介護士をすぐ辞めた人の実例
介護スタッフは交代勤務や身体介護がキツく就職してもすぐ辞める方がたくさんいます。
私が働いていた職場でも試用期間内で辞めた方、中には入社数日で退職してしまった方がいました。
これから介護就職を考える方はすぐ辞めた原因を知って、自分はそうならないように予備知識をつけて下さい。
今回は元介護スタッフが早期退職した方の実例についてお話します。
実際介護現場で見てきたことを書くので参考になると思います。
これから介護就職する方はぜひ役立てて下さい。
介護職の理解不足が原因ですぐ辞めた人の実例
介護士をすぐ辞める大きな原因は「仕事への理解不足」です。
身体介護や排泄介護の大変さを頭で理解していても、「求人に困らない」、「リストラの心配がない」といったいい所ばかりにとらわれてしまい冷静に仕事が理解できてないのです。
目先の長所ばかり見てしまうといざ就職した時、身体介護のキツさに耐えられなくなりすぐ辞める、という流れになってしまいます。
排泄介護はつらいですし、入浴介助もつらいです。慣れるまでは大変です。
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そのくらい介護スタッフの仕事を理解していないと精神的なダメージが大きいので注意しましょう。
私の同期も身体介護の現実を理解せずに就職し、入社3日あまりで退職してしまいました。
介護スタッフの仕事は専門職なため、実際に働かないと理解できない部分もあります。
ですが、ある程度仕事内容を理解していないと就職後のギャップに戸惑い仕事についていけなくなるので注意しましょう。
仕事内容を理解するためにはまず介護職員初任者研修の資格を取ることです。
そこで介護未経験者はイロハを知る事ができます。
介護職員初任者研修は介護に必要な知識、技術を幅広く学べるため、就職後に現実とのギャップに悩まされることがありません。
就職前に資格が取れなかったとしても受講申し込みをして手元のテキストを読むだけでも違います。
まずは介護職員初任者研修の予習、復習をし仕事内容を理解することから始めましょう。
②人間関係の不適応
介護スタッフは人間相手の仕事なので事務や製造業のように単独で黙々と仕事をするわけにはいきません。
毎日の引継ぎや身体介護を共同ですることもあります。
そのため、周りのスタッフと協力して仕事ができないと働きにくくなりすぐ辞めてしまいます。
私の周りでも上司の指示が聞けなかったり自分中心で仕事をしている方はすぐ辞めていました。
介護スタッフは他のスタッフと協力して働くことが必要不可欠です。
周囲への気遣い、そして思いやりを持って仕事ができればすぐ辞めてしまう事はなくなると思います。
あなたも思いやりを持って介護業界で長く働きましょう。
まとめ
介護スタッフの早期退職の原因は仕事の理解不足、そして協調性の欠乏による人間関係の不適応があります。
どちらもあなたの努力次第で改善できることです。
ぜひ就職前に自分自身を見直してみて下さい。
すぐ辞めてしまうっていうのは、介護の現場へのつらさを知らないか、就職する人の側の覚悟が足りないか、という原因が多いです。
これから介護就職を考える方は自分はそこでつまずかないように、介護現場のツラさってどういう事があるのか、なぜ自分は介護職をやるという覚悟を決めたのか、頭の中を整理して、理由付けをしっかりしておくのがいいと思います。