水商売やろうとした人が介護に就職して大正解だったお話
水商売より介護の仕事!
お金に困り、水商売を始めようと考えていた人が介護に就職した実例があります。
意外にも介護の仕事で長い事仕事を続けられている女性のお話です。
借金苦で仕事をクビに
女性の介護職員さんでKさんという32歳の女性です。
若い頃のクレジットカードでこさえた借金を返している事が原因で、前職をクビになってしまったのでした。
借金は仕事にも影響しますし、場合によってはクビなんて事も有り得ます。
水商売も結構難しい
返済ばかりを考え水商売に転身するかどうか考えていた時、同じタイミングで「簡単に取れる資格」としてヘルパーを受講しました。
元々お酒は呑める方であった事から、収入のみを安易な気持ちで考え水商売を検討していたのでした。
水商売に勤め始めて2週間で続かなくなり、結局ヘルパー受講に専念する事になりました。
資格だけと考えていた介護の仕事
ハローワーク(職安)の無料講座で受けれるからという理由で何となく取得したヘルパーの資格という方は少なくないと思います。
Kさんも同じでした。
当時ヘルパー受講性は30名程度、その中では色々な人生経験を聞くことが出来たそうです。
話の中でほぼ全てに共通すること、それは「報酬は安いが安定して続けられる」というものでした。
Kさんにとってやはり一番は借金の返済でしたが、何よりもまず続かなくては意味が無いという点では同じと感じ介護の仕事を決意したのです。
介護の職場は数多くある 介護の仕事の大きなメリット
資格も無事に取得し、仕事を求めて探していると実はかなり多くの数がある事に気付きます。
介護の資格というのは「将来役に立つ」のではありません。もうすでに必要とされているのです。
Kさんはしばらくして私が働く施設に入職してきました。
夜勤を有効活用した働き方 介護の仕事
Kさんからの相談で、主任である私はシフトについても話しを聞きました。
掛け持ちでバイトをしたいとの旨でしたので、それなら「夜勤を人より2、3回増やしてはどうか」と回答しました。
介護の仕事は当然夜勤もあり、それに対する夜勤手当もあるからです。
人より数回多いだけで、2~3万の収入にはなります。
夜勤を敬遠する介護員もいますので、職場とKさんの双方にとってメリットとなりました。
仕事が出来る喜びを感じて、シフトリーダーに抜擢
Kさん自身も仕事が出来る喜び、そして何より続けられる事で借金の返済も出来るようになりました。
トータル的に見ても満足した仕事が出来ていました。
介護の夜勤というのはヒマではありませんが、時間を持て余す事もあったりします。
Kさんは他の職員より少し夜勤が多い事から、シフトリーダーに抜擢されました。
これに対しても当然、手当が付与されました。
シフトを組むうえで重要なのは「各個人の力量を観る事」ですので、仕事をもっと幅広い目線で見れるようになる必要があります。
Kさんは今も奮闘しながらシフトを組んでいます。
意外な理由から介護を選択する人も多くいて、転職先を考えるうえで収入を挙げられると辛い面があるのも事実です。
しかし、続けていける仕事として考えるなら、介護は妥当とも言えます。
技術力というよりも「接する心」さえあれば続けられる仕事ですから。