介護のお仕事を介護現場で主任やってる私が解説
まあまあ、とりあえずやってみる介護?
これからの時代は介護だ!と言いますが、どうしてそうなのかは漠然としているでしょう。
介護主任と言う立場の私でさえ、「そう?」と考える事があります。
やってきている時代の波と、実際の現場、そして働く介護員の気持ちを代弁します。
義務化される程に必要かもしれない介護のお仕事
もはや介護というものが必要と言葉にするまでもなく、当たり前に存在していることでもあります。
生まれる子供が少ないのですから、お年寄りを看る人が少ないのも当然です。
ではいったい誰が介護するのか、それが今問題なのです。
介護の現状
必要だと叫ばれても国はお金を持っていません。お年寄りの事だけに構っていられる訳でもありません。
あくまでも「社会の一部の出来事」でしかないのです。
では介護を必要としているお年寄りはどうなるのでしょうか?
今の時点で答えはありません。
介護現場の現状 介護職はつらい?
どうしても浮き彫りになってしまう、「3K労働」というイメージが強い仕事です。
そしてお金が無い国にがんじがらめにされている、ちょっと息苦しい職場なのでしょうか。
いえいえ、現場はそんな事ありません。
確かにイメージ映像にあるような、車いすのおじいちゃんの横で微笑む若い介護士ほどではないにしろ、結構笑いありの職場です。
とりあえず介護の仕事をやってみたら?
介護の仕事は取っつきやすく、辞め辛いものです。ここで言う「辛い」とは、辞めないで続ける事が出来るという意味です。
何故なら求められているから!に尽きます。
求められる以上、入職したら大事にされます。
働き方が選べる時代になってきた介護の仕事
介護施設に派遣なんて考え方や、紹介予定派遣という方法はあまり一般的ではありませんでした。
正職員か非常勤、パートぐらいなものでしょう。
しかし介護の人材が集まらなくなってきた今、派遣社員として働きに来ている介護員も増えてきています。
私の施設(老人ホーム)でも介護員の2割が派遣社員さんです。
これは、働く側に有利な状況とも言えます。
介護派遣のお仕事がきっかけで転職した人の事例
派遣会社によっては、介護以外への転身も可能です
多様な派遣事業をやっている会社も中にはあって、派遣先のひとつに介護施設があるなんてスタンスの会社もあります。
この会社から来ている派遣さんは、以前は商業施設のお歳暮などを担当していました。
ある時、他の職種も経験したいとの事で私の施設に派遣さんとして入ってきました。
それから2年弱ですが、介護福祉士も目指して頑張る程ハマっています。
逆に介護という仕事が合わなくて、他の業種へ派遣変更された人もいます。
派遣と言う働き方は、自分にあった職種を探す方法の一つという捉え方も出来るでしょう。
実際に来てもらった派遣さんが全員合っていたか?、それは全てではありません。
これは正職員も同じです。
やってみて分かる事も多い業種ですから、とりあえずやってみてなんて考え方もアリです。
安易かもしれませんが、きっかけは人それぞれです。
介護の仕事って未経験だとやってみるのが怖いなぁって思われるかもしれませんが、とりあえずやってみる!っていう軽い気持ちではじめてみられるといいと思いますよ。