介護職でも生活相談員ってなれるの?介護講師が解説するよ!
生活相談員は福祉に関する専門知識を必要とすることから社会福祉士の資格を持った方が行っています。
そのため、介護スタッフが生活相談員を行うということはほとんどないでしょう。
しかし、介護スタッフでも生活相談員を行うことはできます。私の周りでも介護スタッフと兼務をしながら生活相談員をしている方はたくさんいました。
今回は生活相談員の仕事に興味のある介護就職者へ、生活相談員の仕事ができる方法をお伝えしたいと思います。
ぜひこの記事をきっかけに生活相談員を目指して下さい。
介護職でも補助や兼務なら生活相談員はできる
介護スタッフでも補助や兼務なら生活相談員になれます。
特にデイサービスやグループホームなどの小規模施設では生活相談員と兼務をしている方が多いため就職しやすいでしょう。
ただ、生活相談員は社会福祉主事任用資格を持っていないと兼務できません。
養成校で介護福祉士を取得した方は学校で勉強しているため持っていますが一般の社会人の方は自分から取りに行く必要があるでしょう。
社会福祉主事任用資格は福祉系大学やスクールなどで所定の単位を取ることで取得できます。
生活相談員の仕事に興味のある方はまず社会福祉主事任用の資格から取得しましょう。
そうすれば生活相談員の補助や兼務の仕事から始めることができます。
ただ、兼務の場合は複数の仕事を同時に行う必要があるため大変です。
覚えることもたくさんあるため覚悟がないとやっていくことが難しいでしょう。
生活相談員の補助や兼務を目指す方はもう一度冷静に考えてから決めることが大事です。
生活相談員を目指すなら社会福祉士を取ろう
前項では生活相談員に社会福祉主事任用資格が必要だということをお話しました。
ですが生活相談員はもともと福祉の専門的な知識、技術の必要な仕事です。
将来も長く生活相談員を続けたい場合は社会福祉主事任用資格だけでは足りません。社会福祉士を取りましょう。
社会福祉士は相談員の専門的知識、技術を必要とする国家資格です。受験資格を得るには学歴によってルートが異なりますが必ずスクールで必要単位を履修する必要があります。
また、大卒資格のない方は相談員の実務経験も必要となります。
そのため、将来社会福祉士を目指す方は必然的に社会福祉主事任用資格が必要になるでしょう。
社会福祉士の合格率は25%であり、福祉資格の中でも最難関の資格と言われていますが取得すれば安定した相談員就職が手にできます。
将来生活相談員として活躍したい方はぜひ社会福祉士を目指して下さい。
介護職をしながらでも生活相談員はなれる
介護スタッフをしながらでも生活相談員にはなれます。
それにはまず、働きながら大学やスクールなどで必要単位を履修し、社会福祉主事任用の資格を取ることが必要です。
社会福祉主事任用資格さえあれば介護スタッフをしながら相談員の仕事をすることができます。
また、さらに生活相談員と兼務しながら社会福祉士を目指すこともできるのです。
私のいた職場でも介護スタッフをしながら社会福祉士の国家資格に合格をし、生活相談員に昇格した方がいました。
介護スタッフをしながらでも生活相談員はなれます。やる気さえあれば自分の道は切り開けるためぜひがんばって目指して下さい。
介護職でも生活相談員ってなれるの?介護講師が解説するよ!まとめ
生活相談員の仕事をするには社会福祉主事任用資格が必要です。この資格さえあれば介護スタッフでも生活相談員の仕事に就けます。
さらに将来も長く生活相談員を続けたい方は社会福祉士を取得しましょう。
社会福祉士は相談員の専門知識、技術を持つ国家資格なためこの資格さえあれば生活相談員の就職に困りません。
あなたも生活相談員になって幅広い福祉業界で活躍しましょう。