって、1年やってるうちに慣れてくるのです。
介護で大事なのは、まず覚悟して介護をやってみる事。で、耐えて慣れる事です
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