未経験者が早く介護福祉士を取る方法とは?介護講師が解説するよ!
介護福祉士は介護に関する高度な専門知識、技術を必要とすることからすぐに取れる資格ではありません。
また、試験に合格するだけでなく実務経験も必要とすることから取得するためにある程度の期間も必要となってきます。
しかし、あるコツを知るだけで介護福祉士の資格を効率よく早く取ることができます。
介護福祉士を取れば就職や起業も有利にできるため、必ず将来の役に立つでしょう。
そこで今回は介護福祉士を早く取りたい未経験者へ、早く資格が取れる方法をご紹介します。
ぜひこの記事を読んで効率よく介護福祉士を取りましょう。
初任者研修より実務者研修を取ろう
将来介護福祉士を目指す方であれば初任者研修よりも実務者研修の取得の方がおすすめです。
その理由は介護福祉士の受験資格に実務者研修が必要となっているからです。
初任者研修はもともと無資格者が取らなければいけない介護資格となっていますが、実務者研修を最初から取ってしまえば取る必要がありません。
つまり、始めから取ってしまえば受験前にわざわざ取りに行く必要がないのです。
当然そうなれば受験勉強にも専念できるため一発合格する確率も上がるでしょう。
介護福祉士の受験資格は実務経験3年と実務者研修の修了資格が必要であるため、最短3年で国家資格である介護福祉士が取れてしまうわけです。
介護福祉士試験の一発合格を目指す方はぜひ初任者研修でなく実務者研修を受講しましょう。
養成校で介護福祉士を取ろう
未経験者は「介護福祉士は国家試験に合格して取るもの」と思いがちですが、国家試験を受けなくても取得できる方法はあります。
それは介護福祉士の養成校を卒業することです。養成校とは介護福祉学科のある専門学校や短大等のことをいいます。
もちろん養成校で必要な単位を取る必要がありますが、養成校であれば介護の実務経験や実務者研修を取る必要もなく、卒業と同時に介護福祉士が取得できるのです。
さらに養成校なら修業年数が2年であるため実務経験を積んで取るよりも1年早く取得できます。
国家試験は不合格になる確率がありますが、養成校は単位を取れば必ず介護福祉士が取れるため安心して学業に専念できるでしょう。
金銭的に養成校の利用が難しい方も職業委託訓練制度を利用すれば入学金、授業料、さらに条件を満たせば在学中の生活費も支給してくれます。
金銭的な負担を少なくして取ることができるでしょう。
働きながら介護福祉士を目指すのは身体的にも精神的にも大変です。
それより働かなくても取得できる介護福祉士を目指してみてはいかがでしょうか?
養成校は学業に専念できるため幅広い介護知識、技術が身に付きます。
試験対策で一発合格を目指そう
実務経験を積んで最短で介護福祉士に合格するためには一発合格することが一番大切です。
一発合格をするためには受験前に念入りに試験対策をすることが必要です。
介護福祉士国家試験の問題は様々な参考書、テキストが販売されています。ぜひ試験対策に一冊は購入しておきましょう。
効率よく受験勉強をするコツとして、過去問題集を利用する方法があります。
試験問題の多くは過去問題と類似した問題が出題されているため、一発合格を目指す方はぜひ過去問題を確認することがおすすめです。
介護福祉士の受験資格まで3年の時間があるため、十分な試験対策を取りましょう。
まとめ 無資格者が一番早く介護福祉士を取る方法は養成校に2年間通い卒業をすることです。
授業料の全額免除や要件を満たせば生活費の支給もあるため、経済面で諦めていた方も希望を持って目指せます。
また、働きながらでも実務経験と実務者研修の取得で最短3年で取得することが可能です。
少しでも早く介護福祉士を取りたい方は、自分に合った方法で介護福祉士取得しましょう。