介護のお仕事体験談!介護の仕事をして実際に感じたこと
介護経験者が語る介護のメリット
良いイメージを持っている人はきっと少ないはずです。介護の仕事って世間からは「きつい仕事」として認識されてますよね。
確かに楽な仕事ではありません。自分の思い通りにいかないこともありますし、大変なことも多いです。
でも、私が実際に介護の仕事に就いてみて思ったのは「介護職はとてもやりがいがある」ということでした。
みなさんが今就いている仕事は楽しいですか?
楽しい仕事や自分に合った仕事ってなかなか見つからないですよね。私もこの仕事に就くまではずっと見つかりませんでした。
でも、楽しい仕事や自分に合った仕事は、実際に経験してみないと見つからないものだと思います。私自身、まさか今の仕事が自分に合っているとは思いませんでした。
私が介護職に勤めて実際に感じたこと、そして介護職のメリットなどをこれから書きたいと思います。
これを読んで一人でも「今の生活を変えよう!」と思ってくれる方が一人でもいれば嬉しいです。
未経験の時、不安だったけどやってみたらなんともなかった介護業務
私が介護の仕事に就いたのは今から9年ほど前のことです。
なぜこの仕事に就いたかというと「未経験で無資格でも正社員として働くことができる」からでした。
「そんな安易な考えで介護の仕事が務まるの?」と思うかもしれません。確かに最初のうちは本当に大変でした。
でも、仕事に慣れてくるとそこまで大変だと思わなくなっていったんです。
介護職に就く前、たくさんの人から「介護職はきついよ」と忠告されました。
でも実際にやってみるとそこまで大変でなく、むしろ楽しいと感じることが多かったです。
誰かの役に立つのが単純に楽しかったですし、何より自分の行ったことによってご利用者の方が喜んでくれるのがとても嬉しかった。介護職に就いて初めて「ありがとう」と言われた時の嬉しさは今でも忘れられません。
キツイと言われる介護職ですが、たくさんの人が思っているほどキツイ仕事ではありません。そもそも楽な仕事はありませんよね。
介護職は本当にやりがいのある仕事。私はいつの間にか介護職がとても好きになっていました。
目次
介護派遣という働き方で自分の思い通りに働けるようになった
ある程度介護の経験を積んでからは介護派遣という働き方を選びました。なぜあえて正社員から派遣という働き方を選んだかというと、介護派遣の方が自分のライフスタイルにあった働き方ができるからです。
私には二人の子供がいて、育児をしながら仕事をしていました。当時は祖父母が子供の面倒を見てくれてたので安心して仕事に専念できましたが、その後祖父母の体調が思わしくなくなり、仕事に専念することができなくなってしまいました。
当時の職場はシフト制。不規則な勤務体制だったので辞めざるおえませんでした。
これからどうしよう、と悩んでいる時に知ったのが「介護派遣」という働き方
介護派遣なら自分のほぼ希望通りにシフトを組んでもらうことができました。
なので平日の日中になるべく仕事をたくさんして、夜や週末はできる限り仕事をしない、という希望を叶えることができました。
その後育児が必要なくなった今も正社員ではなく介護派遣として働いてます。自分の思い通りに働くことができますし、給料も時給制なので働いた分はしっかり貰えます。
一見「派遣」というとあまり良いイメージはありませんが、介護の場合は違います。介護の派遣の場合はメリットが多いと感じます。
ライフスタイルなどの働き方に悩んでる人には、介護派遣はとても良い働き方ではないでしょうか?
介護職は30代・40代からでも働くことができる
年齢を重ねていくとなかなか新しいことに挑戦するって勇気がいると思うんです。
私もこの仕事に就くときは30歳を超えていたのでとても勇気がいりました。
でも実際に就職してみると、同年代、いやそれ以上の職員さんがたくさんいるんです。
30代はもちろん、40代、50代の人も働いていました。
そういう人たちを見てると、「年齢よりもやる気が大切なんだな」と心から感じます。
もしも年齢を理由に諦めるならもったいないです。やる気さえあれば介護職は十分にやっていけるはずです。
介護現場で私が実際に見たイジメ、上下関係の厳しい対応とその人がやっていた克服方法事例
ここまでメリットばかり書いてきましたが、介護職は良いことばかりではありません。
メリットもあればもちろんデメリットもあります。
介護職は女性主体の職場。男性も職場と違い、人間関係に少し億劫に感じることが今まで何度かありました。
実際、私は介護の職場でイジメが行われているのを見たことがあります。どんなイジメかというと、その人に聞こえるように悪口を言ったり仕事を押し付けたりしていました。
そういうことをする人は大体年齢の高いおばさん。どこに行っても上下関係のようなものはあるものです。
私はそのイジメを受けてる方のことを気の毒に思いましたが、逆にいじめられるのが怖くて何もできませんでした。
それではどうやってその人がイジメを克服したかというと、その人はとにかく一生懸命仕事を頑張っていました。
仕事を頑張っていくうちにどんどん周りから認められ、信頼を得始めました。そのうち、そのおばさんたちは自然とイジメをしなくなっていったんです。
今ではイジメを受けていたその人は職場のチーフを務めています。
誰よりも頼られる存在になっています。
どうしても自信がなければ介護バイトから始めてもよい
介護の仕事は本当に多様な働き方があります。正社員として働く人もいれば私のように派遣社員としてライフスタイルを優先して働く。本当に様々な働き方があります。
そして何より私が思うのは「介護職はやりがいがある」ということ。私にとって介護職以上にやりがいのある仕事はありません。
もしも「介護の仕事に就きたい!」と思ってもどうしても自信がなければ、介護バイトから始めてもいいかもしれません。
介護のバイトなら責任が軽い分気軽に介護職を体験できますし、そこの職場で働きたいと思えば職員になることもできます。
介護職は人手不足なところが多いので正社員になりやすいです。
私が一つ言いたいこと、それは「やらなければ分からない」ということ。
私も実際にやってみなければこの仕事が自分に合っているとは思いませんでした。
自分を変えるのは行動しかありません。
自分のこれからの生き方として、介護の仕事に就くという選択肢を持ってみてはいかがでしょうか?