介護講師がズバリ語る!介護福祉士になるメリット
介護の仕事は未経験でも需要が高いことから、一般企業と比べても簡単に就職をすることができます。
しかし、国家資格である介護福祉士を取ることで将来の可能性を大きく広げることができます。
私は介護講師をしていますが、介護福祉士にならなければ介護講師になれませんでした。
介護講師でなければ今ここでみなさんに記事を執筆することもありませんでした。
介護講師もライターも、介護福祉士であったから味わえた世界だと思っています。
あなたも介護福祉士を取って、私のように将来の可能性を広げてみませんか?
味わったことのない新世界を感じてみませんか?
介護福祉士は専門学校に行かなくても目指せる国家資格
介護福祉士は専門学校に進学をしなくても、現場経験等で受験資格が得られる国家資格です。
理学療法士、作業療法士、歯科衛生士等は同じ国家資格でも専門学校等を卒業しないと受験資格を得ることができません。
介護福祉士は3年以上の現場経験と介護職員実務者研修を修了するだけで、国家試験の受験資格を得ることができます。
研修は現場経験に関係なく誰でも受講ができるため、いつから受講しても大丈夫です。
介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)が修了している方は実務者研修の受講時間が少し免除されます。
現在無資格で時間のある方は初任者研修を受講するよりも、介護職員実務者研修を受講した方が初任者研修を受講する必要がないためおすすめです。
初任者研修や実務者研修はハローワークの職業訓練で受講料が無料または低額で受けられる所もあるため、有料のスクールを探す前に一度ハローワークに確認をしてみることをおすすめします。
介護福祉士の合格率は現在60%程になりますが、過去の問題集が本屋にもあるため勉強をすれば必ず合格します。
私の以前働いていた職場は、就職時に介護福祉士が3割ほどしかいませんでしたが、多くの職員が国家試験に合格をしたため、入職3年目で介護福祉士の割合が8割まで上がりました。
介護福祉士は大学や専門学校に進学をしなくても受験資格が得られるため、手の届きやすさから多くの社会人が受験、合格をして介護現場で活躍しています。
介護福祉士は年齢に関係なく転職、昇格ができる!
介護の仕事は専門職であるため、年齢よりも「何の資格を持っているか」、言い換えれば「介護福祉士を持っているか」が肝心になります。
なぜかと言いますと施設は数年先のイメージをしているためです。
介護福祉士を持っていない方と持っている方の3年後をイメージして下さい。
介護福祉士を持っている方はフロアリーダーに昇格しているかもしれません。
少なくとも新人や実習生の指導はしていると思います。
また、介護福祉士を持っていない方の3年後は例え仕事が有能でも介護福祉士を持っていないため、新人の指導や昇格が難しいです。
介護福祉士と初任者研修修了者のどちらか一人を採用しなければならない場合、あなたが採用担当者であれば将来のことを考えて介護福祉士を採用しませんか?
人気のある介護施設の求人では、初任者研修修了だけでは採用にならない可能性があります。
それは介護福祉士が応募する可能性が高いからです。
いくら職員が不足している介護業界でも、必要以上の人件費はかけないため余分に介護職員を採用することはありません。
冒頭では「未経験でもできる仕事」と書いていますが、人気のある介護施設では応募しても採用が難しいかもしれません。
そのため自分の働きたい介護施設に就職するためには介護福祉士を持っていた方が採用に強いのです。
また、介護福祉士を持っていると年齢に関係なく昇格のチャンスもあります。
私が働いていた介護施設でも30歳、40歳以上で転職をした方が介護福祉士を取り、数年後に副主任や主任に昇格しています。
介護福祉士の資格を持っていれば年齢に関係なく誰でも昇格するチャンスが生まれます。
介護福祉士は経験を積むと幅広い福祉の仕事ができる
タイトルにもありますが私は介護講師をしています。
ですが昔は介護福祉士として介護施設で働いていました。
介護福祉士の実務経験を積むと、そのキャリアをいかして幅広い福祉の仕事ができます。
そのため私のような「元介護職員」は身近にたくさんいます。
まず介護福祉士を持っていると訪問介護事業所の責任者になることができます。
若い方は20代で訪問介護事業所を立ち上げています。
また、介護福祉士の経験をいかして友達と介護施設を開業する方もいます。
私のように介護スクールの講師や、専門学校の教員にもなれます(実務経験が必要です)。
そして、現在の私のようにライターのお仕事をすることもできます。
どの仕事も介護福祉士の経験がなければできない仕事です。
ライターの仕事も講師経験がなければできませんでした。
私は講師になるための研修先が遠方だったため、毎朝2時に起きて通学に3時間かけていました。
人生で一番苦労しました。
ですがその経験が今もいきていると思うとあの時がんばってよかったと思います。
介護福祉士をもっていると幅広い仕事をするチャンスが生まれます。
私のように介護福祉士の経験を幅広くいかして新たな可能性を生み出してみませんか?
介護福祉士になるメリット まとめ
介護の仕事を長く続けるのであれば、絶対に介護福祉士を取った方が人生は変わります。
身近な所で例えると、まず基本給のベースが上がります。
そして資格手当の支給、新人や実習生の指導も上司から頼りにされます。職場全体からも将来を更に期待されるため、今まで以上にやりがいを持って仕事をすることができます。
これは年齢に関係ありません。
大事なのは介護福祉士を持っているかどうかなのです。
介護福祉士はあなたの人生に夢を与えてくれます。
そして、幅広い夢を目指す可能性も与えてくれます。
あなたも人生の夢(介護福祉士)をつかんでみませんか?