派遣社員の収入はやっぱり低いの?介護講師が解説するよ!
介護スタッフは派遣社員の募集がたくさんありますが、実際に働いていないと収入もよく分かりません。そのため、ほとんど方は収入を調べず働きやすさから就職をしてしまい収入面で後悔をしてしまいます。
しかし、派遣社員は具体的な収入事情を知ることで就職後も安心して働くことができます。派遣社員の収入を理解しないで就職するのはとても損なのです。
そこで今回は派遣社員の収入についての特徴を説明します。これから派遣社員として介護就職を考える方はぜひ参考にして下さい。
派遣社員の収入は正社員より低い
派遣社員の収入は正社員とほとんど変わりませんが一つだけ大きく違うことは派遣手数料が給料から天引きされることです。派遣会社によって差し引かれる割合は違いますが平均20パーセントほど給料から天引きされます。
派遣会社は派遣社員に職業紹介や就業サポートを行っているため、その謝礼として毎月の給料から差し引かれることになっているのです。そのため同じ仕事をしていても派遣社員は正社員よりも給料が安いのです。
介護正社員の平均手取り額が17万円なのに対して派遣社員の平均手取り額は15万円程になります。派遣社員というだけで給料が2万円~3万円も減ってしまうのです。
ですが、派遣社員が夜勤を行うと正社員と勤務形態が変わらないことから正社員に昇格する可能性もあります。
将来的に正社員で働きたい方や未経験で試しに派遣社員から働きたい方は将来につながる働き方ができるためおすすめです。
派遣社員のボーナスは正社員より低い
派遣社員は正社員と同じようにフルタイムで働いているため多く方はボーナスが支給されます。ですが、派遣社員は正社員ではないためボーナスの金額も寸志程度が多いのも特徴です。夏も冬も平均5万円~10万円程でしょう。
また、給料と同じようにボーナスも派遣手数料が天引きされます。派遣社員は就職や就業のサポートがあるため、手数料の天引きは切っても切れない関係なのです。
ですが、派遣社員はその分働きやすさのメリットがあります。詳細は次の項目で説明しますが、このメリットに魅力を持ち介護派遣に就職する方もいるため、決してデメリットばかりではありません。
派遣社員は収入が低い分自由がある!
派遣社員は正社員とは違い雇用形態も安定していなく収入も少ないです。ですが、その分職場からの拘束が少ないため自由に働けることが魅力です。
例えば子育てや家族の介護などに専念したい方は、派遣社員であればほぼ定時で帰ることができるため自由に時間を取ることができます。趣味などで自分の時間を大切にしたい方へもおすすめでしょう。
また、派遣社員は正社員のように勉強会や会議に参加する強制力がないためストレスも少なく自由に働くことができます。
もちろん契約期間で働いているため、仕事が合わない場合も更新しなければいいだけの話です。正社員のように引き継ぎを行って周囲に気を使って辞める必要などありません。また、どうしても続けられない場合は契約解除をして期間内に辞めることもできます。
自分の時間を大切にしたい方、仕事のしがらみに関わりたくない方、契約期間内で気楽に働きたい方はぜひ派遣社員がおすすめです。
給料は正社員よりも少ないですが、その分自分の時間を手に入れることができるでしょう。
まとめ 派遣社員は就職や就業のサポートを受ける関係上、派遣手数料が給料やボーナスから天引きされます。そのため正社員に比べると毎月の給料が2万円~3万円ほど下がるでしょう。
ですが、派遣社員は契約期間で働いているため残業や会議、飲み会等の強制力がありません。そのため、人間関係のストレスもなく自分の時間を充実させることができます。
このように派遣社員は収入と時間、精神的な安定が得られることから多少収入が下がっても多くの方に愛され続けているのです。