介護経験者が語る!介護をするか迷っている人にひとこと!介護士o
介護経験者が語る!介護をするか迷っている人にひとこと
私は工場をリストラされこの介護業界に入ったのですが、つらい事や大変だった事は沢山ありますし、いまも続いています。
ですが、どんな仕事でもつらい事や大変な事はあると思います。
正直な話、介護の現場は皆さんが思っている以上に過酷だと思います。
しかし、そこでやりがいを見つけられるかが勝負を左右します。
やりがいさえ自分で見つける事が出来れば、仕事は長続きするものです。
特に介護職は技術を手に入れれば、今の職場を辞めてもすぐ次の転職先が見つかる、いわば「手に職」を持つことになるのです。
仕事をしながら資格が取れる業務はなかなか存在しません。
特に介護福祉士は国家資格になるので、再就職になると特に力を発揮します。
今のご時世、いくら景気が良くなったと言われてもなかなか実感しにくいですよね?
いつの時代でも手に職を持っている人は強いのです!
少しでも関心・興味がある方は一度経験してみてはいかがでしょうか?
介護の仕事未経験だけど、私でも出来るの?
どの職種でもいえる事ですが、未経験の仕事をするのは結構勇気が必要です。
特に介護の仕事は巷で言われる「重労働・低賃金」のイメージが先行しているかと思います。
結論からいいますと「未経験でも介護の仕事は出来ます!」
実際私は未経験から介護の仕事を始めたからです。
私も最初は不安でしたが、周りの同僚や先輩、上司などに支えられここまでやって来られました。
怒られもしました、叱られる事も何回もありました。
利用者とのトラブルも何回か起こしました。
それでもいま私は介護の現場で働いています。
介護の仕事は「人対人」のコミュニケーションから最初は成り立ちます。
技術は後からついてきます。その事を念頭に置いて業務に当たれば大丈夫です。
こんな私でも出来たのですから(笑)
30代・40代での介護職
30代・40代で介護職に就く方は珍しくありません。
たとえば「子供の手が掛らなくなった」「介護職がどんなものか経験してみたかった」「手に職を持ちたい」等様々です。
未経験や無資格だと一見再就職は難しそうですが、やる気と根気さえあれば年齢は関係ありません。
要は仕事にいかに熱を持って取り組むかによって変わってきます。
もちろん、身体的や精神的な問題で熱意だけではどうしようもない時もあります。
その時は仕事をセーブするか、いったんその場を離れて落ち着いてからもう一度仕事に取組めばよいのです。
何でもそうですが、無理をしては仕事は続きません。
(もちろん無理しないといけない時はありますが)
手を抜ける所は抜いて、身体と心のバランスを取りながら、上手に仕事に取り組みましょう!
介護職未経験の48歳男性の転職話
では、私が経験した介護未経験・48歳、男性の話をします。
この方の前職は専業農家で、就職した事は一度もありませんでした。
家庭の都合により、田畑を全て手放す事にし、途方に暮れていた時にたまたま職場の求人情報を見て、そのまま採用されました。
配属先は「通所リハビリ」での送迎や身体介護をメインとした業務でした。
未経験だから大丈夫かな?とこちらの不安もなんのその、コミュニケーション能力がとても高く、変に敬語を使わず、ざっくばらんな方言言葉で話す事もあり、利用者様と良く話が弾んでいました。
また農家をしていたこともあり野菜や米に詳しく、花にも造詣があって施設の周りの花壇の整備を任されていました。
送迎についても、大型免許を持っていたこともあり、運転がとても上手で安心して送迎を任せる事が出来ました。
「まさか俺が介護の仕事をするなんてねー。思ってもいなかったよ。でもやってみりゃ簡単だな」
そう言っていた彼でしたが、孫の面倒を見ないといけないとの事で離職していきました。
仕事を辞める前の二か月間は孫の話ばかりで仕事にまったく身に入っていませんでした(泣)
介護支援専門員の求人
福祉系で現在のところ一番上の資格とも言える「介護支援専門員(ケアマネ)」ですが、求人自体はそんなに多くはありません。
一つにケアマネの離職率が低いことが挙げられます。
居宅のケアマネですと、デスクワークが中心でそこまで体を酷使しないので、長く勤めることが出来ます。
施設系のケアマネですと、専任の場合と兼任の場合があります。
私の場合は兼任でしているのですが、日常の業務をこなしてケアマネ業務をしているものですから、中々に仕事が進まないのがネックです。
それに比べ専任は楽そうですが、ケアマネに対する理解が少ない職場ですと「私達は汗を流して仕事しているのに、どうしてあの人は机にボーとして座っているだけなの?」と反感を買う恐れがあります。
二つ目はケアマネの数が足りていることです。
介護保険法が制定された当初はケアマネを増やせ増やせだったので、合格率が50%前後だったのですが、あまりに増えすぎたので試験を難しくした結果ここ数年は20%を切るようになりました。
とはいえ、ケアマネの有資格者は平成26年度現在で約60万人います。
介護福祉士の有資格者が約118万人ですから、二人に一人はケアマネの有資格者であると言えます。
なので、ケアマネが退職しても有資格者が必ずいるので、その人に白羽の矢が立つのです。
でも、この中には「腕試しでとったけど、実際は業務に当たりません」と言われる方が大多数ですので、ケアマネをしてくださいと言われても、やらない方が殆どです。
その時に初めて求人情報を打つのですが、中々なり手がいないのが現状です。
介護にはケアマネ等、現場以外の道もありますよ。
介護職といっても、なにも現場で働くばかりが仕事ではありません。
経験を積み、資格を取りステップアップすることでケアマネの資格を取得すれば現場から離れることも可能です。
もちろんケアマネの資格取得は年々難しくなってきていますが、取ってしまえばどこの職場でも重宝されます。
また、介護福祉士の資格を取得するとヘルパーの講師や、介護福祉士の養成学校の講師(経験年数5年必須)在宅ヘルパーなどのサービス提供責任者が出来ます。
変化球でいきますと、住環境コーディネーター(1級もしくは2級)+介護福祉士で住宅改修部門の建築会社就職や介護用品の営業や開発、ホームセンターでの大人用オムツ販売に関する仕事に付くことが出来ます。
しかし、介護福祉士資格を取得するには、まず下積みが必要で、「実務経験3年以上」かつ「実務者研修修了」の方となります。
福祉系唯一の国家資格を取得し、さらなる上の資格であるケアマネをとって、将来安心した生活を送りませんか?
じゃあ介護の仕事の求人情報はどこで見れるのか、ハローワーク以外にどこがあるのか次のページで紹介したいと思います。