介護講師が語る!未経験の方に介護の仕事をおススメする理由
30代40代で失業したら介護士がおススメ
私の働いていた介護施設ではリストラや倒産で失業をした方で、ハローワークの勧めで介護職に就職をした方がいました。
その方はハローワークの職員から「介護職は将来需要がある仕事のため、リストラや倒産にあう可能性が低い」と言われたため求人に応募をしたそうです。
介護をおススメする理由
介護職の魅力の一つとして、「年齢に関係なく未経験でも就職をすることができる」ことがあげられます。
「自分は30代(40代)だから、若い職員の中で浮いてしまうだろう」と思う方も、介護の仕事は一般企業とは違い、(繰り返しますが)「年齢に関係なく未経験でも就職をすることができる」ため、30代、40代で働いている方はほとんどの介護施設で半数以上います。
そのため30代、40代で介護の仕事を始めることは全然珍しくありませんし、若い介護職員の中で浮いてしまう話など一度も聞いたことがありません。
介護の仕事は超高齢社会を迎えた現在、職員が不足をしていることから大変需要のある仕事となっています。
介護福祉士にまでなれば給料アップ 転職も容易に!
また、将来介護福祉士を取ることで、年齢に関係なく昇格ができるチャンスもあります。
また、介護福祉士の他にもケアマネジャーを取って(受験資格に実務経験が5年以上必要です)介護現場を卒業し、新たに介護施設の専任ケアマネジャーとして働く方もいます。
介護の仕事は関連する資格を取ることで将来の仕事の幅が広がることから、失業された30代、40代の方へもおすすめしたい仕事です。
介護のスキルがあればパート先にも困らなくなる
介護の仕事の強みというのは専門職であることから、「どこの介護施設に転職をしても介護職員の実務経験(スキル)がいかされる」ことだと思います。
例え転職先の利用者の身体状態が、前職の利用者と異なっていたとしても介護技術の「基本」は変わりません。
また、介護の仕事は食事、入浴、排泄を軸として介護が行われることから「3大介護」という言葉があります。
食事、入浴、排泄の介護はどこの施設でも行われることから、介護職員の実務経験(スキル)があると転職先でもすぐに順応することができるため、結果的に即戦力となります。
介護職員の実務経験は最低3年あれば採用担当者から即戦力になるとみなされます。
介護施設は人手不足をしている所が多いため、どこの施設でも採用担当者は「即戦力になる職員」を欲しがっています。
そのため、介護職員の実務経験が3年以上ある方は、求人先をたくさん選ぶことができるためパート先にも困らなくなります。
介護施設を探すなら介護人材派遣会社がいい
私が働いていた介護施設では、いつも何人かの派遣社員が働いていました。
介護職の派遣社員の魅力は、派遣会社の職員から求人探しの手伝いから就職後の相談役まで幅広い支援が受けられることだと思います。
そのため、介護の仕事が未経験の方や、契約職員として期間を定めて働きたい方などへは特におすすめしたい働き方です。
その他にも派遣社員は正社員のような残業や会議の参加、飲み会等の付き合いもほとんどないためプライベートを楽しみたい方や色んな施設で働いてみたい方などにもおすすめです。
私が働いていた職場では、子供のサッカーの送り迎えや試合の同行があるため、定時に退社をしないと間に合わないことから派遣社員として働いている方がいました。
派遣社員でないと毎日定時で帰ることができなかったため、その方は自分に合った働き方を選ぶことができて幸せだと思いました。
また、派遣社員は仕事が自分に合わない場合も派遣会社を通して契約の解除(退職)をすることができるため、精神的な負担も少なくして済みます。
昔働いていた介護施設の派遣社員で人間関係に悩んでいる方がいましたが、「私は派遣社員で契約が○月までだから」と割り切って人間関係の悩みを乗り越えていた方もいました。
派遣社員は期間限定で働いているため、正社員とは違い多少仕事が合わなくても気楽に考えることができるため、結果的に正社員と比べて仕事でのストレスも少ない状態で働くことができます。
精神的な負担、ストレスを少なくして働きたい方へも派遣社員はおすすめしたい働き方です。