介護職を長く続けるために必要な資格とは?介護講師が解説するよ!
介護スタッフは誰でもなれる仕事ですが需要が高い仕事なためより高い専門性が必要になっています。
そのため、初任者研修以外の介護資格を持っていないと、介護業界のニーズにこたえることができなく仕事も長く続けることができません。
未経験者は介護スタッフを続けたくてもどの資格を取ればいいのか分からないでしょう。
しかし、高い専門性を持つ介護資格を持つことで介護業界のニーズに対応でき長く仕事を続けることができます。
介護業界で必要とされるには高度な介護資格が必要不可欠なのです。
そこで今回は介護スタッフを長く続けたい方へ、将来どんな介護資格を取れば有利なのかをお伝えします。
ぜひ未来のために一歩前へ前進しましょう。
介護職を長く続けるなら実務者研修を取ろう
介護スタッフを長く続けるためには初任者研修よりも高度な介護資格が必要です。
初任者研修や無資格の方が一番身近に取れる資格として介護職員実務者研修があります。
実務者研修は介護福祉士の受験資格にもなっているため、将来介護福祉士を目指す未経験者は初任者研修ではなく実務者研修を取る道もあります。
どちらから先に取っても金額的には合計12万円ほどなので変わりません。
実務者研修を持っていると将来介護福祉士を取ることを期待されるため就職にも大変有利です。
介護業界で長く生き残るためには、みんな持っている初任者研修の上を目指さなければいけません。
まずは実務者研修を取って介護業界のニーズである高い専門性を身に付けましょう。
介護職を長く続けるなら介護福祉士を取ろう
介護スタッフを長く続けるには国家資格である介護福祉士の資格が必要不可欠です。
なぜ必要なのかというと、将介護福祉士の資格をベースとした「介護福祉士初任者研修」、「認定介護福祉士」という資格ができるからです。
これらの資格は受験資格に介護福祉士が必要なため、将来的に介護福祉士は「持っていて当たり前」の時代が来ます。
無資格でも就職はできますが将来は正社員の募集がなくなるでしょう。
特に正社員で長く働きたい方は介護福祉士がないとこの先厳しいです。
受験資格には実務経験3年以上と実務者研修の修了資格が必要になります。
働きながらでも十分間に合うため、3年後に介護福祉士が合格できるように準備していきましょう。
介護職を長く続けるならケアマネを取ろう
介護スタッフは身体介護を行うため人によっては将来腰痛を引き起こす可能性があります。
腰痛は気を付けていればほとんどの方が予防できますが、年齢をかさねるごとに身体介護や変則勤務に自信が持てなくなる方が多くいます。
そんな時、介護資格や経験をいかしながら身体介護を行わずに働けるケアマネジャーの仕事がおすすめです。
ケアマネジャーの受験資格は実務経験が5年以上必要なので働きながらでも十分受験準備ができるでしょう。
ですが合格率が20%と低いため、かなら勉強をしないと合格は難しいです。
私の周りでも合格した人は2人だけでどちらも専任ケアマネジャーになるために受験していました。少なくともそのくらいの「本気」がないと受からない資格です。
ケアマネジャーの資格を持っていれば、将来体力的に介護スタッフを続ける自信がなくなっても同じ介護業界で資格をいかしながら仕事ができます。
難しい資格ですが将来的にも持っていると大変役立つためぜひおすすめです。
介護職を長く続けるために必要な資格とは?まとめ
介護スタッフとして長く働くためには初任者研修よりも高い専門性を持つ実務者研修や介護福祉士の資格を取る必要があります。
今後介護福祉士の資格をベースとした新しい介護資格もできるため、介護福祉士を取らなければ正社員に転職していくことが難しくなるでしょう。
また、将来体の負担を減らして介護業界で働きたい方は介護資格がいかせるケアマネジャーに転身するのがおすすめです。
まずは一歩前へ進むことが大切です。
無資格の方や初任者研修の方は実務者研修から取得していきましょう。