介護の仕事は正直どう?未経験者に聞いてみた
介護職への挑戦!介護人として生きていく~導入編~
時代の流れと共に、そして未来を見据えて介護の仕事はもはや普通の仕事となってきました。
日本という国は大きな戦争を越え、世界的に見ても現在は平和は国であると言えます。
ですがそんな国ならではの悩みがあります。それが「介護」という大きな課題です。
ここでは「介護の仕事って?」と、少しでも感じた貴方をもっと引き込んでいければと思います。
将来本当に他人事ではなくなるこの問題、真剣に考えてみると意外と面白い?かもしれません。
介護が必要である国とそうでない国の違い
直接介護の仕事とは関係の無い話かもしれませんが、少し理解してもらう事でその「必要性」が理解できるはずです。
では何故介護が必要になったのか?これは国の発展と大きく関係しています。
世界では必ずどこかで戦争が起きていると言われます。
実際今もどこかの国で、宗教紛争や内乱等が日々行われています。
日本は今、そして出来る事なら今後も戦争がない国です。実はこれが介護と大きな関係を持っています。
戦争があると人間はまず「戦いに行かなくてはなりませんし、相手に勝たなくては」なりません。
そのため、その大半の費用は戦争に注ぎ込まれます。その昔日本でもそうでした。ではその頃の介護って気になりませんか。
実は、戦争をしていると介護なんて置き去りでしかないのです。
戦後の発展と因果関係を持つ介護という問題
日本が戦争をしたその昔、「現在よりも寿命が短かった」という事です。
太平洋戦争があった当時、日本の平均寿命は男女ともに50歳代であった事をご存じの方は少ないでしょう。
50歳というと、まだまだ現役であると言えますよね?という事は必然的に介護はそれほど必要ではなかったという事です。
更に日本は戦後大きな発展を遂げています。この時「医療」も大きな進化を迎えています。
その事で平均寿命を伸ばしてきたと言えます。
この事から戦争と介護という、一見全く関係のなく見える両者ですが実は大きな関係があるのです。
介護はもはや身近な仕事になった
筆者は現在30代半ばですが、まだ学生だった頃に介護という仕事を聞くと「なんとなくイヤな仕事」というイメージしかありませんでした。
それもそのはず、筆者が中高生の頃であった1990年代は介護職はあまり前面には出ていなかった時代と言えます。
どちらかと言うとバブル崩壊後であったとはいえ、「若者が介護を率先してする」なんて考えはあまり無かったように感じます。
むしろ若者が介護をしていると「親切」という見え方が非常に強く出ていた、そんな感じでした。
ですが、2000年が近くなり国も介護が重要かつ深刻な問題となってくると考えました。そのため、この介護を「保険のもと」で運用しようと動き出します。
それが今の介護保険になる訳です。医療保険と同じで、介護もこの国の基盤を支える立派な仕事となりました。
保険で賄う事業だからこそ、私は医者も看護師も介護士も同じ土俵だと思っています。
介護の仕事は無くならないのか?
こう思って筆者は介護の仕事を目指した!、、、訳ではありませんでした。
純粋に親族の介護をしようと思い介護の世界に飛び込みました。
結果として今日まで介護の仕事は無くなっていません。では今後はどうか?とても気になるところではあります。
先に結論を出すならば「介護の仕事は120%無くならない!!」と言えます。
とある企業が調べたデータに「今後10年で人がやらなくてもよくなる仕事」というものがあります。
これは毎年更新されていて非常に面白いのですが、じつはこの中に介護も含まれています。悲しい事に。
根拠はそれなりにあるのかもしれませんが、「そう言われ始めて」実は10年近く経っているのもです。
収入の話は別として、この仕事はやってきたから言えますが「人間でなくては出来ない仕事」であり成り立たないと言えます。
人の手があるから人は助けを受け入れる。昔、私の師匠が言った言葉です。ターミネーターのような機械の手がオムツ交換なんて想像出来ません。
介護は正直「どう」なのか?
この言葉「どう」には色々な意味が含まれます。それは人によって色々な捉え方もあります。
お給料であったり仕事の辛さであったり、はたまた楽しいのか?これは今から介護をしようと考える人、また現在介護従事者である方も常に考えていたりします。
介護未経験者に介護のイメージを聞くと?
介護未経験者に、総合的に見て現在のイメージを聞くと「3K労働、楽しそう、お給料が安い」といったものでした。
仕事としては一般的となりましたが、まだその入り口に対するハードルが高いようにも思えます。
実はこのハードル的要素、良くなる傾向は今後もありません。良くなる要因が見当たらないのです。
今の日本は「介護を必要としているけれども、それを充実させるためのお金がない」という状況です。
しかも介護従事者を救うには沢山のお金が必要です。現金な話ですが、これが現実です。大儲けなんて出来ません。
ですから今もどこかで介護をしている方々には頭が下がります。