介護の仕事の6つのメリット!元介護士の本当の話
介護の仕事をやると6つのメリットがあります!
介護職は3K(臭い、汚い、給料安い)とよく言われます。
正直、介護職をしていて3Kは間違えたことではありません。
しかし、どうして介護職は悪い所ばかりスポットを当てたがるのだろうと疑問に思います。
介護職はもちろんメリットだってあるのです!ですが、介護職のメリットは実際働いている人にしか分からないこともあります。
そこで今回は介護の仕事をすると得られる6つのメリットについてお話したいと思います。
これは元介護士の私の体験なので本当の話です。
ぜひ介護職のメリットを理解して、前向きに介護職を目指して下さい!
メリット1、毎日笑える!
介護職の仕事は主に利用者の日常生活の支援を行っています。
利用者の過ごす日常は私たちの日常とほとんど変わりません。
そのため私たちと同じように当たり前に笑ったり楽しんだりして過ごしています。
介護職は利用者の日常生活に関わるため毎日利用者と笑い、そして楽しんで過ごすことができるのです。
人との関わりを通してやりがいを持てるのも、利用者と笑ったり楽しむことができるからなのです。
介護職になるとささいな話や毎日のレクリエーション(余興)、年間行事等を通して利用者とたくさん笑い、楽しい思い出を作ることができるでしょう☆
メリット2、職員との団結力が生まれる!
介護職は一人ではできない仕事がたくさんあります。
食事介護も入浴介護も、そして排泄介護もみんな周りの介護職と分担して行っています。
利用者の人数が多いため介護職一人の手ではとても利用者に対応できないのです。
介護職は周りの職員と協力しなければ仕事がまわらないため、自然と職員間の団結力が生まれてきます。
また、みんなで同じ仕事を分担して行うことから指導も受けやすく相談もしやすい好環境で働くことができるのです。
介護職はシフト制の変則勤務がほとんどです。
そのため、他の介護職と一緒に仕事をする機会も多く、すぐに親しい職員ができるでしょう。
職員との団結力ができる介護職は仕事の協力も得られやすいため働きやすい環境なのです。
メリット3、人の気持ちが理解しやすくなる!
介護職は人間を相手とする仕事であるため、常に利用者の気持ちに立って仕事をしています。
そのため、日頃から利用者の気持ちを考えていることから人の気持ちが理解しやすくなります。
分かりやすく言うと、「相手の立場をしっかりと考えられるようになる」のです。
例えば「こういう時はこんな気持ちになるだろう」と頭の中で想像することができます。
一般人でもできることですが介護職は常に利用者と向き合っているためより人の気持ちをくみ取ることができるのです。
人の気持ちが理解しやすくなると、他人にも気を使えるようになるため人づきあいが上手になります。
私の周りでも介護職になってから優しくなった人はたくさんいます。
あなたも介護職になって上手に人づきあいができる人間を目指しましょう☆
メリット4 家族の介護をアドバイスできる
介護は誰にでも起こりうる身近な問題です。高齢の家族がいる方であればその身近さが分かるでしょう。
介護職をしていると家族に介護が必要になった場合、必要とする行動がすぐに分かります。
もし家族や親戚に介護が必要になったとしても介護職をしていることで色んな経験が役に立つのです。
例えば介護に必要な物品や介護サービスの種類など、介護に関するアドバイスもしやすいでしょう。
さらに介護職をすることで自分の老後についても具体的に考えることができます。将来どんな介護サービスを利用するかなど介護現場を知っているからこそ真剣に考えられるのではないでしょうか?
介護資格や介護経験は仕事だけでなく私生活や将来にも役立ちます。ぜひ介護就職をして家族や自分の将来にいかしましょう。
メリット5 将来は国家資格を目指せる
介護職は民間資格ですが、実務経験と実務者研修を積むことで将来介護福祉士を目指すことができます。
看護師や歯科衛生士など他の国家資格は専門学校などの養成校を卒業しないと受験資格が得られません。ですが、介護福祉士は唯一実務経験と講習だけで受験資格が得られる国家資格なのです。
そのため多くの社会人が現場経験を積んで積極的に介護福祉士を取得しています。40代なんてものではなく50代、60代の方も普通に実務経験を積んで受験している世界です。
やはり手軽に受験できるからこそ魅力なのでしょう。あなたもぜひ介護福祉士を目指してがんばって下さい。
介護福祉士を取れば給料が毎月平均3万円上がります。それだけでなく転職にも困りません。生涯好条件の介護就職が手に入るでしょう。
長く介護職を続けていきたい方は持っているだけで人生が変わります。合格率も60パーセント程であるため学習すれば誰でも合格できる試験です。私の周りでも5人以上の方が介護福祉士に合格しています。
自分の将来をより明るくするためにもぜひ実務経験を積んで介護福祉士を取得しましょう。
メリット6 いつでも復帰できて求人に困らない
介護職は資格を持つ専門職であるため一度退職をしてもいつでも再就職することができます。
例えば結婚を機に退職をしても、子どもに手が掛からなくなってから再就職する方はたくさんいます。パートでの再就職はもちろんのこと、家族に子育ての協力が得られれば正社員で働くこともできます。
私のいた介護施設でも1歳の子供を親に預けて正社員として働いている方がいました。もちろん夜勤なしのパート勤務の方もいました。
介護職は資格さえあれば例えブランクがあってもいつでも再就職ができます。もちろん求人も豊富なので就職に困ることがありません。
さらに介護職はどんな状況になっても一生就職に困りません。年齢も関係ない世界なのでいつでも再就職ができます。ぜひ長く続けられる介護職になって、一生ものの仕事を得ましょう。
介護の仕事をやる事で得られる6つのメリット! まとめ
介護職は世間で言われるような働き辛い仕事ではありません。
確かに3Kは事実であり否定できない内容ですが、介護職は悪い部分にだけスポットを当てすぎているように思います。
介護職は毎日利用者と笑って仕事ができたり、仕事をする中で職員の団結力が生まれたり、人の気持ちが理解しやすくなるという良さがあります。
また、介護職としての経験は家族介護や自分の老後についても考えることができるため決してムダなことではありません。
その他にも実務経験3年と実務者研修だけで国家試験の受験資格が得られるのは介護福祉士だけです。年齢や学歴に関係なく介護福祉士は誰でも取得することができるため、身近にキャリアアップすることができるでしょう。
さらにブランクがあっても再就職に困らないのが介護職の最大の魅力です。例え結婚や家族の看病等で一度退職をしたとしても、いつでも、そしてどこでも介護職は求人があるため再就職に困ることがありません。
これはただの話だけはでなく、私の周りでも現実にあることなので安して下さい。これほど実生活に役立ち将来にいかせる仕事はそうそうないのではないでしょうか。
もちろんこの6つは私の考えなので他にも介護職の良さはたくさんあります。
異業種の友人は「介護職はみんな優しい」と言います。新卒で介護士になった私には理解しがたい内容ですが、一般職はもっとキツい性格の方が多く人間関係も悪いのだそうです。
介護職に優しい人が多いのは、利用者の気持ちを考えているうちに自然と身に付いている能力なのだと思います。
介護職は直接利用者の役に立てるやりがいのある仕事です。
ぜひ介護職になって充実した人生を手に入れて下さい。