介護の仕事ってセクハラされる!?介護講師が解説するよ!
介護未経験の女性は、介護業界の知識に乏しいことから男性利用者からセクハラ被害にあいやすいのが特徴です。
私も20歳から介護スタッフを始めましたが何も知らない新人時代は何度も利用者からセクハラをされそうになりました。
しかし、介護業界のセクハラ対策を得ることで男性利用者のセクハラを完全に防ぐことができます。
自分のため、そして男性利用者や家族のためにもセクハラのない介護環境を作っていくことはとても大切なことです。
そこで今回は就職後のセクハラ被害を心配する女性方へ、セクハラ被害を防止するコツをお伝えします。
元介護士の言葉なので即効性があります。女性の方はぜひ就職後の参考にして下さい。
利用者のセクハラははっきり断ることが大事
初任者研修でも学習することですがセクハラにあいそうな時、そしてあってしまった時ははっきりと断ることが大切です。
ここで重要なのは「はっきりと断ること」です。
具体例として「迷惑なのでやめて下さい」とはっきり伝えましょう。
シンプルに分かりやすく伝えることが大切です。
また、小声だとあなたの意思が伝わりにくいためはっきりと大きな声で伝えることが大切です。
利用者の行動がやまない場合は手を抑えて行動を静止させたり、その場を逃げるようにしましょう。
セクハラは痴漢と同じようにはっきり伝えないと相手の行動がどんどんエスカレートしてしまいます。
怖いかもしれませんが利用者や自分のためにもここは勇気を出してはっきりと断りましょう。
利用者のセクハラが続けば必ず相談する
男性利用者はあなたが女性だと思うと抵抗できないだろうと考えセクハラを続けることがあります。
これは男性利用者の価値観の問題なのであなたがどんなにはっきりと断っても通用しません。
セクハラがいつまでも続く場合は上司に必ず相談しましょう。
場合によっては介護を交代してもらえるかもしれませんし、セクハラの予防策を教えてくれるかもしれません。
自信のない場合は男性利用者のセクハラがなくなるまで上司に見守ってもらうことも大切です。
一人で悩み続けていても男性利用者のセクハラはなくなりません。
職場のスタッフの協力を得てセクハラを改善、または回避する環境を作りましょう。
セクハラ対策に他の職員のマネをしてみよう
同じ女性スタッフでもセクハラを全然受けない方がいます。その女性スタッフはあなたが知らないセクハラ回避策を無意識に行っているのです。セクハラを受けない女性スタッフの行動をよく観察するようにしましょう。
声のかけ方や大きさ、介護方法など共通したコツがあるはずです。
あなたと違う部分が見つかったらそのスタッフのマネをしてみましょう。そうすることで男性利用者はセクハラをしない女性スタッフを連想してあなたにセクハラ行為をしなくなるでしょう。
セクハラを受けない女性スタッフのマネをすることはあなたのセクハラ防止につながります。セクハラに悩んだ際はぜひ参考に実践してみて下さい。
介護の仕事ってセクハラされる!?介護講師が解説するよ! まとめ
介護未経験の女性は何も知らないことから男性利用者にセクハラ被害にあいやすいのが特徴です。
まずははっきりした口調で断ることが大切です。大抵の利用者はそこでセクハラがなくなります。
ですが、利用者によっては女性だからと甘く見てセクハラをやめない方もいます。
そんな時は上司にセクハラのことを相談しましょう。
上司が利用者を監視してくれるためセクハラ改善の環境が整います。
また、セクハラを受けない女性スタッフの話し方や介護方法を見て、動作をマネしてみるのもセクハラ予防につながります。
セクハラはあなたが声に出すことで必ず改善します。
勇気を持ってあなたの声を利用者やスタッフに伝えましょう。