夜勤補助の仕事とは?介護講師が解説するよ!
介護職の夜勤は排泄介護や移動介護などの身体介護もあります。
また、利用者の急変時の対応などで仕事が時間内に終わらないこともあるでしょう。
そういった際は自然と残業をすることになるため体力的な負担も出てしまいます。
しかし、同じ夜勤業務でも夜勤補助であれば身体的な負担が少なく未経験でも簡単になることができるのです。
また、補助業務であるため急変時も責任のある仕事をする必要もなく定時で帰ることができます。
これなら未経験者でも安心して目指すことができるでしょう。
今回はそんな介護補助の仕事の魅力についてお伝えしたいと思います。私も夜勤補助の経験がありますが介護職で働く時に本当に役立ちます。
夜勤補助に興味のある方はぜひ参考にご覧下さい。
夜勤補助は身体介護がない!
夜勤補助の仕事内容は主に夜勤者の補助的業務を行います。
夕食で使用した食堂の掃除や歯磨き用具の洗浄、消毒、洗濯など学生でもできるような内容なので安心して下さい。
また、排泄介護や移動介護などは夜勤者が行うためほとんど行うことはありません。
その理由は夜勤補助は無資格のアルバイトが多いからです。正社員であれば別ですが、夜勤補助は基本的に事故予防の観点から身体介護をやらせません。
そのため、仕事の大部分は家事などの雑用だと思って下さい。
介護補助はベッド脇の簡易トイレの処理や消毒、唾液の入った歯磨き用具の洗浄など汚れを見る仕事も行いますが、仕事だと割り切って行えばすぐに慣れてしまいます。
普通の夜勤業務と比べて責任や身体的な負担も少ないので副業として働く方が多いのも特徴です。
夜勤補助は精神的負担が少ない
夜勤補助は夜間勤務なので一見すると負担が大きいように思いますがそんなことはありません。
実は精神的な負担が少なくとてもおいしい仕事なのです。
その理由は人間関係にあります。
夜勤時の職員配置は基本的に1フロア1人になります。
そのため、日中のように色んな介護職と付き合う必要がないので人間関係のストレスも最小限で済むのです。
しかも夜勤時は周りの利用者も寝ているため忙しく仕事をする必要がありません。
人間関係や仕事など、全体的に負担を少なくして働けるのです。
夜勤補助者の年代も10代から60代と幅広い方から人気があります。
健康であれば退職後も働くことだってできるでしょう。
確かに夜勤補助は睡眠時間が少なくなるため大変ですが、人間関係の精神的負担を減らしたい方へはまさにおすすめの仕事です。
介護職は人間関係のストレスが多い仕事とも言われています。
ぜひストレス負担の少ない介護補助の仕事をして快適な介護職生活を送りましょう。
夜勤補助は自分のペースで仕事ができる
前項でもお伝えしましたが夜勤補助は最低限の介護職でまわしています。
職員の人数が少ないということはそれだけ気を使う人がいないため自分のペースで仕事ができるのです。
夜勤中は利用者も寝ていることから職員同士も極力話をしないように配慮しています。(親しい職員同士であればステーションで談話することもあります)
そのため、個人で動くことが多いため時間配分さえ守っていれば自分のペースで仕事ができるのです。
日勤のアルバイトだと周りとある程度仕事のペースを合わせなければならないため本当に天国のようです。
私も以前夜勤補助のバイトをしていましたが夜勤者は自分達の仕事をしているため夜勤補助はほとんど単独行動をしていました。
そのため、ほとんど気を使うこともなく気楽に仕事をすることができました。
自分のペースで仕事ができる夜勤補助は同じアルバイトでもホントにおいしい仕事です。
介護経験がある方であればなおさら仕事もしやすいでしょう。
夜勤補助はお金を稼ぎながら夜勤現場も学ぶことができるため、介護就職する前にお試しでしたい方へもぜひおすすめです。
未経験者でも十分できる内容なので安心して下さい。
未経験者はぜひ自分のペースで仕事ができる夜勤補助を目指してみてはいかがでしょうか?
夜勤補助は責任が少ない
夜勤補助はアルバイト採用がほとんどなため、学生から未経験者まで素人からでもできます。
知識や技術がなくてもできることから夜勤補助は身体介護がほとんどありません。
身体介護がないということは、介護事故を起こすリスクも少ないため必然的に責任が少なくなるのです。
介護職は身体介護を行うものですが身体介護を行わなくて済む夜勤補助なら未経験者でも安心して働けるでしょう。
夜勤補助は未経験者の小遣い稼ぎや副業にもぴったりなお仕事です。
ぜひ責任の少ない介護補助で夜勤経験とお小遣いをゲットしましょう。
夜勤補助は就職前のお試しに良い!
夜勤補助は夜勤者の業務を身近に見ることができるため就職前のお試しにも合っています。
例えば夜勤業務ができるか不安がある場合や、介護職のできる仕事から始めたい方へおすすめです。
私の働いていた介護施設では夜勤補助がなかったため、未経験者の中には何回かボランティアとして夜勤に入っていた方もいました。
もちろん強制ではありませんがしたが、もし夜勤補助をしていれば働きながら夜勤業務に慣れることができたでしょう。
介護職を正社員として働く場合、ほとんどの施設で夜勤業務があります。
夜勤業務は未経験者でも3~4回指導者がついた後に独り立ちをします。
夜勤業務に自信を付けたい方や働きながらゆっくり仕事内容を理解したい方は就職前にぜひ夜勤補助をしてみて下さい。
夜勤補助は介護現場を学べる!
夜勤補助は働きながら介護現場を学ぶことができるため、未経験者にはピッタリな働き方であると思います。
残念ながら夜勤補助はアルバイトの募集がほとんどですが、高賃金で1回6000円~7000円の支給があるのです。
もちろんアルバイトなので仮眠もしっかりと取れます。
仮眠時間は平均4~5時間と普通の夜勤者に比べてしっかりと休めるので未経験者にはまさに働きやすい仕事であると思います。
高賃金で仮眠もしっかり取れるうえ、夜勤の介護現場が学べる夜勤補助は、時間のある未経験者にぜひおすすめしたい働き方です!
夜勤補助の仕事とは?介護講師が解説するよ! まとめ
私も学生時代に夜勤補助のバイトをしていました。
10代の学生でもできる仕事なので未経験者でも十分できます!学生でもできる仕事なので当然身体介護もありません。
また、夜勤者の補助を行うことから大きな責任もないため安心して働くことができるでしょう。
未経験者の夜勤補助は慣れるまでは目の前の仕事で精一杯だと思います。
ですがそれはどこの職場でも変わりありません。
仕事に慣れてしまえば夜勤者や利用者の様子を観察することができます。
そのため夜勤業務や介護職を学ぶのにも良い環境なのではないでしょうか?
夜勤補助は働きながら夜勤業務が理解できるため絶対に今後のためになります。
身体介護もなく仮眠時間もしっかりと取れるため、介護就職前のお試しで始めたい方や夜勤業務に慣れたい方へぜひおすすめです!
また、夜勤補助は時間帯や経験をいかせることから副業としても人気があります。
日中は介護職として働くことで夜勤補助の仕事も早く慣れることができるため、自分らしい働き方ができるでしょう。
夜勤補助は夜勤業務に慣れたい方、副業として働きたい方、腰痛などで身体介護のない働き方をしたい方など、色んな方が働ける仕事です。
睡眠時間もしっかり取れるうえ身体介護も行わないため未経験者でも十分対応できます。
あなたも夜勤補助を行い介護サービスの視野を広げてみませんか?その経験はきっと将来のために役立ちます。