介護職歴8年の私が未経験者に介護職をすすめたい5つの理由
介護職体験談!未経験者に介護をおすすめする理由
8年間介護職に就いていた私が介護未経験のあなたに介護職をすすめたいのには理由があります。
未経験のあなたに介護職をすすめたい理由 その1
まず1つ目。
介護職は社会的に信用されやすい職種であるということです。
例えば、家を借りるとき、保険に入りますよね?
勤続年数が少なくても、「介護職に就いている」というだけで審査等に通りやすいようです。
私自身、一人暮らしをしたときがそうでした。
未経験のあなたに介護職をすすめたい理由 その2
2つ目。例えば道で倒れてる人がいた、うずくまって苦しそうな人がいる、障害を抱えてる人が一人で困っている、そんなとき貴方だったらどうしますか?
介護職では、医療知識や緊急時の対応を身につけることが出来ます。
さすがに看護師や医師と同じくらいの医療知識とまではいきませんが、万が一の事態に対応するくらいは出来るはずです。
5年以上前、11月頃の明け方、父が自宅で脳出血になりました。
トイレに行こうとしていた父の異変に母が気付いたのですが、どうして良いのかわからずに私を起こしに来たのです。
一目見て異変に気付き、母に救急車を呼ぶように言い、私は父の体を支えながらトイレまで行ったことがありました。
緊急入院にはなりましたが、ほとんど後遺症も無く今も元気に過ごしています。
身内だけでなく、駅で倒れていたおばあさん、目の前いきなり倒れたお兄さん、酔っ払って駅の階段から落ちたおじさんなど九死に一生みたいな場面で、救急隊が来るまで付き添っていたことも何度もあります。
介護職で身につくスキルで人の命を救うかもしれないこともあるのです。
未経験のあなたに介護職をすすめたい理由 その3
3つ目。介護職は未経験で資格が無くても働ける、働きながら資格が取れるんです。
働きながら資格を取る、そうは言っても普通は簡単に取れるものではありません。
無資格で働き始めた場合、事業所によっては、ヘルパー2級の資格取得費用を補助してくれるところもあります。
ヘルパー2級をとり、実務を3年重ねれば国家資格である介護福祉士に挑戦することも可能なんです。
資格取得のための費用を補助してもらえ、国家資格にも挑戦でき、勤務年数を重ねるほどスキルアップできる職業なのです。
未経験のあなたに介護職をすすめたい理由 その4
4つ目。女性でも男性でも家事が出来れば年齢関係なくあれば介護職は出来るんです。
介護というものは日常生活のお手伝いの延長にあるものです。
働いていようが、専業主婦(主夫)であろうが、家事をしなくてはなりません。
「実家暮らしだから関係ない」、そう思う方いらっしゃるかもしれません。
では、ご両親が亡くなった場合誰が家事をするんでしょう?
施設勤務だと夜勤等も入ってくるので体力も必要ですが、基本日勤帯勤務のホームヘルパーであれば時間単位での仕事が多いので、体力面での不安は少ないと思います。
朝起きて、着替えて顔を洗ってご飯を食べて歯を磨く。多少順番は前後するかもしれませんが、大体皆同じことをしているはずです。
ですから、日常生活を問題なく送れて、家事が出来れば介護職はできるんです。
未経験のあなたに介護職をすすめたい理由 その5
5つ目。基本給のほかに色々な手当がつきます。
法人によっては非常勤(パートさん)でもボーナス、出るんですよ。
私が勤めていた施設では、資格手当、皆勤手当、夜勤手当、時間外手当、調整手当がついていました。
それぞれの金額についてはうろ覚えなので敢えて記載しませんが、手当だけで合計10万円近かったと記憶しています。
夜勤手当は、1回の夜勤に対して○千円、非常勤の場合は時給なので+時給○円と言うかたちで支給されていました。
友人の話では、家賃の補助が出る法人もあるようです。
きつい、辛い、大変なだけだと思われがちな介護職ですが、此処に記載した以外のメリットもたくさんあります。
お金で買えないものも得られますし、人として大きく成長できる職業なんです。
「自己満足の職業だ、老い先短いやつの世話なんか良くできるよね」と言われたこともありますし、この記事を読んでそう思う方もいるかと思います。
私はその方々に聞きたいです。自己満足で働いてはいけませんか、残り少ない余生を少しでも暮らしやすく生きてはいけないのですか、と。
超高齢社会となり、平均寿命も世界1、2位を争う時代となった今、介護職の需要はとても高いです。
就職難だし、資格も無い、何処に行っても安月給、だったら水商売・風俗業でもいいやなんて思ってる方いませんか?
ちょっと待って!
水商売・風俗業は年を重ねても続けていけますか?
安定した収入や資格を取ることはできますか?
考えてみてください。就職先も多く、資格も取ることができ、スキルアップすることで昇給にも繋がる仕事が貴方の身近にありますよ。