求人豊富!だからこそ気を付けたい介護求人探しの7つ注意点
仕事探しは、体力も精神力も使います。
できるなら、効率よく失敗しない仕事探しがしたいですよね。
介護の求人は、数も多く種類も豊富です。
選ぶ基準がないと、次から次へと目移りしてしまうこともあります。
今回は、「需要はたっぷり!だからこそ気を付けたい介護スタッフの求人の7つ注意点」をご紹介します。
介護求人探しの注意点1:求人を探す前に準備しておくこと
介護業界は、慢性的な人出不足なので選ばなければ介護の仕事はたくさんあります。
だからこそ、多種多様な施設が存在します。
新設の施設から30年以上稼働している施設もあります。
そこで、求人を探す前に準備しておくことは「優先順位」を明確にしておくことです。
一見、選びたい放題の介護士の仕事に見えますが、そうではありません。
近年問題になっている離職率の高さからみても、介護士の仕事はシビアなのです。
求人を探すなら仕事の最優先事項を洗いなおす必要があります。
例えば
- 定時で帰りやすい職場
- 給与が高い職場
- 駅から近い職場
- 土日休める職場
などがあげられます。
求人数が多い介護業界ですが、条件がすべてそろう施設はなかなかでてはきません。
自分の中で譲れない条件はしっかりと持っておきましょう。
介護求人探しの注意点2:通年求人を出している施設
地域の求人冊子で何年も求人が掲載されている施設は要注意です。
入職してすぐにやめてしまう職員が多かったり、業務体制に無理があるなど理由は様々です。
常に人手不足の介護業界でも、ハローワーク以外の求人媒体で通年出している施設はあまりありません。
しかし、一方で有料の冊子に掲載できるほどの資金があるともとらえることができます。
そして、最も注意したい求人は詳細がわからない求人です。
主に、ハローワークに多く存在します。
本当は、募集をしていないのに求人を乗せたままにしてしまう通称「カラ求人」です。
これは、ハローワークの求人掲載が無料であることもありますが、ハローワーク側からも求人を載せるように働きかけているからです。
もちろんハローワークの求人すべてがカラ求人というわけではありません。
介護求人探しの注意点3:同族で固めている事務
介護施設の運営を親族で運営している場所は珍しくありません。
しかし、親族で固めてしまっている分、注意点もあります。
実際に、介護経験のある奥様と介護業界未経験の旦那様で経営していた介護施設がありました。
そこでは、旦那様が介護施設の役員として登録されていました。
介護のイロハを知らない旦那様が、介護士の上に立ち指揮をとっていました。
効率のみを重視し、介護士たちに「替わりはいくらでもいる」と言い放ってしまう状態に、辞めていく介護士があとをたちませんでした。
また、別の介護施設ではご夫婦の娘さんが事務を行っていました。
時折、起こる親子げんかに巻きこまれるなんてパターンもあります。
家族経営の施設すべてが、そのような施設というわけではありません。
しかし、実際にこのようなケースに嫌気がさし退職してしまう介護士もいるのです。
介護求人探しの注意点4:事前に見学させてもらえるか
これは、施設見学は希望すればどこでも見せてくれます。
いきなり施設に飛び込みで行って見学を申し込むようなことはしてはいけません。
必ず、事前に電話アポをとっていきましょう。
忙しいと施設側から「施設見学は面接時に」と言われることもあります。
しかし、できるのであれば入職前に一度施設内は見学しておきましょう。
気になる求人があれば一度施設見学を問い合わせることをおすすめします。
入職を考えている旨を話せば多くの施設が、快く引き受けてくれるでしょう。
介護求人探しの注意点5:その場で採用する施設
人員不足の施設は、すぐにでも職員を確保したいのが本音です。
求人の問い合わせの電話でほとんど採用の説明をする施設もあります。
しかし、こういう施設には注意しなくてはなりません。
本来行うべき、研修がほとんどなされず現場に出されてしまうケースがあるからです。
実際に、入職2日目の新人3人で半日のデイサービスを任されたなんて話もあります。
その場で採用されると自分を認めてくれたような嬉しい気持ちになります。
しかし、採用を焦るのには必ず理由があります。
よく吟味してから応募しましょう。
介護求人探しの注意点6:募集と違う待遇
求人で多くみられるのが、募集と内容が違うところです。
求人では、日勤の介護のみと書かれていたのに入職してみたら、食事作りや夜勤などをまかされてしまったケースがあります。
食事作りも一部だけではなく、すべて手づくりで提供する施設もあるため料理が苦手な人には辛い毎日になります。
求人では、書いていない施設が多いためチェックしておきましょう。
介護求人探しの注意点7:採用を辞退する余裕をもとう
介護スタッフの求人は、比較的中途採用試験でも採用されやすいです。
だからこそ、納得した職場選びが大切です。
自分に合っていないと感じたら、採用されていても辞退する勇気も必要です。
その際は、なるべく早めに連絡をしましょう。直前であればあるほど施設側はシフトや人員の調整をしなくてはならないからです。
介護は身体だけではなく精神的にも体力が必要な仕事です。
「仕方なくこの職場で働いている」ではコンディションを保つことは難しいでしょう。
入職するなら覚悟を持てる職場を選びましょう。
そのためにも、求人を探す際は余裕をもつことが大切です。
求人豊富!だからこそ気を付けたい介護求人探しの7つ注意点 まとめ
今回、ご紹介した「求人豊富!だからこそ気を付けたい介護求人探しの7つ注意点」はいかがでしたか。
介護施設側もより良い人材を求めています。
あなたも雇用側も「長く働いてほしい」という気持ちは一緒です。
介護業界は、転職する介護士が非常に多いです。
より良い条件を求め施設を転職する介護士は沢山います。
中途採用の面接では、職歴の欄に介護施設を5つも6つも転職してくる方は珍しくありません。
しかし、転職の回数が多い介護士は、雇用側の印象はよくありません。
「入職してみたらイメージと違かった」なんていう事がないように、自分にあった職場を探しましょう。