残業の少ない介護サービスとは?介護講師が解説するよ!
介護スタッフは生身の人間を相手とする仕事であるため、どうしても定時ピッタリに仕事を終えることが難しい職業です。
終業前のナースコール対応でおむつ交換やトイレ介護を行うこともあり10分~15分程遅くなってしまうこともあります。
しかし、働き方や介護サービスの知識を得ることで残業の少ない働き方を実現することができます。
多くの介護サービスでは残業代が支給されないため、残業の少ない職場で働いた方が働き損をすることがないでしょう。
今回は未経験者の方へ残業の少ない介護サービスをご紹介したいと思います。就職する際にぜひ役立てて下さい。
少人数制の介護サービスなら残業が少ない
介護サービスの中でも利用者の定員の少ない少人数制の所であれば仕事の負担が少ないため、残業なく働くことができます。
少人数制の介護サービスにはグループホームや訪問介護、デイサービスがあります。
グループホームは利用者の定員が9名であるため、利用者が急変しない限り業務も忙しくなく安定しているのです。
そのためほぼ残業もなく定時で上がれるでしょう。
また、訪問介護も時間ごとにサービスを行っているため手際よく仕事を行えば必ず定時に上がることができます。
もし利用者の話が長くなりそうな際は「次の利用者宅へ訪問します」と話せば定時に上がれるでしょう。
デイサービスも毎日利用者の帰る時間が決まっているため送迎業務を効率良く行えば必ず定時で上がることができます。
このように少人数制の介護施設であれば残業することがほとんどないため趣味や家事を充実させることができるでしょう。
夜勤専属なら残業が少ない
介護スタッフの働き方として夜勤専任という働き方があります。
介護業界では「睡眠時間を削って働いている夜勤者を労わる」ことが暗黙の了解となっているため、夜勤専任として働くと定時で上がりやすい環境で働くことができます。
周りも疲れていることを承知しているため引き止めることもないでしょう。
確かに夜勤専属は睡眠時間が少なくなることから生活リズムが崩れてしまいます。
ですが、夜勤はスタッフの人数も1フロア1人であるため職員の人数も少ないことからストレスなく働くことができます。また、夜間なので利用者も睡眠していることから静かな環境で働くことができるでしょう。
夜勤専属は精神的に負担の少ない環境で残業なく働くことができます。興味のある方はぜひ目指してみて下さい。
パート、派遣社員なら残業が少ない
パート、派遣社員であれば時間内の契約で働いているため残業を少なくして働くことができます。
周りも時間になると上がるように言ってくれるため、正社員のように仕事にキリが付くまで働く必要がありません。
そのため、働き損をすることもありませんし余計な付き合いからストレスをためずに済みます。
また、パートや正社員であれば定時で上がれるだけでなく、勉強会や飲み会の強制力もないため時間に制約されることなくプライベートを大切にできます。
時間内で気軽に働きたい方へはパート、派遣社員といった働き方がおすすめです。
まとめ
介護サービスは時間内で上がりにくいイメージがありますが働き方を選ぶことによって時間内に上がることが簡単にできます。
正社員として定時に上がりたい場合は少人数制のグループホームがおすすめです。
また、デイサービスや訪問介護も少人数制であるため効率良く仕事を行うことで十分定時に上がれます。
その他にもパートや派遣社員として働くことで確実に定時に上がることができるでしょう。
ぜひ自分に合った働き方を選んで定時に上がれる介護サービスに就職して下さい。