介護派遣のメリット！資格があれば正社員より派遣の方が高給な場合も

介護系の資格はお金にならない！？
介護業界はイメージの悪さからいろんな事が言われています。

その中でも最も大きいのが介護の仕事はお給料が安いというものです。

資格を取得しても手当てが出ないとか、そのウソホントについてお話します。

資格取得＝手当てではない

介護の資格として代表例とも言えるものが「介護福祉士」ですが、これは国家資格でもあり介護現場の最高峰です。

国家資格である事から当然どの施設においても、介護福祉士に対して手当てが付くようになりました。

しかし、施設側の理由として「運営基準に関係しない資格保持者には手当てを出さない」というものがあります。
必ずしも資格を取ったから手当てが出るという流れにはなりません。

資格をお金に変えられる派遣社員

一転して派遣社員は資格をお給料に反映されやすいというメリットがあるのをご存知でしょうか？
これは派遣される施設には関係なく、施設がまず派遣会社に人件費を支払います。

その後、派遣で働いている個人に振り分けがされる仕組みとなっているのです。

この時適用される給与形態や基準というのは、あくまでも「派遣会社（所属している会社）の基準」となるのです。

直接施設に雇用されている介護員に比べ、派遣で来ている介護員の方が資格手当が多くもらえているという事例はたくさんあります。

実際に私の施設でも、例えペーパードライバーみたいな資格保持者であっても派遣さんは資格手当が充実しています。
これは国家資格でなくても同じで、介護に関係する資格であれば「認容資格」であっても手当てがもらえる事が多いようです。

施設の介護員より年収が高い派遣社員！？

派遣会社としては「豊富な人材を揃えたい」という観点から、実に多種多様な資格に対して手当てを支払っています。

一般的に資格手当というのは１０００円単位からが多くなっています。

私の施設に来る派遣さんは、レクリエーションに関する講義だけの資格を持っていますが、それについても月に５００円の手当てが付いています。

長い派遣さんで３年という方がいらっしゃいますが、施設の介護員（２年経験）と比べて年収で３０万高い状況です。

こういった逆転現象も起こっている介護業界の人材事情です。

派遣で長く続ける程「惜しい人材」として重宝される

施設運営側から見た介護資格のありがたみ

派遣さんの多くは、手当てが出ることから資格取得に挑戦するのを拒みません。

また施設としてもその資格を持っている事で、別段人件費がかかる事無く施設のサービスを充実させられたりします。

このような関係性から、派遣で長く働いている人材こそ辞められると困るという状況です。

派遣さんが持つ資格に頼りたいけど資格手当は出せない、こんな事情から重宝される人材として扱われたりします。

介護の資格は正直なところ「役に立つ立たない」が、ハッキリはしていません。

でもそれがお金に直結するかという事でもないのです。

派遣会社に登録して介護をすると、この辺が「働く側にメリット」である事は間違いないでしょう。
介護資格をお金に変えられる可能性は、派遣で働く方が格段に高いと言えます。

派遣は正社員よりも自由が効きます

介護資格があるなら正社員より派遣勤務の方が高給な事もあるのです。

しかも派遣であれば、職場を選ぶ際に、自分の家から近くがいいとか、車で行ける勤務先がいいとか、希望すれば大型の休みを取れるような状況にしながら働かせてもらうとか、正社員ではとうていかなえられないような好条件を引き出す事ができます。

介護派遣のメリット

派遣で介護のメリットとは？

「自分に合わない職場の場合、辞めやすい」これが最大のメリットです。
もちろん、タイミングや契約期間によってはどうしてもイヤで仕方ない状態で仕事をしなくてはいけない場合もあります。

「自分が笑えなくては良い介護なんて出来ない」ですし、苦痛な仕事なんて何も生まれないでしょう。

仕事だから当たり前とも言えますが、介護は何より「自分が笑える事」が大切なのです。

イヤだからと我慢しすぎて介護自体が続かないようでは、せっかくやってきた経験すら無駄になってしまいます。

こんな時、派遣会社は代わりに派遣する人材を確保したうえで、交替を申し入れてくれます。

施設側としてもそこまで働いてもらって、ある程度ノウハウがあるので惜しいのですが、人員的な不足は回避出来ます。

従って、苦しい思いをしてまで働かせる必要がないので幾らかは気楽です。

辞めたい時に辞めれる、交渉次第で給料を多くもらいながら仕事ができる！これが派遣の最大のメリットと言える部分です。

介護主任が解説！派遣で働く４つのメリット | はじめて介護求人探し

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