介護福祉士になって自信が持てるようになりました
介護福祉士は国家資格の中でも一度取得をすれば一生就職に困らなく働くことができる資格です。
この記事はそんな今需要のある国家資格、「介護福祉士」についての魅力を書いてます。
介護福祉士資格があるとないのとではどう違うのか?
私は介護専門学校に出て介護福祉士を取りました。
国家資格である介護福祉士になって自分に自信が持てました。
当時は就職氷河期で資格のない同級生は就職先がなかなか見つからず、就職活動に苦戦をしていましたが介護福祉士になった私は今まで就職活動の時に10社以上を超える福祉施設を自由に選ぶことができました。
これは私だけでなく介護専門学校の友達も同じでした。
介護福祉士資格があるのとないのでは就職活動でも苦労の差が出ます
介護福祉士資格とは
介護福祉士は超高齢社会を迎えた現代、一番需要の高い国家資格です。
日本の国家単位で信用されている、認められている資格です。
介護福祉士は30代、40代でも資格を取得すれば求人に困ることはありません
「国家資格は専門学校を卒業して取るもの」、「20代の若い人が取るもの」、「いくら需要があったって30代(または40代)の私が介護福祉士を取るなんて遅すぎる」とお考えのあなた。
はっきり言いますがその考えは今では時代遅れになっているのが現実です。
これから私が介護福祉士を目指している方についての「真実」を書いていきたいと思います。
私が働いていた介護施設では初任者研修(旧ホームヘルパー)の資格しか持っていない30代、40代の方ばかりでした。
ですがその方達は実務経験を3年積んで国家資格を受験して介護福祉士の資格を取りました。(当時、未経験で介護福祉士を受験する場合、福祉現場での実務経験3年以上が受験資格の条件でした)
そして、パート職員以外の30代、40代の職員は全員介護福祉士を取得していました。本当の話です。
当然ですが無資格と比べて介護福祉士資格を取ると給料が高くなります
介護の仕事は無資格、初任者研修(旧ホームヘルパー)だけでも就職できますが介護福祉士を取得すると転職の際の求人数やお給料(基本給、資格手当、昇給額)、などもぐんと変わります。
現在は介護福祉士の受験に講習の義務等が必要になり、実務経験だけで取得することができませんが、国家資格のため一度取得をすれば就職先での信用、期待度が違います。
介護求人は常に大量にあります
また求人に困ることは絶対にありません。
子育て、家族の介護等で一度仕事を離れても、介護福祉士を持っていれば資格の需要があるため安心して働くことができます。
現在倒産、リストラをしている企業も増えていますが、介護業界は需要の高い仕事なためニュースであるような虐待、違法行為をしていない限り倒産、リストラにあうことはまずないため将来を気にすることなく安心して働ける職業です。
介護の仕事とはどんなことをするのか
テレビで介護の仕事の特集を見たことがあるかもしれませんが、ここでは具体的な介護の仕事内容について書いていきたいと思います。
よく見るのが車いすからベッドに利用者を移動させている風景だと思います。
これは身体介護になるのですがその他に食事の介助、おむつ交換、入浴の介助などがあります。
介護業界では3大介護という有名な言葉があり、「食事」、「入浴」、「排泄」がそれにあたります。
なぜ3大介護かという介護をする上で主となる欠かせない仕事内容だからです。
そう考えると機械的に仕事をしてしまいがちですが介護の仕事は基本「人間相手」の職業です。
分かりやすく言うと私たちと同じ心をもった方を相手に生活の介護、支援等を行います。
介護の技術的な内容ももちろん大切ですが、それと同じくらいに「利用者の気持ち、立場」を常に考えながら仕事をする必要があります。
社会経験、人生経験の豊富な30代、40代の方は、私から見て正直20代の職員よりも利用者への接し方に柔軟性があり、利用者からも高い支持を得ています。
20代だから問題があるのではなく、30代、40代と年代の上の職員のほうが話しかけやすく、色々と安心して物事が頼めるのではないかと感じています。
自分の介護体験談
私は20歳から介護の仕事をしていましたが、初めて就職した施設は介護老人保健施設という主に日常で利用者のリハビリをしながら在宅復帰を支援する施設で働いていました。
どこの介護施設でも同様ですが、介護の仕事は交代制であり早番、日勤、遅番、夜勤のシフトを毎日交代で勤務しています。
夜勤はいきなりはなく仕事が慣れた2カ月目から徐々に入っていました。
よく夜勤の睡眠時間について聞かれますが2時間~3時間位は交代であります。
私が働いていた施設は夜間は利用者が入眠しているため居室の巡視とカルテの記録、翌日の準備等のみでそれほど大変ではありませんでした。
ですがおむつ交換を適切にしていないと(個人で尿量や便の状態も異なります)夜間や翌朝に衣服が排泄物で汚染して着替えをするのが大変でした。
寝返りをしておむつがズレたり、自分でおむつを外してしまったり、トイレに迷って床の上で放尿されてしまったこともあります。
そのため利用者の一人一人の状態、特性を把握して巡視は随時行い夜間、明け方に衣服が汚染して着替えたりすることがないように気を付けていました。
夜勤者はフロアで自分一人なため、自分が大変な思いをしないためにも万が一の洋服の汚染をなくすために何が必要か常に頭で考えていました。
日中の時間帯でしたら職員に手伝ってもらえることも、夜勤になるとそうはいかないため明け方までなるべく体力を消耗しないように工夫をしていました。
介護の仕事に慣れてくると
介護経験をかさねるのと同時に、利用者へ衣服汚染をさせることもなくなりました。
結果的にもできるだけ体力を消耗せずに夜勤がこなせるようになりました。
おかげで夜勤以外の日中の介護業務でも「もしかしたら・・」と常に予測をしながらの巡視、行動も取れるようになれました。
私が介護福祉士資格をお勧めする理由
私が介護福祉士になったのはお年寄りが好きなのと、親から「手に職を持った方が将来困らない」と言われたためですが、今になって思うと介護福祉士は国家資格で、今後も需要がなくならない職業で求人に困ることがないため、ぜひおすすめしたい職業です。
30代40代で失業したら3年介護やって介護福祉士資格を目指すといいですよ
特に30代、40代の方におすすめしたいのは社会経験を積まれた方である方が介護の仕事は人間相手である職業なため、利用者に柔軟な対応に期待ができるからです。
また、施設によっては30代以降の介護職員の方が落ち着いているといい若い職員を配置しない介護施設もあります。
ハローワークの就業支援では授業料無料で介護福祉専門学校で学ぶこともできます。
地元の介護福祉専門学校ではハローワークの就業支援で30代以降の学生が10名程在籍していました。授業料が無料で勉強できるため人気があるそうです。
介護福祉士資格まとめ
今この記事を読んでいる方は少なくとも介護福祉士に興味をお持ちだと思います。
介護福祉士の魅力は国家資格であることと、需要がある仕事なため一生介護福祉士の資格がいかせる、人の役に立つことのできる仕事だということだと思います。
介護福祉士取得後は経験を積んでケアマネジャーを取得して独立していく人もいます。
また、友達と介護施設を立ち上げた人もいます。
地域介護に貢献したく選挙に出馬をして当選している人もいます。
また、現場で経験を積んで私のように教員になった者もいます。
介護福祉士は介護現場以外でも介護、福祉分野で幅広く活躍できる将来の可能性を広げてくれる資格です。