未経験無資格で採用してくれる介護求人に応募してみました
こんな人におすすめしたい!介護職で働くメリット
「30代・40代から未経験じゃ就職難しいよね」
「小さい子どもがいるから働けないなぁ」
「この歳で無職になっちゃった」
などお悩みの方!介護の仕事を考えてみたことはありますか?介護の仕事なら、あなたの希望やお悩みにこたえられるかもしれませんよ。
「介護の仕事にちょっと興味があるけれど、介護職ってメリットあるの?」とお考えのあなたに、介護職5年目の私が実感する介護職のメリットをお話します。
介護職のメリットとは?1つめのメリット「始めやすい」
介護職のメリットとしてあげられるのは、まず「始めやすい」ことです。
未経験・無資格OKの求人が多数あります。
超高齢化社会のなか、介護の求人がなくなることはなく、常に人手不足です。
だから、「未経験でも無資格でも、興味ややる気がある人は採用して育ててあげよう」という職場が多いんです。
私も26才の時に未経験で老人保健施設に就職しました。
介護経験は仕事としてはもちろん、身内の介護なども全く経験なしでした。それどころか核家族で育ち、おじいちゃんおばあちゃんとの触れ合いも少ないほうでした。
けれど就職してから半年ほどじっくり仕事を教えてもらい、意外とすんなり慣れることができました。
介護職は20代だけじゃなく30代、40代で始める方も多いです。知り合いには60代後半になってから始めた方もいるくらいです。
さすがにその方はパートタイムですが、趣味の俳句を活かしてデイサービスのレクリエーションを盛り上げたり、リハビリに励む高齢者の介助をしたりして「わたしもいい勉強になるわー」と言っていました。
未経験から介護職を始めようとする時のコツは、「教育体制がしっかりしている職場を選ぶ」ことです。
私の就職した介護施設では、初めの数か月から半年は教育担当の先輩がつかず離れずついてくれたおかげで、メンタル面でも技術面でも大きな問題なく職場に入っていくことができました。
介護職場の中には、無資格の人向けに資格取得の費用を出してくれるところや、実地研修を行っているところもあります。
ただ、人手不足すぎて新人をいきなり忙しい現場に放り出す職場もあるにはあります。
働き始める時には、未経験者を育ててくれる職場かどうか確かめるのが大切です。
そういう情報は、ハローワークや社会福祉協議会の人材センター、介護職場を扱っている派遣会社などで得ることができます。
介護職のメリット2つめ「続けやすい」
2つめは、「介護職は続けやすい」ということです。
「介護の仕事は離職率が高いって聞いたけど?」と不思議に思われますか?確かに介護施設はやめていく人も多いです。
でも、やめるといっても「別の介護職場に移るためにやめる」人が結構いるんですよ。
私の知っている介護職員の中にも複数の介護職場を経験してきた人が多く、なかには50代になってからほかの介護施設で働きたいからという理由で退職していく人もいました。裏を返せば、それだけ転職には困らないということです。
未経験者でも歓迎の職場が多いわけですから、経験や資格があれば選択肢はもっと広がります。
「介護福祉士限定・経験者限定」の求人には、お給料や仕事内容など魅力的なものもあり、それを求めて転職するひともいます。
介護職場間で転職しやすいことは、介護職の続けやすさというメリットにつながります。
引っ越しで新しい仕事を探さなくてはいけない時や、結婚や子育てなどでブランクができてしまったときなどにも仕事探しに困らないというのは大きな安心感です。
このように、一度経験や資格を得れば今の職場をやめたとしても次の仕事が見つかりやすく、一生仕事に困らないのが介護職の2つめのメリットです。
介護職のメリット3つめ「希望に合わせて働ける」
メリット3つめは、介護職は希望に合わせた働き方がしやすいことです。
フルタイムやパートタイム、シフトの申告制といった時間の希望や「家の近くで働きたい」といった希望が叶いやすい環境です。
これには2つほど理由があります。
ひとつは、介護職場が特別養護老人ホームからデイサービス、訪問介護など多種多様だからです。
介護は要介護者のニーズに細かく応えるサービスです。
そのため24時間いろんな介護サービスが提供されており、働く側からしても自分の希望の時間の仕事を探しやすいメリットがあります。
ふたつめの理由は、介護施設の数の多さです。
郊外から街中まであらゆるところに介護施設はあるので、家の近くで働きたいという希望も叶いやすいです。
「子どもを預けながら働きたい」という希望を叶えられる介護職場もあります。
最近、地域に密着した福祉の推進が盛んですが、その一環として「子どもとお年寄りが一緒に過ごせる福祉施設」が増えています。
ひとつの社会福祉法人が保育園と介護施設を同じ敷地で運営していることもありますし、高齢者と乳幼児が同じデイサービスで日中を過ごす「共生型福祉」を行う施設もあります。
シングルマザーで、幼いお子さんを共生型デイサービスに通わせながら自分もそこで働いている例もあります。
自分の子どもと一緒に通勤できて、仕事中も同じ場所にいられるってすごいことだと思います。
介護なら、自分の条件に合った仕事がなくて困っているあなたに合う職場もあるかもしれません。
介護職への就職相談や体験・見学は自治体や民間の派遣会社などで盛んに行われているので、興味がある方はのぞいてみてください。