これからの時代に介護士がお勧めな理由
世の中の流れを考えた時、老人人口はこれから20年はずっと増えていきます。
介護職は50代になってもできるし、働き方によっては60代でも勤務可能です。
私自身そうだったのですが、たとえばサービス業の場合、競争が激しくなってくると、どうしても現場は激務になってきます。
サービス業ですと、若いときはそれでも体が持ちますのでできますが、歳を取ると当然無茶が効かなくなってきます。
そうすると、必然的に30代が仕事人生のピークになり、その後はそのサービス業を辞めて他の仕事をする事になります。30代も半ばを過ぎてしまうと、次に就職する事が非常に困難になります。
それでも!40代からでも就職できるのが介護です
これは本当に介護の利点だと思います。
私もこれが理由で介護業界に入りましたし。
最初の3年は薄給ですが、一生介護業界で勤めた場合の事をトータルで考えれば、30代後半までサービス業をやった後にどうしょうもなくなって失業し、その後アルバイトで暮らしていくのと比較して、介護業界に30代後半から40代で就職するっていうのはホントに悪くない選択の一つだと思います。
介護業界の見通しは明るい
介護の将来性は、明るいです。今でも政治に影響のある投票する有権者は大半が老人です。政治家は、その老人の票が欲しいので、どんどん介護職の待遇を良くして、介護に人が就き易くしますと公言している人がたくさんいます。
ですので、これから先、30年位は介護の職を取り巻く環境が良くなる事はあるにせよ、悪くなる可能性は非常に少ないといえます。
日本社会は高齢化か進み、すでに超高齢社会に突入しています。そして今後さらに高齢化か進み、2030年には65歳以上の高齢者か32%、70歳以上だけでも25%になると予測されています。4人に1人は70歳以上の高齢者ということになります。
年を取るとどうしても身体か弱り、認知機能も衰えて、医療と介護の必要か高まります。そうならないように健康増進や介護予防を進めていくとして、その大部分は医療と福祉の仕事になってきます。
また、高齢化に合わせ、さまざまな社会保障制度かでき、変化していく中で、普通の大がそれらを理解し利用することは難しくなっています。制度が機能していくためには、専門家のアドバイスが欠かせません。
高齢社会とは
65歳以上の高齢者人口が全人口に占める割合を高齢化率と呼び、高齢化率によって、社会は次のように分類されます。 :
高齢化社会…………高齢化率が7%より多い
高齢社会………………高齢化率が14%より多い。
超高齢社会……………高齢化率が21%より多い
この分類によれば、日本は2007年にすでに超高齢社会に突入しています。
介護福祉士になろう ASTRA医療福祉研究グループ オーエス出版社より抜粋
介護は今後どんどん需要が増えていく、という事は、今から介護職を未経験からはじめて、そして3年の経験を積んで介護福祉士になったり、さらに経験を積んでケアマネージャーを目指す、という選択を、今選んでおくと得をするのです。
もちろん、介護には、不衛生なものを扱ったり、場合によっては暴力を振るってくるようなご利用者をうまくかわしたりするというようなデメリットもたくさんあります。
それでも、この不況で、仕事を選びにくい社会では、貴重な就職先だと私は思います。
次の記事は介護士になる為、もしくは介護に興味がある人の、介護の就職情報の集め方についてです。
介護士の求人を探しているあなたへ | 介護なら未経験でも就職できるよ