現役主婦介護士が語る!主婦がパートで介護士をやる時のコツ
主婦のパート 介護士になるなら知っておくべきポイント
「これから、子供にお金がかかるから」
「始められやすい業種で探したい」
こんな思いで求人雑誌をみている方は多いのではないでしょうか。
介護職なら、そんな主婦の方が始めやすい働き方があります。
初めての業界への第一歩はドキドキしていましますよね。
でも、大丈夫です。
介護士は、主婦の方が育児や家事で培ってきたスキルが活きる環境があります。
今回は、「主婦のパートで介護士になるなら知っておくべきポイント」をご紹介します。
主婦のパート:勤務時間が選べる
介護士の現場はほとんどがシフト制です。
主婦の方なら、日勤を選ぶでしょう。
多くが8~9時頃に出勤し夕方5時~6時頃まで勤務の施設が多いです。
旦那の扶養内で働きたいという方も多くいますので相談してみると良いでしょう。
しかし、多くの施設は扶養内の上限に近づく11月からはシフトづくりの調整が必要となります。
扶養の金額の上限まであとどれくらいかを施設側がしっかりと把握しているところがほとんどですが、うっかりオーバーしてしまうケースも稀にあります。
人手不足の介護業界なので、予定外の出勤もあるでしょう。
あなた自身も、扶養内の上限まであとどれくらいかをしっかり把握しておくことが大切です。
主婦のパート:介護業界あるある「この日、出勤できないかな?」の答え方
希望休を入れていたり、シフト完成後に急遽欠員が出たしまった場合、管理者から「この日、出勤できないかな?」といわれることがあります。
もちろん、既に用事があればすぐに断ってあげましょう。正社員みたいに無理して合わせる必要はありません。パートの特権です。
その際に、「お役に立てずすみません」と一言添えれば、相手の気持ちを損ねることもありません。
もし、勤務可能な時間があれば「○時まででしたら、大丈夫ですよ?」と言ってみましょう。
規模が小さい場所では、欠員の人員を補うのも大変な作業です。
気遣う姿勢が好印象のポイントになります。
主婦がパートでやる時の重要ポイント:夫の扶養内で仕事をするという事
旦那さんの扶養内で働きたいという方は、介護業界でも沢山います。
しかし、中には雇用側の事務が「扶養内の方は困る」と人事に愚痴をこぼすこともしばしば。
人員不足から、扶養内を超えてしまうケースが多いからです。
補充の人員が用意できればいいのですが、難しい事業所いるのです。
必要とされるスタッフになるためには、事前にあとどれくらい出勤できるかを早い段階でチェックしておきましょう。
自分から管理者にシフトで「あと○日程度でしたら出勤可能です」と一言付けてあげれば管理側とダブルチェックになるので良いですね。
主婦がパートでやる場合に気になる事:子供が急に熱を出した!どうする?
子どもが特に小さいときにあるある話の一つと言えば、子供の急な体調不良でしょう。
保育園にも預けられないし、旦那も休めず周囲に親族もいないとなると当然仕事を休まざる負えなくなります。
その際は、とにかくはやく管理者電話をして報告しましょう。
もし、旦那さんが出勤時間をずらせるのであれば、数時間でもずらしてもらいつつ、その間に代わりの人員を管理者に探してもらいましょう。
その際に、インフルエンザなど解熱してから数日はお休みをもらわなければならないとわかった場合、早めにその旨を伝えましょう。
「メールで休みの連絡なんて失礼なのでは・・」と気を揉むかもしれませんがそんなことはありません。
介護現場の場合、すべての経緯を電話で報告するのは時間的に厳しいでしょう。
出来るのであれば、管理者にメールで概要を説明し、空いている時間に電話で報告するのが良いでしょう。
主婦のパートは期待されてる!主婦のコミュニケーション力は強力なスキル
とっさの一言で、その人の印象がガラッと変わったり、その場の雰囲気をよくするなんてことを聞いたことはありますよね。
ビジネスの世界では、コミュニケーション能力は大事なスキルです。
介護業界でもこの傾向は同様にあります。
主婦のコミュニケーション能力は、普段なかなか心を閉ざしがちなご利用者様の気持ちを汲んであげたり時には代弁してあげたり、察する能力に長けている傾向があります。
また、他のスタッフに「大丈夫?」「今日はなんかいつもより調子悪い?」など優しい言葉をかけてあげるのも上手な方が多いです。
スタッフとのコミュニケーションをとるのが上手なので、時折「自分が矢面になってあげなくちゃ」と使命感に駆られてしまうこともあるでしょう。
けれど、そこは一線を引いて自分のペースを乱さないように心がけましょう。
主婦の介護士が語る!主婦がパートで介護士をやる時のコツ まとめ
今回、ご紹介した「主婦のパートで介護士になるなら知っておくべきポイントはいかがでしたか?
主婦がはたらくということは、家庭との両立が最大の課題ですよね。
周囲の好意を当たり前だと思わずに感謝の気持ちで接することが大切です。
特に子育て中は、いくら努力をしても自分だけで解決できない問題も起きます。
主婦が働く場合、雇用側も周囲の介護士たちも、自分自身も大変ですが、それを支える周りへの配慮を忘れなければ、良い職場環境で、パートとして介護士を続けることができるようになると思います。