認知症利用者が少ない方が楽!介護就職のコツを介護講師が解説
認知症利用者は独自の強い価値観を持っているため意思疎通が難しいことがあります。
特に被害妄想や帰宅願望があると通常の声かけ、対応がききません。
そういった認知症利用者との関わりを苦手とする方や不向きな方は必ずいます。
ですがどこの介護サービスにも必ず認知症利用者がいるためこれは避けられない問題なのです。
しかし、認知症利用者へ苦手意識を持つ方も認知症利用者が少ない介護サービスで働くことができます。
自分に合った環境であれば自分らしく働くことができるでしょう。
今回はこれから介護就職をする方へ、認知症利用者が少ない介護サービスについて説明したいと思います。
認知症利用者に不安を持つ方もこれで安心して就職することができるでしょう。
デイサービスなら認知症利用者が少ない
デイサービスは基本的に身の周りのことを自分で行う自立した利用者ばかりなため認知症利用者はほとんどいません。
認知症利用者の介護や援助に自信のない方はデイサービスの就職をおすすめします。
デイサービスならほとんど身体介護を必要としないためこれから介護就職を考える未経験者も負担なく働くことができるでしょう。
特別養護老人ホームや介護老人保健施設は入所施設なので必ずと言っていいほど認知症フロアがあります。
必ずしも認知症フロアを受け持つとは限りませんが、高い確率で認知症利用者の介護を行うでしょう。
そのため、本当に自信のない方はパート勤務だとしてもおすすめしません。認知症利用者の少ないデイサービス就職がおすすめですよ。
デイサービスなら認知症利用者で悩むことがないため間違いありません。
訪問介護なら認知症利用者が少ない
訪問介護は在宅で独居、または家族と同居してる方の援助を行っています。
そのため、認知症利用者の介護を行う可能性は低いでしょう。
普通に考えて認知症の進行した利用者を自宅に独居させるということはありません。
火災や近所迷惑等もあるため在宅生活を送ること自体が不可能でしょう。
私はアルバイトで訪問介護をしていましたが介護スタッフの手に負えないほどの認知症利用者はいませんでした。
認知症高齢者は在宅でなく施設入所をするため安心して下さい。
また、訪問介護はデイサービスとは違い身体介護は行いますが一対一の援助であるため人間関係の負担を少なくして働くことができます。
認知症介護とスタッフ間の人間関係に悩みたくない方はぜひ訪問介護がおすすめです。
小規模多機能ホームなら認知症利用者が少ない
小規模多機能ホームは利用者が在宅で生活を送りながら通所、ショートステイ(短期入所)、訪問介護を組み合わせて利用する介護サービスです。
小規模多機能も訪問介護と同様に在宅で生活を送っているため手に負えないような認知症利用者が少ないのです。
訪問介護でも同様ですが基本的に認知症利用者は在宅暮らしが困難なため施設入所をしています。
訪問介護と通所、短期入所と仕事内容も多岐にわたりますが認知症利用者を介護するリスクも少ないためそう考えると働きやすいでしょう。
デイサービスや訪問介護はパート募集が多いですが小規模多機能なら正社員募集がまだあります。
認知症介護の負担を減らしていくためにもぜひ小規模多機能もおすすめですよ。
認知症利用者が少ない方が楽!介護就職のコツを介護講師が解説 まとめ
認知症利用者が少ない介護サービスはいくつもあります。
デイサービスなら認知症利用者が少ないうえ身体介護の負担も少ないため未経験者へおすすめです。
また、訪問介護も認知症利用者が少なく一対一の介護を行うため人間関係のストレスが少なく済むでしょう。
さらに正社員就職を目指す方は小規模多機能施設であれば認知症利用者が少ないためおすすめです。
認知症利用者の少ない介護サービスはたくさんあります。
ぜひあなたの環境に合った介護サービスを選びましょう。