訪問介護は若い人には向かない!30代後半の方にこそおススメ
ホームヘルパーと仕事がありますが、資格名称にもなる程有名なフレーズです。
ですが、意外と知られていないホームヘルパーについて、向き不向きを含めてお話しましょう。
有名だけど、意外にも無名な事実にびっくりしますよ。
ホームヘルパーって?
ホーム=家、ヘルパー=お手伝いさん、となる造語なのです。
外国に言っても上手く伝わりませんし、家の補修屋さんと間違われる事も。
日本では昔から、お嫁に入った(来た)女性が、流れ上仕方なく介護するものでした。
そんな事から、日本ではこの言葉が主軸となり、介護資格が流通してきました。
自宅に出向いて介護をする、そういう仕事がホームヘルパーです。
でも介護業界では、「訪問介護」という名称が一般的です。
会話の中に「ホームヘルパーさんが」なんて、そんなの不自然な会話になってしまいます。
まあ言われても「ヘルパーさん」という名称が普通です。
ヘルパーさんは若い人が少ない
実際に多くのヘルパーさんと関わってきましたが、若いヘルパーさんは少ないのが現状です。
余り陽の目を見ない仕事だからでしょうか、若い介護希望者は介護施設を選択するようです。
若い年齢のヘルパーさんが少ない理由1
利用者の自宅に行って、介護するわけですから、「その家のルール」があるのです。
中には限られた条件の中で、介護しなくてはいけません。
介護は出来るけど、例えば個人の家自体が汚くて行けない、そんな理由から敬遠する人もいます。
料理も出来て、オムツ交換も出来るけど、人の家というものに若い人は抵抗を感じるようです。
若い年齢のヘルパーさんが少ない理由2
言ってしまえば、施設の個室よりも見えない場所で介護する事になります。
特に男性高齢者と二人きりになる事から、セクハラ被害が多いのも事実です。
年配の男性高齢者が全てとは言いませんが、どこか「何でも頼めるお手伝いさん」と考えている人も多いようです。
こういう事から、介護をしたいけどヘルパーは敬遠する、という選択が多いもの事実です。
ヘルパーは30代後半からが狙い目
女性の年齢を基準にする訳ではありませんが、やはり30代後半からがヘルパー向きと言えます。
男性のあしらい方や、家事に対する抵抗、仕事に対する条件について飲み込んで仕事が出来る世代という意味です。
ある種ヘルパーとは「強く」なければいけません。単独プレーの仕事ですから、この辺が求められるのです。
やはり人生経験に勝るものはありません。
それでも若いうちからヘルパーをやっている人もいて、皆無という訳ではありません。
ですが施設で行う介護に比べて、ヘルパーさんは自分を守る術も必要になります。
ヘルパーという仕事は、ある種誰にも文句を言われず出来る仕事でもあります。
介護とひとまとめにして考えるのではなく、介護の中にも業種が細かく分かれています。
もしヘルパーという仕事を選択するなら、間違いなく人生経験がモノを言います。