介護福祉士になれば人生の収入が安定する
超高齢社会を迎えた現在、介護を必要とする高齢者の人数に介護職員の数が追い付かないため、多くの介護施設では現在介護職員が不足しています。
そのため、介護の仕事は大変需要があり季節を問わず一年中求人があります。
国家資格である介護福祉士を取得することによって、更に介護の専門性が高まることから転職の際も非常に必要な人材とされます。
そのため、介護福祉士は転職先に困らないことから人生の収入が安定します。
介護福祉士の魅力は国家資格であるうえ、仕事に需要があるので転職に困らないことからその資格が一生いかせること=人生の収入が安定することにあると思います。
30代で失業したなら介護福祉士になってみては?
介護の仕事は資格をもつ専門職であることから、年齢に関係なく就職することができます。
また、介護職員として実務経験を3年積んでいただき、介護職員実務者研修を修了していただくと、介護福祉士の受験資格を得ることができるため、介護福祉士をもつことで将来のキャリアアップにもつながります。
介護施設で昇格するためには国家資格である介護福祉士を持っていることが必須条件です。
どんなに長く勤続していても、仕事が有能であっても一般企業のように昇格することはできません。
介護福祉士になる前にまず始めに初任者研修(旧ホームヘルパー2級)の受講を修了して下さい。
介護施設は未経験でも就職することはできますが、必ず初任者研修の受講をするように言われます。
時間のある方は介護職員実務者研修を受けると初任者研修を受講したことになるのでおすすめです。
30代で失業した方へは、専門職であり将来キャリアアップもできる介護福祉士をぜひおすすめします。
介護職を続けるコツとは?
私が介護現場で働いていた時よく家族と、「介護の仕事は誰でも就職はできるけど、誰でも続けられる仕事じゃない」と話していました。
介護をする利用者も人間ですし一緒に働く先輩や上司も人間です。多くの人間に囲まれて仕事をするということは、価値観の違いなどからストレスもたまります。
そのため、日頃からストレスをためない工夫(自分に合ったストレス解消法)ができることが大切だと思います。
趣味をもつ方は趣味に没頭できますが特にないという方は、仲の良い職場の人や家族、友人に仕事のグチや悩みを話すだけでも違います。
私自身5年以上介護現場で働いていましたが、介護職が長く続くコツは、「仕事のストレスをためないこと」が一番だと思います。
介護職の転職者事例
私の以前働いていた介護施設では、30代の未経験で就職した男性職員Aさんがいました。
Aさんは以前バイク店で働いていたそうで、旧ホームヘルパー2級(現介護職員初任者研修)の受講修了資格を取って就職をしました。
入職時は利用者と接することから毎日行うレクリエーション(余興)まで不慣れながら仕事をしていましたが、半年ほど経つとすっかり介護職員らしくなり自信を持って仕事に取り組んでいました。
Aさんは、自分と同じ30代の未経験で就職をした男性の先輩Bさんと入社時から親しく、その仲は2人で食事に行くほどでした。
Aさんは先輩Bさんと毎日のように仕事帰りに近くのスーパーで待ち合わせをしていました。
きっとAさんは先輩のBさんに介護の仕事について色々と聞いていたのではないかと思います。
Aさんのように未経験の場合は分からないことがたくさんあるため、職場の親しい人に限らず身近に相談できる相手がいるだけでも前向きに仕事を続けることができると思います。
介護求人の探し方
介護求人は新聞の折り込みや求人ジャーナル、介護転職サイトなど様々な所で求人を出しています。
その中でも一番求人案内の詳細が載っているのはハローワークになります。
介護の求人は多いため、自分に合った求人の探し方でも十分ですが、色んな所で求人案内を見てみることをおすすめします(施設によってはハローワークにしか求人案内を依頼しない施設もあるためです)。
一つ注意していただきたい事は、求人案内によっては大まかな記載しかしない施設もあるため、詳細が気になる場合は施設に問い合わせて聞いてみて下さい。
気になる求人先のホームページを確認したり、近くであれば下見に行くことなども施設のイメージができるのでいいと思います。
介護の仕事探し方法のおすすめは人材派遣!いいですよ~
私が働いていた介護施設でも派遣社員が複数人いました。
派遣社員の長所は一言で言うと、「求人探しから就職後のサポートまでしてくれます」。
特に未経験で初めて介護の仕事をする方はこれ以上の心強さはないと思います。
自分のそばでいつも仕事の相談にのってくれる人がいると、安心して仕事をすることができます。
もちろん、職場が自分に合わない場合は派遣会社を通して退職することができるため、精神的なストレスも少なく済みます。
また、派遣社員は期間契約で働いているため多少仕事が合わなくても「○月までだから」と気楽に考えることができます。
残業もほとんどありませんし、会議や勉強会の参加も正社員のようにほぼ強制ではないためプライベートが充実できるうえ、精神的なストレスも少なく仕事ができます。
介護福祉士になるとどうなるのか?
介護の仕事は人手不足なことから初任者研修を受講すれば求人に困ることはありませんが、専門的な介護知識や介護技術が必要な仕事であるため、介護福祉士を持っていることで年齢に関係なく更に求人の幅が広がります。
ストレスで介護を辞めたい!って思う位なら派遣という働き方も
介護の仕事はたくさんの人間を相手とする仕事のため、その分ストレスもかかります。
その影響で介護福祉士が介護業界を退くことも少なくありません。
そんなストレスの負担を少なくする働き方のひとつとして、派遣社員があります。
派遣社員は求人探しから就職後のサポートも派遣会社が手厚く行ってくれますし、期間契約で仕事をするため精神的な負担も少なく働くことができます。
安定した気持ちで快適に、そして長く介護の仕事を続けるためにもおすすめしたい働き方です。