介護で出世して昇給したい!どんな資格があるか教えて!
介護未経験者は上級資格を目指したくても実務経験やスクールで勉強しなければいけないためすぐには資格が取れません。
資格取得を目指したとしても働きながら資格を取る方がほとんどなためエネルギーも必要とします。
しかし、上級資格を取ることでより福祉の知識がいかせるためよりやりがいを持って働くことができます。
介護業界はすべて専門職なので一度資格を取れば一生いかすことができるでしょう。
今回は介護の上級資格が気になる方へ、介護講師がおすすめする上級資格をご紹介します。
ぜひ将来の参考にご覧下さい。
社会福祉士なら同じ介護業界で働ける
介護福祉士と並ぶ福祉系国家資格として社会福祉士があります。
社会福祉士は福祉系資格の中で一番難関資格と言われていますが、幅広く福祉業務に携わることができます。
例えば利用者、家族の連絡調整、新規利用者の案内や営業など主に施設の窓口業務的なことを行います。
介護現場で働く介護スタッフとは違い、家族や地域など外で関わる機会も多いことから専門知識以外にコミュニケーション力や柔軟性も必要になってきます。
社会福祉士の就業場所は介護サービスがほとんどです。仕事は違いますが同じ介護業界で働けるため安心して仕事ができるでしょう。
社会福祉士の受験資格は学歴などによって違いますが相談員の経験やスクールで単位を取ることが必要とされます。
気になる方は就職先の社会福祉士に相談したりスクールで資料を取り寄せてみましょう。
ケアマネを取れば給料が20万以上もらえる
介護スタッフに人気の上級資格としてケアマネジャーがあります。
ケアマネジャーは受験資格に実務経験が5年以上必要ですが、取得すれば介護スタッフよりも高給料が得られます。
それには介護スタッフとしてではなく専任ケアマネジャーとして働く必要があります。
専任ケアマネジャーになると給料は平均23万円もらえるため収入を上げたい方や既婚男性にも大変人気があります。
ケアマネジャーの仕事内容は主に利用者の介護計画の作成やサービスの調整など介護援助のマネジメント業務を行います。
介護スタッフとは違い広域な介護知識も必要とするため、試験自体も難しいのが特徴です。
ケアマネジャーの合格率は20%ということからも試験の難しさが分かるでしょう。
ケアマネジャーは福祉専門職なので介護スタッフと同じように就職先には困りません。
また、仕事柄身体介護を行わないことから腰痛を持つ方や身体介護を減らしたい方へもおすすめです。
あなたもぜひ実務経験を5年積んでケアマネジャーを目指しませんか?
介護教員なら実務経験がいかせるよ
もう一つおすすめの上級資格が介護教員です。これは私が今している仕事だからこそおすすめします。
介護教員になるには介護福祉士と実務経験5年を積んで介護教員講習を修了する必要があります。
すぐにはなれませんが教育職に興味のある方はぜひおすすめです。
教員資格があると専門学校の教員になれたり介護スクールの専任講師になることができます。
介護教員や介護講師は介護の実務経験がいかせるためやりがいを持って仕事ができます。教員職に興味のある方はぜひ目指して下さい。
介護で就職するけど将来は資格を取って上を目指したい。どんな資格があるか教えて! まとめ
介護スタッフは実務経験やスクール、講習を受けることで上級資格を目指すことができます。
すぐになれるのもではありませんが専門職として幅広く活躍したい方はぜひ将来目指してみて下さい。
ケアマネジャーも介護教員も、そして社会福祉士も専門職なので安定した就職ができます。
すぐに使わなくても将来やいざという時に備えて取っておくと転職の視野が広がるためおすすめです。
あなたもぜひ上級資格を取得して華麗に転身しましょう。