介護の仕事は資格なしで未経験からはじめても大丈夫?
未経験の方が介護の世界はやりやすい!?未経験の方にこそ進めたい介護の仕事
タイトルを読んで「えっ?未経験の方がいいってどういうこと?」と思われた方も多いと思います。
みなさん介護と聞いて初心者がいきなり介護の仕事をしようと思っても難しそうだなって考えますよね?でも、必ずしもそうとは言えないんです。
これからその理由と共に、沢山の種類のある施設の中で介護経験のない方でどこがいいんだろう?と思われている方へ簡単に紹介します。
簡単に私の状況について書かせていただきます。
普通科高校を卒業し、なんの資格もないまま介護老人保健施設へ就職し会社の資格取得支援を受けながらホームヘルパー2級を取得。
その後ホームヘルパーステーションへ移動、さらに異動でグループホームへ移動し現在に至ります。
私の高校卒業からの経歴ですが、ご覧いただいたと通り何の知識も資格もないまま働けて、しかも資格まで会社の援助を受けつつ取得できています。
なので知識も資格もないからと心配されている方も安心してください。
この記事が介護の仕事をしてみたいけど不安だなと考えている方へ少しでも参考になればいいなと思います。
介護は未経験の方が馴染みやすい!
タイトルにありますが、私は未経験の方が介護の仕事がやりやすいと思います。
介護の仕事のやり方にはこれが正しいという「正解」がありません。つまり人それぞれ仕事のやり方が違うのです。
なので職場見学などをさせて頂く時どの職員もそれぞれ同じ仕事をしているはずなのに手順が違ったりやり方が違います。
ですので周りの職員を見てあのやり方の方がやりやすそうだなと自分でアレンジして仕事ができるようになります。
介護経験も豊富で仕事の流れをつかめている方は自分のやり方をすでに確立している為、新しいやり方へシフトする事は結構困難になります。
また、現在介護の仕事をしようと思って入職して来られる方のほとんどが介護経験が全くなく、前職も介護とは一切関係のない会社から転職してきた方です。
介護の良い所、嫌な所
正直介護の仕事は楽ではありません。
寝たきりの利用者の方の排泄介助は慣れない方にとってとても大変な仕事だと思います。
私もかつてはそうでした。
排泄物なのでやはり臭いもあるしとても楽しい内容とは言えません。
また入浴介助も体重の重い方、皮膚が弱く少し力を入れすぎると「剥離」と言って皮膚が剝がれてしまうので神経も使います。
ときどき認知症の方に訳もなく怒鳴られることも少なくありません。
しかし、介護の仕事は利用者様からとても感謝していただける仕事です。
私が以前排泄介助をした際に、利用者様が泣きながら
「いつもありがとうね。こんな体になっちゃってトイレも一人でできない、あなたが居てくれて本当にありがたい」
と言っていただけたことがあります。
この言葉を聞いたときとても心に響いたのと共になんとも言えない喜びが味わえました。
また散歩へいけば、
「あぁー気持ちいいね。こういう所に入って外を歩けるなんて思ってもみなかった。またつれてきてね」
と満面の笑みでおっしゃってました。
自分へ向けられた感謝の言葉、笑顔はとても嬉しく気持ちのいいものですよね?
この嬉しさがやりがいへと繋がっていくと思います。
ホームヘルパーステーションにいた頃、ある女性の利用者様から、
「あっ○○さん!よかったぁ。やっぱりあなたにいつも来てもらえればいいのにねぇ」
と言っていただけました。この時、この仕事おやってみてよかったなと感じます。
仕事を続けていけば、資格もしっかり取れます!勤続年数ごとに介護福祉士、介護支援専門員(ケアマネージャ)などの受験資格などを得ることもでき、昇給も望めます。
常時打たれていて、選び放題な介護の求人
介護の求人は常に募集されています。
テレビでもたびたび介護士不足と流れていてご覧になったこともある方も多いのではないでしょうか?
そんな介護の仕事ですが、一口に介護といっても実はたくさんの種類があるのはご存知でしょうか?
- 介護老人保健施設
- 特別養護老人施設
- デイサービス
- グループホームなど
様々な種類の施設が存在します。
未経験の方におすすめなのは、グループホーム、デイサービス職員です。
グループホームやデイサービスなどは基本的に少人数へのサービス提供を前提としている為、比較的未経験の方が介護の経験を積むのには適していると思います。
介護の仕事は未経験でも全然大丈夫!
今回お伝えできた事は少しですが、少しでもこんな感じなんだと分かっていただけたでしょうか?
介護の職場にはもっと職員が必要です。
これを読んで介護の仕事を挑戦してみようと思って下さった方、きっと先輩方は歓迎してくれると思います。
未経験の方でも先輩方が丁寧に最後まで指導してくれます。
なのでなかなか一歩踏み出す勇気のない方、安心してその一歩を前に進めてみて下さい。
新しい発見の毎日に出会えるとおもいます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。