介護求人の選び方
介護求人の選び方
介護の仕事に興味を持っている…介護の仕事をしてみようかな…と考えた時、必要になるのが求人情報です。
身近に介護の仕事をしている人がいれば、様々な情報を得ることが出来ますが皆さんがそうとは限りません。
そこで介護求人ということになると思いますが、介護求人と一口に言っても、ハローワーク、新聞の折込チラシ、インターネットでの検索など沢山ありますから、どこで介護の仕事を探したらいいのか、何を基準に介護求人を選んだらいいのか迷ってしまいますよね?
そこで、私自身の経験から、介護求人の選び方について思うことをお伝えしたいと思います。
未経験でも出来るか?
介護求人を見ていると、未経験者歓迎!という言葉をよく目にしませんか?
未経験者歓迎とは書いてあるけれど、本当に未経験でも出来るのかと不安に思う人も多いはず。
その不安は、介護の仕事がよく分からないからかもしれません。
介護の仕事って肉体労働のイメージがあるけど、具体的にどんなことをするの?
働く施設よって何か違うことはある?等々。
どんな仕事でも、初めは誰でも未経験の初心者。
なんて言われても不安は解消しませんよね?なので、簡単に介護の仕事を紹介したいと思います。
介護の仕事内容
介護の仕事は、利用者様の身の回りのお世話をする。というのは何となく分かりますよね。
身の回りのお世話とは、食事、入浴、排泄が主な内容となります。
そこにシーツ交換や、レクリエーションなどの余暇活動が加わることがあります。
私達は、ほとんどの人が誰でも食事をし、入浴をし、トイレに行きます、シーツも交換します。
テレビを見たり読書をしたり、趣味の時間を過ごしたりしますよね。
もちろん利用者様は一人では出来ない場合が多いですし、利用者様によって介助量も違います。
また、特別な方法が必要な利用者様も多々いらっしゃいますから、指導を受けるのは大前提ですが、介護の仕事は、全く見たことも聞いたこともないものではありませんので、未経験では出来ないということはないのです。
介護の仕事の基本は、食事、入浴、排泄などに関わらず全国共通ですので、一度技術を身につければ介護施設の種類を問わず働くことが出来ます。介護施設の種類によって、仕事の内容が多少違うこともありますから少し触れておきます。
特養や老健などの入所施設は、比較的介助量の多い利用者様が入所していますので、食事、入浴、排泄などの身体介護の介助が頻繁に行われることになります。
頻繫に行うということは、それだけ早く介護技術が身につくということにもなりますが、肉体労働が多いかなと思うところもあります。
また、利用者様はずっと施設で生活をしていますので、利用者様との距離が近く家族のような情を感じることが少なくありません。
利用者様が常にそこで生活をしている入所施設とは逆に、自宅から通う通所施設は施設にもよりますが、身体介護の介助量が比較的少ない場合が多いです。
身体介護が少ない分レクリエーションなどに力を入れている施設が多く、レクリエーションなどの企画、実施、評価を行うことになりますし利用者様とのコミュニケーションは入所施設以上に求められることになります。
介護施設で行われる介護の仕事とは別に、在宅介護があります。
訪問入浴やホームヘルプサービスなどですね。訪問入浴は3名ほどのチームで行います。ご存知だと思いますが、ホームヘルプサービスは特別な場合を除いて1人で行うことになります。
ここで触れてきたように、介護施設の種類によって介護の仕事に特徴がありますので、どこで介護の仕事をしようかと考えた時に、例えば人前に出るのが得意な人は通所施設で。という選択肢もあるのかなと思います。
無資格で介護の仕事に応募するなら
未経験でも出来る介護の仕事ですが、もちろん無資格でも出来ます。
介護求人にも、無資格から始めてみませんか?と記載されているものもありますね。
無資格でも介護の仕事は出来ますが、ご存知のように、資格があるのとないのとではパートの時給が大きく変わってきます。
無資格でも応募できる介護求人でぜひ気をつけたいのは、介護職員初任者研修取得の支援のある施設かどうかというところです。
施設によっては資格取得のために勤務時間を考慮してくれたり、施設で研修を実施しているところもあります。
介護人材会社は様々な相談に応じてくれますし、そのような情報が介護求人に必ず載っているとは限りませんから介護人材会社を使ってみるのも一つの方法だと思います。
私が介護求人を選ぶ時にハローワークを使わない理由
皆さんはハローワークを使ったことがありますか?私はハローワークを使ってみて感じたことがあります。
それは、中々に不便だということです。検索は自宅で出来ますが、詳しい情報はハローワークへ行かないと分かりませんし、応募するにも紹介状がないとダメですよね。
私の場合、ハローワークで紹介状をもらい面接しました。
ハローワークからの応募要項も照らし合わせ、結果合格したのはいいのですが、実際に働いてみると休日の条件が違っていました。
ハローワークに問い合わせると、応募要項は確実ではないので確認が必要とのこと。何だかとてもがっかりでした。結局は何でも自分でやらなければならないのがハローワークなんだと実感し、それ以降ハローワークからは遠のいています。
まとめ
介護の仕事を探すうえで、介護求人は不可欠なものです。
介護求人には様々な情報が載っていますが、自分の欲しい情報があるかどうかを見ることが大事ですね。
そして、応募する前に確認や相談ができれば、安心して面接に向かうことができるのではないかと思います。
介護経験者の私でもそう思うのですから、未経験の人はなおさらですよね。
私が介護人材会社を使った時、担当の人は細かいことにも相談に乗ってくれました。
自分で情報を集めるのも大切なことですが、大事なこと、肝心なことの相談は介護人材会社などの専門機関を使ってみるのも一つの方法だと考えます。