介護未経験者に現役介護士が夜勤を乗り切るコツを解説するよ
未経験者は夜勤の流れが把握できていないため、仮眠時間が確保できないことが特徴です。
夜間業務に慣れないうえ仮眠も十分に取れないのでは仕事も満足に行うことができません。
しかし、未経験者は効率良く夜勤業務をすることで簡単に仮眠時間を確保することができます。
それにはちょっとしたコツを覚えていけばいいだけなのです。
今回は夜勤業務をお考えの介護未経験者へ、仮眠時間を確保する方法についてお伝えします。
この記事を読んで少しでも夜勤業務に役立てて下さい。
未経験者が夜勤を上手くやれるようになるコツ 仮眠を取る為に仕事をためない
夜勤者の仮眠が取れない大きな原因として時間内に仕事が終わらないことがあります。
夜勤者は利用者の巡視とコール対応だけが仕事ではありません。記録業務(PCで行う所もあります)や翌日に使う用具の消毒作業などもあります。
こういった仕事がひと段落終わらないと仮眠を取ることができません。
仮眠後でもいいのでは?と思いますが、明け方になると利用者が起き出したりトイレ介護等を行うために忙しくなるのです。
未経験者は夜勤業務に慣れるまでは効率良く仕事が行えないかもしれません。
ですが、時間内までに決められた仕事が終わるように段取り良く仕事を行うことが大事です。
仕事さえためなければ仮眠は取れるため安心して下さい。
未経験者が夜勤を上手くやれるようになるコツ 仮眠後の仕事準備もして時間に余裕を持つ
夜勤者は順調に仕事をしていても、いつ何が起きるか分かりません。
利用者がトイレ移動中に転倒したり、おむつ交換で失禁して衣服を交換することだってあります。
そういった「いざという時」に備えて、仮眠後の仕事も前倒しして行うことをおすすめします。
もちろん利用者に支障のないことだけにして下さい。夜中なのに朝飲むお茶を入れたりすることはやめましょう。
私も万が一の時に備えて朝行う仕事も前倒しして行うことで大分負担がなくなりました。
その分時間ができるため、休息を取ったり他の仕事ができるのです。
これはある程度夜勤業務に慣れないとできないことですが、少しでも仮眠時間を取ってその後負担なく仕事をしたい方はぜひ実践して下さい。
ただ、利用者の立場を考えながら行わないと苦情がきたり上司に注意されるため気を付けましょう。
未経験者が夜勤を上手にこなせるようになるには!利用者の行動を予測する事で仮眠時間を確保できる
夜勤業務に慣れてくると利用者の行動の予測ができるようになります。
例えば○○さんは〇〇だと転倒するだろう、失禁するだろう、危険だろう・・など、色んな行動を予測することができるようになるのです。
そういった予測に備えて事前に必要な行動を取ることで急なアクシデントを防ぐことができます。
アクシデントによっては仕事が延長して仮眠時間が少なくなることもあるのです。
仮眠時間を確保するためにはただ決められた仕事を行うのではなく、アクシデントを予測をしながら予防していくように行動することも大切です。
アクシデントに備えた行動を取り、十分な仮眠時間を確保しましょう。
介護未経験者に現役介護士が夜勤を乗り切るコツを解説するよ まとめ
夜勤者が仮眠時間を確保するためには仕事の負担を減らすことが大切です。
簡単に言うと効率良く仕事を行うことですがそれだけでは足りません。
介護スタッフは人間相手の仕事なのでいつアクシデントが起こるか分からないからです。
「万が一に備えて早めに仕事を行うこと」、そして「利用者のアクシデントを予測しながら予防していくように働きかけること」が大切なのです。
どちらも夜勤業務に慣れてからでないとできませんが、仮眠時間を確保するために大切なことなのでぜひ覚えておきましょう。
まずは時間内に仕事を行うことを目標にし、徐々に仕事のペースを上げることから始めていきましょう。
そうすることで時間配分ができるようになり仮眠時間が確保しやすくなります。
いかがでしたでしょうか?
未経験からやる場合、夜勤は大きなハードルになると思います。
もし夜勤をやりたくないという事でしたら(もしくは家庭の関係で夜勤ができない)という事情があるのでしたら、派遣として介護士をはじめられる事をおススメします。
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