介護といっても多数の働き方があります。デイサービス、通所リハビリテーション、有料老人ホーム、訪問介護
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高齢者向けの有料老人ホーム
高齢者の数はあと20年は増えていきます。
介護といったら高齢者向け、っていう位求人がもっとも多いです。
ご老人と話してみるのが好きな人に向いてます
高齢者は人生経験があります。私は今、介護施設で働いているのですが、介護施設で働いていると、ホントたくさんのご利用者さんと関わります。
ご老人の方と接していると、ホント、この人昔すごかったんだなぁとか関心させられたり、勉強になる事が多いです。
ご老人は死ぬ
介護させていただいていた方がお亡くなりになり、死と向き合う機会か多い仕事でもあります。
そういうところを重くとらえすぎる方は向いてないかもしれませんね。介護職はあんまり悩まずにスルーするスキルも大事です。
有料老人ホームなどの施設と、訪問介護サービス、デイサービスでは仕事内容が変わってきます
訪問介護は相手先の自宅に行って家事を代行したりする仕事です。
通所するサービス
通所サービスは、デイサービスと呼ばれます。
こちらの施設に来ていただいて、リハビリをしたり、入浴していただいたり、クラブ…遊びに参加していただいたりします。基本的に楽しくなければ来ていただけなくなるので、明るく仕事しなければなりません。
介護が必要な施設の通所サービスに採用されるかどうかを大きく分けるのが、送迎できるかどうかです。ただ単なる運転ですが、施設の性質上重視されるスキルになります。
入所してもらって集団で暮らす施設
有料老人ホーム、介護付高齢者向け住宅がこの仕事です。
未経験から介護業界に入るっていう方、介護業界の中で転職をしようっていう方は覚えておいて下さい
通所施設と、入所施設はホント全然違います。
入所施設では、多人数のチームワークになります。多人数ですので、基本的に人とのコミュニケーションスキルが重要になってきます。これは入所施設に対しての私の個人的な感想ですが、なんか、ちょっと学校みたいなところあるなぁっていうのが、入所施設に入って仕事してる時に感じる事です。
どこが学校みたいかというと、合う人間と合わない人間がいたり、当然、合う人間同士の関係があったり、いじめがあったりする部分です。
入所施設では基本的に多数のスタッフで仕事をするところです。
24時間介護が必要な特別養護老人ホームや、有料老人ホームでは、シフトに従って変速的に勤務する事になります。
通所系のサービス、デイサービス、通所リハビリテーションのデイケアがあります。
これらも、多数の介護士でチームとして業務にあたります。
多人数の中で仕事をするのが、苦手な人には向いている訪問介護サービス
もちろん、ケアマネや会社との関わりがゼロで、完全に一人で仕事をするわけではありませんが、ある程度1人での仕事になります。
地域内でかなり頻繁に移動する為に、自動車、原付などのバイク、人によっては自転車で介護が必要なお宅まで移動します。
訪問介護には、新しいニーズである夜間帯介護が存在する
あまり知られていませんが、普通は日中のうちに介護が必要な人のところまで行くのですが、今は夜間の訪問介護サービスもあります。
国は在宅介護をこれから押していこうっていう方針ですので、今後、昼分野も、夜分野も、訪問介護業界は発展していく事でしょう。
多人数での介護業務がつらいっていう方は、夜間対応訪問介護の在宅介護サービスをやっている会社を探してみるといいかもしれません。ただ、この場合、重度訪問介護、重度包括支援の方が対象になる介護になりますので、経験、資格がある程度必要になります。
また、大都市圏が多く、夜勤だけの訪問介護ってなると限られますので、日勤をまずこなしてから、夜間の訪問介護っていうパターンの方が多いです。
調べてみたところ、今はそんなに数がないですが、呼んだらすぐ来てもらえるような夜間帯の訪問介護サービスは世の中に必要とされるでしょうから、これから求人数が増えていくと思います。
夜勤だけに絞って考えるのでしたら、グループホーム、重度知的障害者の自立支援法のケアホームが夜勤を募集している事が多いです。
気になる働き方、気になる施設があるのなら、まず介護系のお仕事斡旋会社電話を入れて、話を聞いてみるのがいいです!
ホント、介護系の就職、転職に関しては、行動が多ければ多いほど決まり易くなります。
いろんな業態、働き方がありますが、基本はその施設に面接に行って、仕事内容を聞き、できれば見学させてもらうのがいいです。ネットで情報を見ても、現場の状態や、職場の人間も見れないですからね。