介護職のブラック求人って?介護講師が解説するよ!
介護職は人に優しさを与える職業ですがそれでもブラック求人があります。
特に未経験者は何も知らないためブラック求人に就職していまい後悔する方が多くいます。
しかし、事前にポイントを押さえておくことで自分に合う介護サービスに就職している方はたくさんいます。
その違いは事前の情報収集の違いでしょう。
今回はこれから介護職に就職する方へ、介護職のブラック求人について解説したいと思います。
ブラック求人を理解して満足した介護就職を目指しましょう!
介護のブラック企業の見分け方!休日数に要注意
介護職の1カ月の休日は平均で8日あります。ですが、ブラック施設(介護のブラック企業)の場合、休日数が6日しかありません。
介護求人の中には夜勤明けを休日に含んで掲載している所もあります。そのため、1カ月の休日数が8日以上あっても応募前に確認することが大切です。
また、中には印象を良くして応募者を集めたいために虚偽の休日数を求人に記載する所もあります。就職後に実際の休日数と違い後悔する方も少なくありません。すぐに退職できればいいですが、現実には諦めて続けてしまう方もいます。
介護職は体力を使う仕事であるため休日数が一日少ないと大分違います。求人通りの休日数で働きたい方は念のため求人先に確認することがおすすめです。
介護のブラック企業の見分け方!夜勤の数に要注意
ブラック施設は介護職員の人数が少ないため夜勤を多く入れる傾向があります。介護職の1カ月の夜勤数は平均4回です。
ブラック施設だと毎月6回以上夜勤を入れています。夜勤数は求人にも掲載されていますが面接時に確認してみることも大切です。
もしかすると2カ月や3カ月に1回は夜勤数が6回以上の可能性もあるからです。
夜勤の数が多いと休日数が追い付かないため翌日出勤になる可能性があります。
よく休めない状態で出勤するのは介護事故を起こす可能性も高く大変危険です。
夜勤数が平均的な介護施設に就職することは自分の体を守るためにも大切なことです。求人を見るだけでなく人事への確認もしっかり行いましょう。
介護のブラック企業はサービス残業時間に要注意
ブラック施設で有名なのは「サービス残業」です。
正社員の場合、付随業務として行事の準備や備品の発注などを行います。
付随業務は時間内で行えないと残業扱いになります。もちろん自分の仕事であるため残業代は付きません。
残業時間は実際に就職しないと実態が見えないため、気になる方は見学やボランティアで様子を見ることがおすすめです。
また、残業なく働きたい方は派遣社員として就職する方法もあります。
派遣社員は契約職員として働いているため残業がほとんどありません。
また、経験者の評判で求人先がブラックであるかどうかも分かるので就職に失敗する可能性もないでしょう。
まとめ
介護業界で有名なブラック施設は休日数と夜勤数、そしてサービス残業が過度に多い所になります。
ブラック施設は求人で印象の良い記載をして応募者を集めています。そのため応募者は何も知らずに就職して後悔してしまうのです。
ブラック施設に就職しないためには求人内容をうのみにせず電話や見学、ボランティアなどに出向いて実態を確認することが大切です。
また、介護系人材派遣会社に登録することで経験者の評判が分かるためブラック施設の就職を防ぎます。
派遣社員は残業もなく、会議や飲み会に参加する強制力もないためストレスも少なく働くことができるでしょう。
その他にも契約で働いているため、職場が合わなくてもすぐに退職できるという安心感があります。
安心した介護施設で働くためにも人材派遣会社の利用がおすすめです。