転職してきた4人の未経験者に介護の魅力を聞いてみました!
目次
未経験者が感じる介護の魅力とは
介護経験が8年ほどで介護主任をしている私が、転職してきた未経験者に「介護の魅了とはなんですか?」と聞いてみました。
心に訴えかける内容から事務的なものまで、未経験者だから言える本音を聞き出せました。
未経験から見る介護の魅力1「仕事が仕事らしくない」
話す事が主体で、介護というものがよく分からなくなる程に話す時間が長いと感じました。
その間で少し介護(オムツ交換等)があるだけで、本当に介護しているのか不安になる程です。
総評:やはり介護未経験者からしてみると、「話す事も介護」というのは理解に時間がかかるようです。
大したことをしていないように感じる瞬間も多いのかもしれませんが、意外にも介護として成立している対応はたくさんあります。
未経験から見る介護の魅力2「人生勉強になる」
介護をしたことが無い自分にとっては、高齢者と関わる事自体が無かったと言えます。
しかし介護の仕事を通して、高齢者の見え方が変わってきました。
自分が生きていく道しるべとも言えるものをたくさんもらっています。
総評:色々な経験を持っている高齢者と関わる事で、もっとすごい人生経験を知る事が出来たというのはよくあります。
特にどん底で、自分は恵まれていない等ネガティブに感じた時こそ、高齢者の昔の体験を聞くと「自分がいかにちっぽけか」と思い知らされたりします。
高齢者は人生の先輩である事に違いありません。
未経験から見る介護の魅力3「将来性をイヤでも感じられる」
介護をしていると人間の死に立ち会う事は少なくありません。でも、翌日には次の利用者が来て枠が埋まってしまいます。
仕事が無かった自分にとって無くなる事を感じない介護は有り難くも、将来性がある仕事に就けたと思います。
総評:介護の仕事は絶対的に無くなる事はありません。
昔無かった新たな仕事として認知され、その必要性も認識されたからです。
資格取得にしても昔取った杵柄で、ずっと活かせる資格ばかりです。
未経験から見る介護の魅力4「介護・医療の知識が得られる」
薬を飲むにしても薬局からもらった薬しか分からず、何故効くのかすら知りませんでした。
高齢者は薬が多く、その知識や救急時の対応が身に付きます。
いざという時の心構えが出来るようになりました。
総評:介護は医療と隣り合わせな部分がとても多く、その事に対して「生活面から」関係していく事になります。
非常時の対応については、運転免許取得の際にも習う事があります。
でもいざという時に活かせるかは微妙です。
経験を通してそういった心構えが出来ることで、実生活にも活きてくるのは経験者である私も同じです。
未経験者が感じる介護の魅力はまだまだあり、一例を並べてみました。
どの回答者も介護をスタートして1~3か月程度です。
魅力は感じ方も色々ありますが、やってみなくては分からない事ばかりです。
介護の仕事はこんなに魅力ある内容の仕事なのです。