介護職は交代勤務がつらい!慣れるコツを介護講師が解説
介護スタッフと一般企業の大きな違いは交代勤務の有無です。
介護スタッフの交代勤務は早番、日勤、遅番、夜勤とあるため、未経験者は慣れるまでにとても苦労します。
しかし、交代勤務を効率良く覚えることで負担なく仕事に慣れることができます。
何も知らない未経験者はこれを知らないだけで本当に損をしてるでしょう。
今回は介護未経験者へ、交代勤務に慣れるコツをお伝えします。
意外と簡単なので誰にでもできます。
ぜひ効率良く交代勤務を覚え爽快に仕事をこなしましょう。
交代勤務は仕事の共通点を覚えれば慣れる
交代勤務の仕事は必ず他の勤務との共通点があります。
例えば早番と日勤なら食事介護や排泄介護が共通しています。
また、日勤と遅番なら入浴介護と排泄介護が共通しているでしょう。
このように勤務形態によって共通して行う仕事があるため、色を付けて分かりやすくすることがおすすめです。
共通点さえ覚えてしまえばその仕事は1から覚える必要はありません。その分他の仕事が覚えられます。
まずはそれぞれの勤務の共通点から探し、効率良く覚えるようにしましょう。
交代勤務は要点を整理すれば慣れる
交代勤務はそれぞれの要点を整理することが大切です。
例えば前項のように共通する仕事を覚えたら、次は異なる仕事をピックアップして集中的に覚えましょう。
マニュアルにも早番だけの仕事なら赤、遅番だけの仕事なら青など分かりやすく色を付けておくと要領良く覚えられます。
また、交代勤務のそれぞれの要点を整理し、注意事項などは隅にメモしておくことも大切です。
メモ帳の方がいいように思いますが、一カ所にまとめておいた方が分かりやすいため用紙の隅や裏面の方がおすすめです。
交代勤務はすぐ慣れてしまうため、メモ帳に転記してもすぐいらなくなります。
それよりマニュアルに転記した方が効率良く覚えられるためおすすめです。
交代勤務の要点を理解して効率良く仕事を覚えていきましょう。
交代勤務は生活リズムを整えれば慣れる
交代勤務は朝早かったり帰りが遅かったり、そして睡眠時間が減ってしまったりと生活が不規則になります。
私の職場では仕事が終わると休憩室で休んでから帰る方もいました。
生活リズムが変わるとそれについていく身体も大変なのです。
介護スタッフが交代勤務に慣れるためには生活リズムを整えることが大切です。
具体的には交代勤務の時間帯に合わせて日常生活を調整していくことです。
例えば早番なら夕方に買い物や受診をしたりと自分の用事を就業後に回します。
反対に遅番や夜勤なら仕事前の日中に買い物や家事を済ませてしまうのです。
家庭を持つ方は家族の夕食の準備をするのもいいでしょう。
このように交代勤務で働く場合は、空いた時間に用事を済ませることで効率良く帰宅後に休めます。
交代勤務と自分の生活リズムを合わせれば良いのです。
そうすると休息もしっかり取れるため、仕事もすぐ慣れることができます。
あなたの生活リズムを交代勤務に合わせて早く仕事に慣れてしまいましょう。
介護職は交代勤務がつらい!慣れるコツを介護講師が解説 まとめ
介護スタッフが交代勤務に慣れるコツは、①仕事を要領よく覚えること②生活リズムを合わせて仕事に慣れることです。
介護サービスの交代勤務は食事介護や排泄介護など共通して行う仕事もあるため、それぞれの勤務から見つけ出し分かりやすく色を付けておくことがおすすめです。
そうすればその勤務だけで行う仕事を要領良く覚えられるでしょう。
未経験者は交代勤務に慣れるまでは体調も崩しやすく疲労もたまりやすいです。
ですが、交代勤務の要点さえ覚えればすぐ先は明るい未来が待っています。
あなたもぜひ交代勤務に慣れて自分らしくいきいきと働きましょう。