お仕事は?と聞かれて介護士と答えた結果のお話
とある場面で、「仕事は何をしているの?」と聞かれて介護士と答えた時。
その相手の反応は様々です。
筆者の経験を含めて、そのシーンで起こった出来事をご紹介します。
同窓会で介護士と答えた、その時
これは筆者のお話ですが、10年ぶりに会う小学校の同窓会での事です。
女性である私が27歳の時、友人に聞かれました。「仕事は何をしているの?」
介護士と答えると、その反応は一様に「特殊」と感じられたのを覚えています。
中には結婚している人もいて、仕事をしているという女性の方が少なかったです。
さらには介護をしているなんて、「ちょっと変わった仕事をしている」と思われたのでした。
介護士のイメージとは
介護の仕事→介護士となる訳ですが、いかんせん「特殊な仕事」というイメージが抜けません。
しかも「なんで介護なんてやってるの?」と、不思議がられることもしばしば。
やはり社会一般の考え方からすると、介護の仕事は特殊と捉えられています。
他にも仕事は山ほどあるのに、介護を選択する意味はなんだろうと自分でも疑問です。
それだけ、まだまだ介護の仕事は一般化していない、そんな感じだと思います。
介護士を選ぶ理由
何か特別、人のためになんて仰々しい、そんな理由じゃなく介護をしている人がほとんどです。
楽そうな仕事と思ってくる人も結構います。この場合、あとが大変ですが。
ハッキリ言えば、高収入なんて難しいかもしれません。
じゃあ何故介護を選んできたか?
本当に心優しい人、そんな気がします。
このご時世ですから、不景気とはいえ稼ぐチャンスも実はあるはずです。
そんな中、介護を自ら選択してくる訳ですから、何かしら少なからず心優しい人だと思います。
介護士として転職するなら
介護の世界を知らずに、これから興味を持つとか、やってみたいとか。
そんな人は、確実に派遣会社への登録をしてみた方が良いでしょう。
介護施設は大半が、正規雇用を制限しています。理由はお金が無いから。
かといって、準社員とか働いたらブラックに遣われそうな感じはダメです。
派遣会社から派遣されて仕事に就くのであれば、色々と支援も受けられ権利もしっかり守られます。
介護施設では残業代なんて言葉は皆無ですし。
情報も、その後の条件も交渉出来る派遣会社は、介護をこれから始めたい人には、ほぼメリットしかありません。
「派遣だからクビにされる」なんて心配も、介護施設ならまず心配ありません。
慢性的な人不足ですからね。
まだまだ「介護士」という言葉にすら、少なからず壁がある世の中です。
ですが、仕事として確立してきて長い歴史があるのも事実です。
大きな収入は得られませんが、一生モノの仕事になるのは間違いないでしょう。
介護士として活躍するのは、意外にもそんなに難しくありません。
飛び込んでみてはいかがでしょうか?
実際に今介護士をやっている私は、介護の仕事を本当にあなたにお勧めしますよ。