介護講師が語る!介護職は他の仕事にない、こんな楽しさがありますよ
介護職を始めたくても低賃金や重労働などが問題視されていることから決意できない方がたくさんいます。
しかし、介護職を始めると世間でささやかれていたことがウソのように魅力を感じることができるのです。
きっとこの魅力は介護職をしている方にしか分からないでしょう。
今回は介護職経験をもつ私が介護職をして嬉しかったことを余すことなく存分にご紹介したいと思います。
これを読んだらきっとあなたも介護職を始めたくなるでしょう☆
介護職に就こうか迷っている方はぜひ参考にご覧下さい。
人の役に立てるのが嬉しい!
介護職は利用者の援助や介護を行うことから直接人の役に立てる仕事です。
直接人の役に立てる仕事というのはそれほど多くありません。
介護サービスは何らかの援助、介護を必要とする方が利用しているため、一日に何度も人の役に立つことができます。
例えそれが仕事だとしても人の役に立てることは自分の存在価値や欲求を満たすことにつながります。
介護職にイキイキしている方が多いのはその方の性格ではなく、人の役に立つことに生きがいを持っているためなのです。
ウソのように聞こえるかもしれませんが人の役に立つということはそれだけ嬉しいものです。
介護施設にボランティアへ行く方のほとんどが、人の役に立つことで「自分の生きがい」を得たいために参加しています。
それだけ人の役に立てる影響は大きいのです。
「人の役に立てることのやりがい」が気になる方は、ぜひ一度近所の介護施設にボランティアに行ってみて下さい☆
人間として成長できるのが嬉しい!
介護職は利用者を相手とする仕事であるため、相手の気持ちを考えながら行動しなくてはなりません。
ただ介護ができれば通用する世界ではないのです。利用者だって人間です。
あなたが冷たい対応をすれば「もうあの人の介護は結構です」と介護拒否をされる可能性だってあります。
介護拒否をされればあなたの仕事が少なくなるため介護職として十分に働くことができません。
もちろんそうなれば職場にも居づらくなるでしょう。
そのため、介護職は常に利用者の気持ちを考えて一人一人に適した対応をしていく必要があります。
相手の気持ちを考えることが多い介護職は、人との関わりを通して人間としても成長するのです。
色んな方の気持ちが理解できることは介護職に限らずこれから生きていくうえで大いに役立ちます!
私も介護職をしてから大分人の気持ちが分かるようになり、人間としても成長することができました。
介護職はお金には代えられない成長を手に入れられるため、仕事を「人生」として考えるととても充実した日々を過ごすことができます☆
人間としても十分成長できる仕事であるため、決して無駄にならないでしょう!
あなたもぜひ介護職を目指して多くの人の気持ちが分かる優しい人間へ成長して下さい☆
でも現実は介護の仕事は嫌な事だらけなんでしょ?
介護といえばきつい、汚いとよく言われる仕事であり、マイナスイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
実際に排泄の介助があるため、当然オムツの交換はあります。
認知症の方の場合、オムツの交換の際に暴れて職員を引っかいたり、大声を出してしまう方もいます。
場合によっては、失禁した便を触ったり、そのままの手で周囲を触り汚してしまうこともあり、そうなった場合は対応も大変です。
入浴の介助も大変です
お風呂は歩行ができる高齢者であっても転倒のリスクがあり、目が離せません。
「ちょっと油断した隙に利用者が転倒して骨折した」なんてことはあってはならないのです。
車いすのまま入れる浴槽や寝たまま入る浴槽等もあり未経験では戸惑うでしょう。
食事介助も大変です
食事介助に関しても自分では食事をできない利用者も居る以上避けられない業務です。
誤嚥の危険がある利用者にはとろみをつけたり、食事をきざんで提供したりと形を変えて対応しますが、それでも100%の安全はないのが現実です。
利用者さん1人1人に合った食事形態を提供し、その人に合ったペースでの介助が大切ですが、それを掴むのはすぐにはできないかも知れません。
このような介護の現場の現状を見ると「自分にはできないかも」と不安に感じる方もいらっしゃると思います。それはおかしなことではありません。
しかし、介護の仕事は経験を積めば決して難しいものではありません。
業務の中で日々学ぶため指導を受け少しずつ1人でできることを増やしていけば最初はできなかった仕事も身に付いて1人でも行えるようになっていきます。
職員が全て1人で行うのが介護ではなく、チームの1人として行うのが介護です。
1人で抱え込まず、不安な点や自分が気になる点を先輩職員に質問し、業務に取り組みそこから更に学んでいけばいいのです。
排泄のオムツ交換やその人に適した入浴介助や食事介助等、全ての介護は現場での経験で身についていくものです。
質問して学ぼうという姿勢は決して恥ずかしいものではなく、大切なことです。
そう考えると少しでもプレッシャーが和らぐのではないでしょうか。
また、利用者さんの身体状況や認知症状によっては全ての介助が全く同じ流れで進むわけではありません。
経験で身に着けた基礎と利用者さんとのコミュニケーションでその方について把握した情報の両方を活用することで対応が十分可能です。
その例としては「1言で麻痺と言っても、その人によって動かせる範囲が違うこと」「認知症の利用者さんで、不穏状態になった際の適した声掛け・対応が違うこと」等です。
ご利用者様の事を考えて、聞いてみる、情報を集めてみる、これが大切です。
ですが、未経験から介護をはじめた人はすぐできるような事ではありません。
私の場合、まずはじめ移乗とか排せつ介助とかの基本業務に慣れるまでの方が第一でした。
その後、慣れて周りを少し見れるようになってきてからご利用者様の事を考えて介護ができるようになってきました。
はじめてで介護の仕事をするっていうのは、結構大変です。
ですが、なんでもそうなんんですが、まずはやってみるって事が大切です。
利用者さん1人1人のために、その人がその人らしく生活していくお手伝いをしていると思えば仕事の中にやりがいや、楽しさを見いだせるでしょう。
また、利用者さんとのコミュニケーションも楽しいものです。
素直に笑えるから嬉しい!
介護職は直接人と触れ合うことができる仕事であるため、仕事を通して素直に笑えることが嬉しいです。
利用者の過ごす「生活環境」は私たちが日常で過ごす「生活環境」とごく変わりありません。
もちろん利用者の生活環境にも笑ったり喜んだりすることは日常としてあります。
そういった生活空間を演出する介護職は仕事を通して素直に笑えるから嬉しいです。
毎日のレクリエーション(余興)や季節行事、日帰り旅行などを通して利用者と楽しんだり笑ったりすることができるため生きがいを持って仕事をすることができるでしょう☆
ただやみくもに介護を行うことが介護職ではありません。
利用者の人生を共に楽しみ喜び合えることに魅力があるのです。
あなたも利用者の人生を一緒に楽しめるような介護職になって下さい☆
介護職を素直に楽しめるようになれば人間関係のストレスも感じなくなり、世間で言われる低賃金、重労働など気にすることなく自分らしく働くことができるでしょう☆
利用者の人生を共に楽しめ合える介護職こそが理想とする介護職ではないでしょうか。
介護講師が語る!介護職は他の仕事にない、こんな楽しさがありますよ まとめ
介護職をしていて嬉しいことは何より利用者との関わりを通して生きがいが得られることです。
みなさんが今イメージするよりも実際に介護現場に入った方がより理解できると思います。
そのため、時間がある方はぜひ一度介護施設にボランティアへ行っていただくことをおすすめします☆
直接利用者の役に立つことで喜びとやりがいを感じること間違いないでしょう!
介護職は人との関わりを通して喜びや楽しみを素直に感じることができる仕事です☆
あなたも介護職を始めてさらに生きがいをもった人生を手に入れてみませんか?
未経験から介護士になるなら介護系人材会社に登録して色々聞いてみるのがオススメの方法です
最後に、これから介護職を探す方へ介護転職情報サイトをご紹介します。
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他業界では考えられない事なのですが、介護の仕事は売り手市場ですので、介護人材を斡旋する介護系人材会社のサービスが過剰な位に良くなっているのです。
介護職をこれからやってみようかと思われてる方は、履歴書をどうやって書けば受かり易くなるのか、どういう施設がいいのか、面接はどう答えればいいのか、という事も詳しく教えてもらえるので、本当におススメです。
無料ですので、ぜひ介護系人材会社を利用してみて下さい。